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巷で話題のIDとオポネントについて

はじめまして、愛知県でポケカプレイヤーとして活動しているチン・ゲンサイ田中です。

巷ではオポネントであったりIDであったりといったシティリーグ関連の話題が尽きません。そこでオポネントであったりIDであったりを詳しく知らなかった私は、いろいろ調べ何となくですが理解したので共有の意を込めてnoteを作成するに至りました。

初めて作成するnoteになりますゆえ、誤字脱字や読みにくい点などあると思います。また間違っている点などももちろんありますので参考程度にお読みいただけたらと思います。


オポネント

オポネントとは

正式名称はオポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージという名前みたいです。日本語訳すると対戦した相手の勝率といった感じでしょうか。

つまりは対戦相手がどれだけ強かったかを示す指標ということですね。

オポネントと大会結果

オポネントがどのように大会の順位に影響するのか…
もちろん皆さんはお分かりだと思いますが、

そうです。順位です。順位なんです。

同じ勝ち点の時に順位が決まる値がオポネントになるわけですね。
例えば
勝ち点が同じAさんとBさんがいたとすると、
Aさんのオポネントが65%
Bさんのオポネントが50%
の場合Aさんのほうが順位が上になるというわけです。

オポネントと計算方法

私がネットで調べたところオポネントの計算方法について書いてあるサイトがいくつかありました。サイトごとで若干の違いはありましたが、ほとんど同じ内容であったため自分なりの解釈で簡潔に書かせていただこうと思います。

オポネントの計算は思っているよりも簡単で対戦をした相手の勝率の平均です。つまり対戦相手が勝ち続ければ自分のオポネントも上がっていくという仕組みです。以下例を示して説明します。

例1
スイスドロー5回戦の大会に参加し、4-1だったAさんの対戦相手が
0-5 (0%)
1-4 (20%)
2-3 (40%)
3-2 (60%)
4-1 (80%)
の時のAさんのオポネントは
(0+20+40+60+80)÷5=40
40%となります

例2
スイスドロー5回戦の大会に参加し、4-1だったBさんの対戦相手が
2-3 (40%)
4-1 (80%)
3-2 (60%)
3-2 (60%)
3-2 (60%)
の時のBさんのオポネントは
(40+80+60+60+60)÷5=60
60%となります

もしこのときAさんBさんが同じ大会に出ていたとするとAさんよりもBさんのほうが上の順位となります。

ID

IDとは

正式名称はインテンショナルドロー の略みたいです。日本語訳すると合意の上での引き分けといった感じですかね。

無理やり相手にIDを求めるのは、よくないのでお互い合意の上で行いましょう。

大会におけるID

IDは意味上では引き分けという形を取りますが、大会によってその対応は様々です。実際シティリーグでは両負けつまりは勝ち点0という扱い(多分)になります。海外ではBO3の影響で勝ち点が1になるとか…..

つまりほとんどの人がIDをする機会はないということになります。


なぜIDが話題になっているのか

簡単に言えば、試合数を少なくしトーナメントに行ける可能性があるからみたいです。

これってどういうこと?って思う方が多いと思いますので、自分なりの考えを示していこうと思います。

シティリーグとトーナメント出場

これを説明するにはまず、現在のシティリーグの形式(以降S3)と今まで(以降S1,S2)の形式を理解するところから始まります。

S1,S2では、64人参加の大会で全勝者が2名以下(すなわち最大5回戦)になるまで対戦を行うというものでした。
この成績を二項定理を使って表すと
5-0 2人
4-1 10人
3-2 20人
2-3 20人
1-4 10人
0-5 2人

となり4-1をしても4人がオポネントでトーナメントに参加できないというものでした。

S3からは、上記の問題を解決するために、全勝者が1名以下(すなわち最大6回戦)となるように変更されました。
同様に成績を表すと
6-0 1人
5-1 6人
4-2 15人
3-3 20人
2-4 15人
1-5 6人
0-6 1人

となり1敗までならトーナメントに確実に残ることできるというわけです。


ここまでは何も問題ないというか、むしろ形式としてはよくなっています。
しかし今注目となっているのは、シティリーグ上位卓でのIDつまり両負けです。
なぜIDが話題なのか….それは4-0した人の立場になるとわかります。

4-0とID

S1,2の時は、4-0した場合残り1回試合をすれば大会は終了します。
もし負けてしまった場合でも10人のうちの6人、つまり3/5でトーナメントに出れるということです。

しかしS3は最大6回戦のため4-0していたとしても残りの2戦で2敗するとトーナメントに上がれる可能性が1/15となるため、かなり確率は低くなってしまいます。

もちろん、ここで「2敗するのは弱いから」や「勝てばいいだけ」など言いたいこともわかります。しかし4-0から2敗してトーナメントに上がれないのが自分の立場だった場合はかなりしんどいと思います。

ここでIDという選択肢が出てくるというわけです。
S3の場合5回戦を4-0で迎えられるのは、多くて4人。そのうち1組がIDを行うとどうなるでしょうか。
5回戦終了後、全勝者がIDを行わなかった対戦卓の勝者のみとなるのでシティリーグの予選が終了するわけです。
5回戦で終了しているのため、4-1になるのが11人となりそのうち7人がトーナメントに出場できることになります。

もちろん5回戦で勝ち確実にトーナメントに上がるということもできますし、IDを選択することもプレイヤーには権利があります。

有料部分の内容

私チン・ゲンサイ田中が考えたことをだらだらと書いたメモのようなものになっています。
IDをするべきなのか、しないほうがよいのか自分なりの結論も書いたので、もし読みたいという方がいれば購入していただければと思います。

ここまでで読むのやめる方へ
こんな拙い文章ですが読んでいただきありがとうございました。

よいポケカライフを!

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