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江戸時代の歩き方を試してみたら驚きの効果が!つま先着地で体も軽くなる⁉

最近、江戸時代の人々の歩き方に興味を持つようになりました。
きっかけは、友人から
「昔の人は長距離を歩くのに、現代人より疲れにくかったらしい」
という話を聞いたからです

その理由の一つが、つま先着地を意識した独特の歩き方だと知り、どうしても試してみたくなりました。


江戸時代の人々は、舗装されていない道を草履や下駄を履いて移動していたため、自然とつま先や足の外側から着地する歩き方が身についていたそうです。この歩き方が現代の健康や姿勢改善に役立つという話も聞き、興味津々

さっそく、自分でもつま先着地を意識して歩く練習をしてみることにしました。
普段の歩き方は、かかとから着地して足全体に体重を移すスタイル

これは私たち現代人が靴を履いていることに適した歩き方だと言われていますが、これをいきなり変えるのはなかなか困難


最初はぎこちなくて、まるでつま先立ちで歩いているような感覚でした。
でも、何度か練習するうちにだんだんコツがわかってきて、
足を軽く前に出しながら、かかとを地面につける直前で止めるような感覚で、足の指先から徐々に体重を移していくように意識しました。

この歩き方を始めた初日 まず驚いたのは、
普段使わない筋肉が刺激されている感覚でした。

ふくらはぎの外側や足の指の付け根あたりがじんわりと疲れるのですが、
不思議と気持ちがいいんです。

筋肉を使っている実感があるせいか、
「これは体に良さそうだな」と自然に思えました。

さらに、何となく背筋が伸びる感じがして、
姿勢も良くなる気がしました。

普段はスマホを見ながら歩いていることが多いのですが、
つま先着地を意識することで自然と前を見るようになり、
歩くことそのものに集中するようになってきた

二日目以降、実際にこの歩き方で少し長めに歩いてみることにしました。
普段なら駅までの10分が少し面倒に感じるのですが、
つま先着地を取り入れたおかげで
「歩くのが楽しい」と思えるようになりました。

特に驚いたのは、足の疲れ方が全然違う!

つま先着地を意識すると、足全体をうまく使えるので、
筋肉が分散されている感じ
その結果、一部の筋肉に負担が集中することがなくなり、
長時間歩いても疲労感が少ないのです。

江戸時代の人々が長距離を歩けたのも納得です。

さらに数日間試してみて感じたのは、
歩くたびに足の裏の感覚が敏感になってくることです。
普段は靴のクッションで地面からの衝撃を吸収しているせいか、
足裏の感覚を意識することがあまりありませんでした。
でも、つま先着地を意識することで、足裏全体で地面を感じ取れるようになり、それがなんとも心地よいのです。

これが「自然な歩き方」ということなのかもしれません。
まるで、足が地面と対話しているような感覚

また、歩くテンポにも変化がありました。
つま先着地だと一歩一歩を慎重に踏みしめるようになるため、
自然と歩幅が広がり、ゆったりしたリズムになってくる
そのせいか、歩いているだけなのに無心になれる

特に朝や夕方の静かな時間帯にこの歩き方を取り入れると、
リラックス効果が倍増
まるで江戸時代にタイムスリップしたような気持ちで、周りの景色もいつもと違って見えました。

もちろん、この歩き方には慣れるまでの難しさもあります。
最初の数日はふくらはぎが筋肉痛になりましたし、
つま先に力を入れすぎると足指が少し痛くなることもありました。
ただ、それも数日で慣れました

また、普段の靴だとどうしてもクッション性がありすぎてつま先着地がしにくいので、底が薄めの靴を選ぶこともポイント

全体を通して、つま先着地を意識した江戸時代風の歩き方は、
健康にも心にも良い効果があると感じました。

ふくらはぎの引き締め効果もあるので、
ダイエット中の方や運動不足を解消したい方にもおススメです。

なにより、歩くことがこんなにも楽しくなるとは!
江戸時代の人々の知恵には本当に驚かされます。

この歩き方を続けることで、
健康だけでなく、日常の些細な時間にも新たな楽しみを見つけられるようになった気がします。

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