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言い訳が嫌いすぎて 日々困っている
デザイナーにあるまじきセンスのサムネだが、言い訳が嫌いすぎて日々困っている。
つい最近、言い訳嫌いリミッターがついに天元突破し、
仮にも会社の一番えらい人の奥様(当然年上)に対して、ブチギレてしまった。
めちゃくちゃ反省してるし、奥様からもお叱りを受けたので、本当にありえないくらい反省してる。
でも言い訳が嫌いなのは変えられないんだよな
言い訳する人間が嫌いなんですけど!??!?!?
自分語りだけど、私は「でも自分は〇〇だから出来ないんだよねw」などと言い訳するのが、本当に出来ない。
なぜなら言い訳する人間が本当に嫌いだから。
これは深堀りすると、義務教育期間に適切な人間関係の築き方と、自己肯定感を養えなかった心の闇に直結するので、今回は割愛するとして。
とにかく、私は一種の強迫観念のように「言い訳をしてはいけない」と、自分を定義して、強く戒めている。
欠点だらけの自分が「普通の人」になるためには、一切の妥協をしてはいけないからなのだ。
「歳だからさ~」ってずるい
私の勤め先は、絵に描いたような平均年齢の高い、地方の中小企業だ。
少人数ゆえ、大企業のように仕事の割り振りがきっちりしていないので、
私は広報の仕事以外にも、色々と社内のことを舌打ちしながら、日々捌いている。
当然個人のスキルも相応のレベルが求められるので、出来る人と出来ない人の境界線も、はっきりと浮かび上がる。
前述の通り、平均年齢が高い弊社は、仕事以外でパソコン使うことなんてない!みたいな人が大半だ。
というか、家帰ってからもパソコンの前に座ってTRPGしたり、note書いたり…って日夜何かしてる私のほうが、よっぽど特異なケースなんだと思う。
家にパソコンあっても、「OSがXPとかな気がする~」って言ってる人いたし…。化石か?
世代的にパソコンに慣れていない、あるいは使う機会がなかったというのも仕方ないし、
むしろそれでもどうにか使おうと仕事で頑張ってる点に関しては、本当に褒めちぎるべきなんだけど、
会社のおっちゃんおばちゃんたち、なんせ「歳だからさ、覚えらんないんだよね」と、口癖のように言ってくる。
……(^ω^)
アァ~~~~!?!?!??!?!!
ずるくねえ~~~~~~~~?!?!?!?!!!?!?!?!
ずるいずる~~~~~い!!!!!!!!!切継ずる~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!
私の心の中の幼きイリヤスフィール・フォン・アインツベルンもそう言ってる!!!!!!!!!!!!!!!
逃げ道がない
繰り返すけど、私は言い訳が嫌いだ。言い訳する人間が、ゲロ吐くくらい嫌いだ。
私は世間の思う「普通の人」にならないといけないから、当然年齢なんてものも言い訳に出来ない。
けれど、会社の人たちはそんなのお構いなしに、年齢を言い訳にしてくる。
正直それを言われてしまったら、私は何も言えなくなる。
年上は敬うべし。
人生経験の差は埋められないのだから、そう簡単に変われないことも、年齢のせいにしてしまえば、昭和世代が固まりまくった弊社ではモーマンタイになってしまう。
ただでさえ私は、タイピング速度がワープロ検定1級レベルのTRPGの中でも、筋金入りのテキセプレイヤーであり、
事務に必要なOffice系ソフトや、Adobe系、その他イラスト関係、社内で使う業界特化系のソフトなどなど…。
まあなんせ基本的な部分であれば、言われたら使えるものが多い。
ついでに初めましてのソフトでも、数時間触れば、それとなく習得出来る有能さを持っている。(ぶっちゃけどういう使用目的のソフトかさえ把握しておけば、どこに何があるかなんて大体一緒なんだけどな…)
自画自賛してないとやってられないけど、
私は恐らくじゃなくても、社内では「出来る人間」なので、分からないことがあっても、逃げることが出来ない。
ついでにプライドエベレスト級の負けず嫌いなので、出来ない自分が一家の恥レベルで許せなくて、ありとあらゆる角度からアプローチして、出来るようになろうとしてしまう。
そんな礼儀を尽くし、誰にも言われてないのに努力をしてしまうため、
年齢なんていう、努力じゃ絶対埋められない部分を言い訳にされてしまうと、
「え? じゃあ○○年間何してきたんですか?」
「じゃあもういいよ!! 若くて出来る子の私がやるから貸せ!! 一人でやる!!!」
になってしまう。
でも社会はそれじゃやっていけない
会社に所属している限り、出来ない人に仕事を振らないといけないのが、企業の辛いところだ。
窓際族なんてもんは、中小企業では許されない。
なので一番えらい人に「使えるように教えてやって」と言われたら、私は仕事として教えるしかない。
それが業務の一環とあらば、お金のために私はやる。お金がほしい。
でもこっちが時給○円かけて教えたことを、「歳だからさ~」以外にも、「性格だから~」とか、「マジで何言ってるかわかんないって!」って最初から理解する気もないくせに言われたら、どうしようもない。
私は出来ることが多いので、指導に時間割く暇があったら、他でこの能力を活かしたい。お金がほしいから。
でも社会はそれじゃやっていけない。
もちろん出来ない人のクビをスパッと飛ばす企業もあるだろうけど、
基本的には本人が辞めたいと言わない限りは、雇用し続けるしかないのが中小企業の現実だ。
いなかったらいなかったで、周りの仕事も増えてしまうから。
反省と怒り
もちろん、私の指導方法が悪いという点は大いにあるはずだ。
例えば「これくらい分かるだろ」と思い込んで、ソフト特有の専門用語を連発していないか。
あるいは、もうこんな指導やりたくねえ! ってだるそうにしてる気持ちが、態度に出ていたりしていないか。
なんにしても、私自身の落ち度は必ずあると思っている。
実際叱られた内容もそうなので、そこはめちゃくちゃ反省している。
ただ、ただ…それでも何度でも言いたい。
言い訳すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
努力しても、どうにもならないこともある。
ぶっちゃけ、何度やっても出来ないことだってある。
その気持ちは、私自身が短い人生の中で何度も味わったので、痛いほど分かる。
分かる。めっちゃ分かる。もう言いたくないくらい分かる。
でも、だからこそ、私がゲロ吐いて、時にはしにそうになりながら、
「低能な、普通の人じゃない自分が出来ることは何か」
「クソッタレな人生の中で、これだけは私を裏切らなかったモノ」
「早くしにたくても、まだこれだけは続けたいから、這いつくばってでも生きる理由」
そんな激重感情を抱くくらい創作行為が好きで、必死に考えて、その過程で得てきた大事な大事なスキルを、簡単な言い訳でドブに捨てられたくない。
ビジネスの場でそんな話してもな…もあるので、会社では一切そんなことは言ってないけれど。
なんなら、こんな気持ちを持ったまま仕事してる人のほうが、少ないかもしれない。
しらんがな!!だし、いっそキモ!!こわいよ!!!!ってなると思う。
でも、それでも…私の短い人生を賭けて得た経験を、
私より倍生きてる人が簡単に捨ててしまったら、私ってなんのために頑張ってるんだろう?って虚無になってしまう。
私の大事なもの、これ以上奪われるくらいなら、早く逃げるべきなのかもしれない。
引っ越し代金で貯金ぶっ飛んだから、簡単に辞められないけどな~~~~~~!!!!!!!!(爆発オチ)