高配当馬券の購入:馬券点数
先週高配当の買い目を用意しながら、買い目点数減らしたくて的中馬券を削ってしまう失敗を2度起こしました。この原因は、買い目点数の論理的根拠をもたないままレース購入しているためです。
以前PATの購入点数が最大50点までの制限があった時期がありました。現在はこの制限ありませんが、私には買い目点数を50点以内に抑えたい感情が出来ています。このバイアスを無くすため検証します。
武河内レース集計表*から、三連複とワイドの平均配当を確認考察します。
*単勝オッズ30倍以下が9頭以上いたレースのみを対象に2011年12月以降のレースを記録しています。
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以下から、対象レースを選んで100%的中できるとするなら、
三連複は376点
ワイドは82点
以内であれば100%回収できると考えられます。
高配当馬券の三連複25,000円以上から見る
以下から、対象レースのみ選んで100%的中できるとするなら、
三連複は1050点
ワイドは184点
以内であれば100%回収できると考えられます。
しかし、対象レースのみを選ぶことは不可能です。この母集団は全10162レースから絞られた3041レースで発生率は30%です。
25,000円超のレースを狙った買い目のみ購入するアプローチを採用するなら的中率は30%となります。ゆえに
三連複は315点
ワイドは55点
以内で100%回収を目指せると想定できます。
高配当馬券の三連複25,000円超を狙う場合の購入買い目の足切りライン
三連複は、25000円以上の買い目をから最大315点まで買う。
*なお私は、買い目金額抑えたいので三連複でなくワイドを購入してます。
ワイドは、1レースで3つの結果があるので複雑です。この母集団でも以下の様に最小配当は200円程度です。
このゾーンは削っても回収に影響はないです。統計から足切りラインを考えます。母集団の平均値は6131円(95%信頼区間は5985円~6277円)、中央値3910円、最頻値1530円となりますが、最頻値を目安にするのが過去経験からは腑に落ちる気がしますが、中央値目安にしても信頼区間からは点数をかなり絞れるメリットがありそうです。
基本ルールとして、私が100%的中できると構築した買い目から最大55点までに絞る。低配当の買い目はこれまでより大胆に削ることができそうなので実行性は高いです。
実践で難しいのはワイドの配当は購入のタイミングだとレンジがあって結果と乖離がでる点があります。