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「ロードバイクのヒルクライムで道を間違えた話|失敗から学んだこと」
ヒルクライム好きなロードバイク乗りにとって、
未知のコースに挑むのはワクワクと不安が入り混じるもの。
今回も新しい峠に挑戦しようと意気込んで出発しましたが、
まさか道を間違えるという珍道中が待っているとは思いもしませんでした。
朝早く家を出発し、目的地である峠の入り口に到着。
天気は快晴で絶好のサイクリング日和です。
ウォーミングアップを終えて、いよいよヒルクライムスタート。
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最初は勾配もそれほどキツくなく、軽快にペダルを踏んで進んでいきます。
見渡す限り広がる緑、鳥のさえずりが耳に心地よく響き、
ロードバイクで走る喜びを肌で感じながら順調に標高を上げていきました。
しかし、しばらく走ったところで見慣れない分岐に遭遇。
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スマートフォンのナビを確認するも電波が悪く、
地図が更新されません。
「たぶんこっちだろう」と直感に任せて右の道を選びましたが、
これが間違いの始まりでした。
道は次第に狭くなり、舗装も荒れ始めます。
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それでも「いつか正しい道に合流するはず」と前向きに進み続けた結果、
完全な林道に突入。
草が生い茂り、車の通行など到底考えられないような道になっていました。
ここでようやく「戻った方がいいかもしれない」と冷静に判断。とはいえ、登った分だけ下るのは正直なところ悔しいもの。
足も心も折れそうになりながら引き返しを決意しました。
戻り道では、少し気持ちが沈んでしまいがちですが、
そんな時に限って小さな発見もあります。
道端には普段気づかないような野草が咲いていたり、
鳥がさっと木陰に飛び込む様子を間近で見られたり。
ヒルクライムの途中では見落としがちな景色に目を向けることができました。
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無事に正しい道に戻り、
再びペダルを踏んで峠を目指します。
体力はすでに半分以上使い果たしていましたが、
「ここまで来たからには登り切る」という思いが湧いてきます。
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ゴールに近づくにつれて勾配も厳しくなり、
足が悲鳴を上げます。
それでも一歩一歩、
ペダルを踏むたびに達成感がじわじわと広がり、
ついに峠の頂上へ到達。間違えた分、達成感もひとしおでした。
今回のヒルクライムで学んだことは、
「迷ったら素直に戻る勇気を持つこと」。
ロードバイクは挑戦も大切ですが、
無理をしないこともまた重要です。
また、スマートフォンのナビだけに頼らず、
紙の地図も持っておく方が安心だと痛感しました。
これからも失敗を恐れず、未知の峠へと挑み続けたいと思います。
次は道を間違えずに、もっと楽しめるライドにしたいです。
最後まで読んでいただき ありがとうございます。