【バドミントン日記】パート7
【バドミントン日記】パート7
この記事が、バドミントンサークルを探し、公的な試合にも出たいな、そして、自分でサークルを立ち上げようと思ってる方の参考になれば、幸いです。
●「ガチな試合」に目覚めた?
前回の戸田の大会に出場した(ボロ負けした)経験から、もう少しレベルが高いサークルを探し始めました。
同じサークルの中で、顔もスキルも知ってるメンバーと「笑顔」でプレーするのも、もちろん楽しいですよ。
でも、やはり「ガチな試合」には、それとは別の魅力があります。
ずーっと「二軍」だったけれど、高校の部活でバドミントンをやっていた血が騒いだのかも知れません。
このころ、ちょうど、娘が高校に進学するタイミングでした。
高校生になれば、土曜日に部活動があることは分かっていたので、3月末で娘は『退会』すると決まっていました。
だから「子供と楽しくバドミントン」の条件は「必須」ではなくなる。
現在は、この小学校の体育館へは、バイクで片道25分。雨の日は電車とバスを乗り継いで1時間越え。
自宅の近くにバイクで10分ぐらいで行ける体育館が二つあることも分かっていました。
以前、団体戦のメンバとして参加した戸田市のサークルの体育館には、片道で40分以上掛かります。
だから、自宅近くの体育館でプレーしているサークルを探し始めました。
●新たなサークルを発見
サークルは直ぐに見付かりました。
そのサークル『F』(仮称)のホームページには、
「毎日プレー出来ます!」と、信じられないような言葉が躍っていました。
お決まりの「初心者歓迎」の文字も。
半信半疑でそのサークルのホームページの開催スケジュールを見ると、
本当に、ほとんど毎日、どこかの市営体育館がおさえられていて、プレーが出来るようにはなっていました。
私の自宅の最寄りの体育館でも開催されるので、さっそく参加してみることにしました。
この当時「F」には「入会金」という制度はなくて、サークルの代表者とラインで友達になると、サークルのホームページで参加予約するための「パスワード」が送られてきました。
そのパスワードを使って、さっそく参加可能な「枠」にエントリーしました。
●サークル「F」に初参加
開始時間の10分前ぐらいに体育館に到着。
その体育館はバドミントンのコートを八面とれる広さでした。
ロビーには、いかにもバドミントンをやりそうな人たちや、柔道着を着た人たち、さらには弓道の人たちもいました。
しかし「F」の人は見当たりません。
開始一分前、不安の波が打ち寄せてきたころ、やっと「F」のロゴが入ったTシャツを着た人を発見。
その人に「今日、参加予約した者です」と挨拶しましたが、淡々と「はい、よろしくお願いします」と言われただけ。
とにかくその人にくっついていって、その日に割り当てられたコートに行き、ポールを立て、ネットを張りました。
ネットを張り終え、適当にストレッチを始めたころには少し人が増えてきました。
●基礎打ち
「社会人向けバドミントンサークル」は、だいたいプレーの前に30分程度の「基礎打ち」の時間を設けています。
「基礎打ち」とは、試合形式のプレーを始める前に、おおよそ以下の種類のショットの「練習」をすることを言います。
・「ドライブ」⇒ほぼ水平に、ネットすれすれの高さで早い打球で打ち合う。
・「ドロップ」⇒自陣のコートに高く上げられたシャトルを、オーバーハンドストロークでネットを越えたらすぐに落下するように打つ。
・「ヘアピン」⇒ネットに近い位置にて、ネットを越えたら直ぐに垂直に落下するようなシャトルを打ち合う。
・「クリアー」⇒お互いにコートの後方に立って、相手側のコート後方を狙って、オーバーハンドストロークで高くて飛距離のあるシャトルを打ち合う。
・「スマッシュ」⇒コートのやや後方に高く上げられたシャトルを、最大のパワーで相手のコートに打ち込む。
・「プッシュ」⇒ネットのやや上方に飛んできたシャトルを、素早いタッチで相手のコートに打ち込む。
ショットを打つ順番はサークルによって微妙に違ったりしますが、基本的にこれらのショットを「基礎打ち」で練習してます。
当然ですが、「基礎打ち」には、「相手」が必要です。
しかし、誰も知っている人がいないサークルに初参加した私には、気軽に相手になってくれる人がいません。
ストレッチをしながら観察していましたが、明らかに誰かとペアで参加している人がいるかと思えば、一人ぼっち(単独)で参加している雰囲気の人もいます。
なるべく優しそうなオーラを出していて、単独で来ている人に狙いを定めて、「基礎打ち、お願いします」と声を掛けました。
《続く》