【FF14】スカウトされて入ったFCが、FCマスターの不祥事により爆散した話【FF14依存症人間の本当に体験した話】

まずは自己紹介記事をご覧ください。


こんにちは。FF14依存症人間です。今日も変わらず依存症です。
今回の記事では、私がFF14で実際に経験した数ある変なエピソードの中から、

初めてFCにスカウトされ、加入し、そこからFCマスターの不祥事でFC爆散するまでのエピソードをお話します。


当時、FF14を初めて約3か月。
一番新しいメインストーリーも終え、何をするわけでもなくウルダハ(FF14の世界に存在する3大都市のひとつ)をブラブラしていました。

すると…

すいません!FCに興味ありませんか?^^

と、下の画像のようなヒューランの男性から
声をかけられました。

見た目こんな感じのヒューラン(職業ナイト)。髪型はもうちょっとチャラい。口調はさわやかイケメン風


このゲームしてる人はご存じかと思いますが、街中で知らない人から声かけられるとかそうそうないんですよね。しかもTELLで(うろ覚えですが確かTELLでした)。

なので最初、

「?!」

と、すごいびっくりしました。

FCとは簡単に言えば大学のサークルです。
そこに人が集まってなんかワイワイするやつです(説明下手

ゲームを始めてまだ日が短いわたしは、FCがどういうものかよくわかっていませんでしたが、なんとなーくは知っていました。

その声をかけてきた人はFCマスター(FCの創立者)で、FCのメンバーを現在募集している、あなたもFCに入りませんか?とのことでした。

よくわからないけど、なんかおもしろい経験になるかな!と思って軽い気持ちで「いいですよ!」と返事をし、FCに加入するのでした。(いいですよの返事までもうちょっとやりとりはあったと思いますが省略)

すると、イケメン口調風職業ナイトチャラ髪ヒューランFCマスターから

「FCに加入していただきありがとうございます!これ、加入祝いです!
 受け取ってください!^^」

と、いきなりなんか高額なお金と、当時は見たことないレアアイテムをいっぱいくれたんですよ。(なんかのマウントの笛とかそういうのだった気がする。)

(ええ!?いきなりこんないろいろもらっちゃっていいの?)

って感じでした。

まだあなた様のFCに何も貢献できていませんですがよろしいんですか?みたいな。

でも、悪い気はしなくて特別扱いされてる感じに気持ちよくなってました(チョロすぎ)

そして、

「まずはFCハウスを紹介しますね!^^」

ってことで加入したFCのハウスに連れていかれ、庭にはたくさんのプレイヤーがいました。
(結構大手のFCだったみたいで、人が結構いたんです。)

※画像はイメージです。
FCハウスとはFCの拠点のような場所。そこに人が集まってワイワイする部室のようなもの。



そしてまずは自己紹介。

「FF14依存症人間です!今日からFCに加入させていただきました!よろしくお願いします!」

と言うと…

「よろしくねー!」「よろしくお願いします!」「初めましてー!」

と、FCの方々は初めましての私を温かく迎え入れてくれて、FF14のいろんなことを教えてくれました。

FCチャラ髪ナイトイケメン風さわやか口調マスターも、

「困ったことがあったら、何でも聞いてね^^」

と、優しくいろいろと教えてくれたのです。

(こ、これはとてもいい場所なのでは───!?)

それまで、ずっと一人でゲームを進めてきた「ジャングルの獣だった私」は、その優しい人の温もりに触れ、なんともいえない気持ちになっていきました。

人の温かい心に触れ、徐々に人間の心を取り戻していくFF14依存症人間。


その後はFCメンバーといろんなコンテンツに参加したり、FCマスター主催でなんか色々したり、「FF14ってこんな楽しみ方もあるのかー!」と、いろんな楽しみ方を覚えていき、楽しい日々を過ごしておりました。


……時は経ち、FCにもすっかり打ち解け、フレンドもそこそこでき、まるで第二の故郷のような感覚でFCライフを送っておりました。

しかしそれとは反対に、時折FC内で妙な違和感を感じることもあったのです。

1,FCメンバーのほとんどが女キャラ。(FCにいるキャラクターの9割以上が女キャラ。男キャラはFCマスター含め2人くらいしかいなかった。)

2,FCマスターが雑談中にさりげなくプレイヤーの性別を探ってくる。(彼氏いるの?(プレイヤーの性別も分からないのに”彼氏”と言っている)や、不自然なタイミングで身長何cm?など、直接的ではないけどプレイヤーが女性か男性か特定できそうな質問や、明らかにいらない情報を突然聞いてくる。)

3,VCにめっちゃ誘ってくる。(結構しつこく誘われました。)

ただ、1に関してはたまたまかなー?て思ってましたし、2についてもあんまり勘ぐるのもよくないと思いスルーしてました。3についてはあんまりしつこい時はちょっと嫌な感じはありましたが、FCマスターとの関係が悪くなるのも面倒だったのである程度は我慢くらいな感じでした。



───そして事件は起きました。


ある日、いつも通りFF14にログインしFCハウスに行くと何やら不穏な空気が流れていました。

「どうしたの?」と仲のいいFCメンバーに話を聞くと、

どうやらFC内のメンバー(仮に名前をAさんとします。性格もよく、誰からも好かれていたメインメンバー)が、FCを抜けたいと言っているとのことでした。

(あんなにFCで楽しく過ごしていたAさんが突然どうしたんだろう?)

そう疑問に感じましたが更に話を聞くと、

1、Aさんには元々彼氏がいた。
2、FCマスターはそれをわかっていた。
3、わかっていたけどAさんに手をだしてしまった。
4、それによりAさんと、Aさんの彼氏FCマスターが揉めている

とのことでした。

そしてそのことにより、Aさんの他にもFCマスターはFCの女性メンバーに手をだしていたこと。FCマスターには彼女もいたとかいなかったとかいろんな話が明るみになったのです。

Aさんは「もうFCにはいれない。わたしのせいでこんなことになってしまい本当にごめんなさい。」と、FCメンバーに告げFCを脱退したのでした。

それに対してFCマスターも、「FCやめます。」という始末。他メンバーはそれに憤りを感じ、「FCはどうするのか?」「他のメンバーに引き継ぐのか?」「もしFCを解散するとなった場合、今いる大勢のFCメンバー達の行き場所はどうするのか?」等、FCマスターと古株のメインメンバーで話し合いが行われたのでした。

入ったばかりの私は行く末をただ見守ることしかできず、日々が過ぎていきました。

時は経ち───

結果的にFCは解散。悲しいですがAさんはゲーム自体をやらなくなってしまいました。FCマスターは「責任をとってFF14自体を引退します。」と言っているとのこと。

そしてそのFCの元古株メインメンバーが避難所として新たにFCを設立。
数年経った今でも、みんなの心の拠り所となる素晴らしいFCとして活動しています。

私は、というと居心地のいい場所だっただけに残念な出来事ではあったけど、当時仲の良いメンバーとは今でも繋がっていてたまに遊んだりしてます。




そんなFC解散事件も、だんだんと記憶から薄れていったある日。

「さて今日は何をやろうかな。」
そう思ってリムサロミンサをぶらぶらと歩いていると、何やら見覚えのあるヒューランとすれ違ったのです───

「……わたしは、何も見ていない。」


ー終ー

















 



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