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私の卵子凍結レポート②〜なぜ卵子凍結を決心?〜

前回30歳になったと同時にAMH検査をしたというお話を書きましたが、ではいよいよ卵子凍結をすることを決心するまでをお話しようと思います。

30歳当時地元で就職していたのですが、コロナ禍も徐々に開け、そのタイミングで転職をし上京しました。新生活でいろいろとバタバタしたこともあり、すっかり卵子凍結というワードも頭から忘れ去られていました。生活に慣れ、徐々に落ち着いてきたころ、テレビ番組やネットニュースなどで卵子凍結について耳にすることが増えてきたのです。昨年タレントの指原莉乃さんが卵子凍結したことを公表したことが記事になっていました。そんな時そういえば、私のAMHの値ってどうなったのだろう、と気になるようになり再度東京のクリニックでAMHの検査をしました。(本来は同じクリニック、同じ方法で検査するこが推奨されています)この時点で32歳になったばかりのところで、前回から約2年が経過していました。そこまで大きな変化はないだろうと思っていたのですが、結果は2.32。2年の間に確実に数値は下がっていました。

現実は甘くないなぁ🥹と、いよいよ不安になった瞬間でした。その時診ていただいた先生にこの値はまずいのか、例えばピルを飲んで生理を止めたら卵子はこれ以上なくならないということではないのか、など尋ねましたが、「数値はわかりやすく言うと、例えば近い将来妊娠しようと思ったときに半年トライして自然妊娠しなければすぐ不妊治療しましょう、という値です。ピルを飲んでも卵子がなくなることは止められません。」ということだったので、やはり卵子凍結を一旦視野に入れてもいいのかと思うようになりました。

この時彼氏はいたものの、まだお付き合いしたばかりで結婚を考える段階にはなく、自分自身で考え、費用、体験談などを検索し始めました。やはり一般的に言われている妊娠に適しているといわれる35歳までの卵子を凍結するほうがいいという結論に至りました。

そこから徐々に情報を集め、東京都は卵子凍結について保管費用分も含め最大28万円の助成金の制度があることなども知り、仕事に慣れてきたところで卵子凍結を決行することにしました。病院探し(東京都の助成金対象であるか、など)、東京都の卵子凍結に関するオンラインセミナー参加(助成金を受けるためには参加必須)いつの生理周期でやるのか、費用面、体調など考え、ちょうど33歳になるタイミングで卵子凍結をしました。

次回はクリニックの選定、卵子の保管について自身の経験を書きたいと思います。

⚠️この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています
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