始まりの日
少年のような早起き
2025/02/12
思ったよりも早く起きる。予定は8時だったのに、起きたのは6時。
まるで遠足が楽しみだった幼き頃のような朝。
寝たのは24時、目はギンギン。
なぜなのか?
簡単よ
その日私は、大阪遠征の出発の日であった。
紆余曲折あって、大阪で1ヶ月、仕事をすることになった。
→それまでのバタバタはまた別の機会に
マンスリーマンションを予約を前日に完了させ、
最終日の仕事を終えてから、急いで帰り荷造りをし、
ワクワクとドキドキとちょぴっとの不安もありながら眠りへ。
うん、おかげで目がギンギンです。
東京駅へ向かい、お土産と、駅弁を買って新幹線へ。
早めの時間だったからか、空きまくりの自由席に感謝して向かった。
到着し、バカみたいに重いキャリーバッグを引きながら、
契約していたマンスリーマンションへ向かう。
基本はポストに鍵があると言われて開けてみた、、、、
あれ?
鍵ないんですけど、、、?
スマホを見たらあら大変、鬼ような着信履歴。
折り返してみると、、、
管理会社「ほんとにすみません!給湯器が壊れてしまっており、ご入居ができない状態となってしました、、」
・・・・・はい??
波乱が早くないか??
ちょぴっとの不安が急に大波になってますけど大丈夫そ???
管理会社「ただ、別のお部屋を用意してまして、数日ほどそちらでお過ごしいただきたいです。明日には業者が入って修理できる予定なので。。。。」
・・・・あっっぶね〜〜
大阪初日ホームレスはきつかった〜〜
セーフ〜
なんだかんだ大荷物を抱えて、指示されたマンションへ
・・・・なんだこの感じ、、、
エレベーターホールから、えも言われぬ異臭?というか匂い?
80年前のビルに入った時の独特な香り #そんなビル知らない 。
恐る恐る指定の部屋の鍵を開けるとそこには、、、、
ふつーの部屋
可もなく不可もなし、マンスリーマンションの一室。
一応リノベはしましたって感じがある一室。
感想としては、
ベットがカチカチで石の上に死んだ布団、身体死んじゃうよ?
ってくらいかな。
つなぎの部屋だしとりあえずってことで、荷物を出し、
急いで職場へ向かう。
もちろん部屋の変更のおかげで遅刻ギリギリ。
これに関してはシンプルに恥ずいのでダッシュ。
薄く雨の降る中、指定されたビルへ向かう。
冷え切った身体、
相手方の会社の方に開けてもらい部屋の中で移動。
挨拶を済ませ、軽い雑談、
そしてお仕事の説明に移っていった。
そこでふと気づく。。。あれ。。。?暖房は。。。??
そう、その一室は極寒だった。
どれくらい極寒かって??
簡単いうなら、
「風がないだけでほぼ外」
これが正しい表現であろう。
ほんとに寒かった。。。。
思い出しても震え出す、、、
暖房はついてるが、広すぎる部屋を温めきれず、
向かいのドデカ窓によって全てに冷気を取り込み
極寒と化していた。
よく見たら会社人上着に脱いでない、、、、
なるほど、
これがデフォルトね
私は理解した。
なるほど、戦いはここでもう始まっているということか!
#別に通常らしいことは後日知ることとなる 。
なんだかんだ雑談と、仕事の内容を聞き、
震えながらメモをしたりアカウントをPCに入れたりなど作業をし
初日が終了。
帰る前に誓っていた。
【絶対にUNIQLOで極暖を買う】
震えすぎて筋肉痛になりかけているふくらはぎを摩りながら、
強く誓っていた。
新大阪駅を経由し、かりそめの部屋に帰り、着替え。
即座に大阪、難波へ向かう。
到着して思った。
・・・人間多くね??
東京の人間の多さとはまた違った感じの人間の多さ。
小さな場所に密集しているような感じ。
みちみちでぱんぱん
そんで外国人多いな〜って思いながらグリコへ
外国人と一緒に写真を撮り、散策へ。
食べ歩きを食べるに歩くだけ。
ほぼ散歩。多人混み散歩。
そう、なんできたん?という気持ちも芽生えつつ。
すごく光り輝いているお店に入る。
その名も「日本一の串カツ 横綱」
入った理由?
簡単よ、
すーーーんごい光ってた。
だから目についた。
それだけ。
あれ?ほぼ蛾と同じこと言ってる、、、?
うん、気にしない。
ここはね、すんごいよ。
うまいし安いって感じで最高やったね、
なんかビールが180円でガンガン飲んだよね。
おかげて帰り道は腹パンでしたね。
気持ちはちゃんこ食べた後って感じ。
食べたことないけど。
そのままかりそめの部屋に戻った。
途中コンビニで朝ごはんのおにぎりを買い、
冷蔵庫へ入れようと扉を開けた。
そしたらなぜだろう。
ちっさい虫さんがいらっしゃった。
あれ?冷蔵庫にいるパターンであるん?
疑問を覚えながらもティッシュでバイバイし、一旦扉を閉じた。
落ち着くために一旦シャワーを浴びる。
明日の準備をして再度、冷蔵庫の扉をあけた。
あれ?デジャブった?
またちっさい虫さんがいらっしゃった。
さっき潰したティッシュを横目に、再度バイバイした。
まったくまったく。困ったもんだぜ。
こんな時もあるよね、、
急遽だし、清掃しきれてなかっただけだよね、
きっとそうだよね。
私は言い聞かせた。
3度目の正直。
また扉を開く。
うん、いた。
おいいいいいいいいいいいいいい!!!!!
どないなっとんじゃああああああああああ!!!!!!!!
なんで3回も虫おんねん!
ざっけんなよ!!!
どうゆう神経しとんねん!
初日バタバタで最後にこれってなんやねん腹立ちすぎるわ!!!!!
って思いそうだったけど、眠かったのでぬるっと眠りへ
朝見たら虫さんはもういなかった。
最高にテンションだだ下がる初日でしたとさ、
めでたしめでたし。