“他愛”の中にある「愛」
今は一日の大半をスマホ片手に、なんやかんやと
見ているわ。
スマホがなかったときを
思い返しても
全く不便はなかったのにね
電話はあったし…
手紙もマメに書いていたわ
あの頃はよく話してた。
“他愛もないこと
あれこれと”
“笑い話”も“相談”も
マックの“蛍の光”を聞く時間まで
「他愛のない話を」
ずっとね。
そんな話に
“愛という字”がつくのって
何だか素敵な気がしない?
あたたかい漢字(感じ)
“ことば”って形はないけれど、
忘れられない記憶になる
だから久しぶりに
会ってみない?
懐かしい友人に
遠くで暮らすあの人に
あなたの表情
あなたの身振り
あなたの癖
あなたのエクボ
あなたの温度
忘れていた何かを
思い出せたりするかも
しれない
“他愛”の中にある「愛」
そこにあたたかな
何かしらの“愛”がないと
話しは途切れてしまうから