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Photo by
haruc1112
木造校舎物語#初恋編①
こんにちは👋N.です。
『木造校舎物語』
(需要はないかも?ですが)
私が高校3年間、一途に好きだった人のお話。
出会いは入学式。
みんなが緊張して座っている教室で、とてもにこやかに挨拶して入ってくる坊主少年がいた。
たまたま私の隣の子と同じ中学校だったらしく、「おはよう!」って言って来た。
最初の印象は
「馴れ馴れしい感じ」
でも出会ったその日から妙に気になる存在になり、その気持ちは親しくなるにつれて大きくなっていった。
私も高校野球に興味があり、(当時)PL学園の桑田選手が大好きでよくその話をしていた。
するとある日、
「野球部のマネージャー
になってくれない?」
と、声をかけてくれた。
新入生のマネージャーが見つからないということだった。
“キャーーー💓”
私は彼の誘いで野球部のマネージャーになった。
仕事は多岐にわたり、力仕事も多かった。
それでも放課後も、休日も遠征も一緒にいれる喜び。どんどん好きになっていった。
ある日私の顔が真っ赤だと不意に「熱あるんじゃん?」と、額に手を当ててくれた。
もう“ドキドキ”が止まらなかった。
“そんなことしたら、余計
に赤くなっちゃうよ…
もっと好きになっちゃう
よ。”
この時初めて
『恋』
を意識したんだ。