わがままボディの末路#1
こんにちは👋N.です。
私は中1までは、どちらかといえば35kgのガリガリちゃんだった。
中学生になり気が付くと56kg前後まで太っていた。
本格的に太り出したのは、大学を落ちて浪人するために東京で独り暮らしを始めてからだ。
お米を一回に3合食べても足りず、毎日のようにMacを買って食べていた。
ある日スーパーに行くと、
「下半身、ヤバくね?」
そう言いながら、私を見て笑っている人がいた。
私のことではなかったかも知れない。でも少なくとも私にはそう感じた。
確かに上半身に比べて、下半身の方が明らかに大きかったからだ。
そのため女性用の服より、体型をごまかせる男性用の服を選んで着るようになった。
どんどん自分に自信が持てなくなり、出歩くことが少なくなっていった。
一応浪人中だから、レッスンには毎週行かなければならない。でも外に出るのが怖くて、行けないことが増えていった。
母はそんな私の様子を心配して、
「きっと病気だから病院に行きなさい!」
と、何度も何度も電話で言ってくれた。
だけど私は「病院に…」と言われることが苦痛で、電話にも出なくなった。
“これじゃダメだ!”とわかっていても、その瞬間からもう食べてしまう。
どうしても、食べずにはいられない。
そんな自分が嫌でイヤで仕方なかった。