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「青春時代」


わたしは中学時代に
“いじめ”にあったことから
“友達”というか“人”が
怖くなった。


高校時代は 
先生にも友達にも恵まれて
笑顔の毎日を送っていた

 
でもね、
どこか信じられなくて
いつもどこかで怯えていたように思うわ。

笑顔のうらで
悪口を言われている?
今、わたしを笑ってた?

そんなことばかり気にしていたの


今日ね
高校時代の友達が面会に来てくれた。

卒業してからだから
40年ぶりになるわね。

卒業アルバムを持って来てくれて


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全てが懐かしい思い出で
溢れていたわ。

この頃の“合格発表”の様子


“合格発表”は学校前に張り出され、新聞にも掲載されたのよ。

今じゃ“個人情報保護”から
パソコンで自分だけの合否を確認だもの。
時代を感じるわね🤭

学校祭の展示案内


手書きが新鮮でしょ?
パソコンなんて便利な物はなかったものね。


でも
便利なものはなかったし、
校舎も木造で古かったけど
楽しかったのよね。

学校祭“行灯行列”


放課後遅くまで残って
手作りしたのよ。
最終日に街中を練り歩き
最後は学校のグランドで
燃やされ
“キャンプファイア”の
火になった。


その火を見ていると

何故だか涙が出てきたわ。


今では考えられないこと
ばかりかもしれないし
古くさいかもしれない。


でもこれが“青春”だった。


みんなで考え、工夫をし
クラスのために最大限の努力をする。

だから喜びも悔しさも
本気でさらけ出せたんだ


アルバムの中でのわたしは
何の迷いもなく
笑っていたわ。


たしかに中学時代は
苦しかったけど
それはずっと続くことでは
なかったのよ。


わたしは
最高に“いかしてる”
友達と先生に巡り会え、

最高な青春時代を一緒に
駆け抜けることが出来た


そんな友達に
今日はうまく
言えなかったことを
今度は必ず伝えるわ。



「あなたを疑って
     ごめんなさい」


あの頃のあなたも
今日のあなたも


「いつも
  朗らかな優しさに
   溢れていたわ」
   









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