15杯目🍸自分の意思でお手本を選びたい

こんにちは！今週もおつかれさまでした。

13杯目のWeekly STAIRS TALKでは、執行部 「なるさん」の紹介を通じてコミュニティサポーターの仕事について語ってもらいました。そして今回は、仕事と場を選んできた葛藤、新しい仕事で責任感を養ってきたことについて聞いていきます。

スマホだけ持って外で仕事をすることも。

なる「物心ついたころから幼児教育に携わる将来を夢見ていました。大学院まで勉強を続け、現場をずっと志してきました。しかし、実際現場では、自分なりに子どもたちと向き合ってきたところを評価してもらえずつらかった記憶もあります。
『一年目はとにかく学べ』というスタンス。既にお手本の動きが決まっていて、それをなぞっていくことを求められている。もちろん学ぶことも大切だと認識しておりますが、学んだ上での想いやアイデア、強みをどう活かしてもらえるのかを考えていたので、違和感も抱いていました。
お手本をなぞるだけではなく、自分らしく働いてみたい。同僚同士がコミュニケーションを深める時間がなかなか無い中では、その想いを相談できませんでした。」

——これは、新卒時代に感じる「あるあるエピソード」のひとつかもしれません。

なる「大人は見えやすい部分を褒めますが、個性や才能を活かしていくことを大事にしたい。そして、それは自分自身もされたいことでした。

他者に大事にされ、認められて育っていく経験は、とても大切だと思うんです。『自己肯定感』とよく表されますが、自分のいいところを自分で認めて育つことは、将来的に自分のよさも相手のよさも受け容れられる人に育つことに繋がると思うのです。」

——保育教諭という形の決まった職業から一転、創業当初の会社にジョインし、まだ世の中には浸透していない「コミュニティサポーター」職を勤める。自粛以前は、週に一度ベビーシッターの仕事をしつつ、週末は全国のゲストハウスを訪れる生活をしていました。
「パラレルワーカー」になったなるさんは、自分の手でお手本と仕事を選んでいる真っ最中。理想に近づく瞬間もあれば、その分苦労したことも多かったと思います。

なる「尊敬できる人の傍で働きたい！その想いを胸に今の職に就き、お手本選びを自由できる幸せを実感しました。

苦労したことと言えば、異なる業界・異なる職種への転職で、自身のスキル不足に悩んだ時。

プリズムテックにジョインしてからしばらく『会社の成長に貢献したい、代表のアシスタントに徹しよう！』と、出来ることは何でもやる、ボールを拾いまくるぞ！と意気込んでいたんです。

でも、代表との1on1でよく出てくる問いのひとつである『責任を持つこと』や『プロフェッショナルであること』については、自分なりの答えがなかなか出せず、考えては悩んで…を繰り返していました。」

なる「SNS運用やコミュニティ支援に関するスキルをもっとブラッシュアップしたい！そう藻掻いていた時に、新しい挑戦が重なりました。
新しいクライアントさんへのSNS支援、大学生アルバイト・リョウちゃんのジョイン、社外で登壇する機会をいただいたこと。
代表のアシスタントとしてではなく、個として責任を持ち取り組む必要のある仕事でした。

そこで、今までやってきた仕事を言語化しようと努力したのが大きかったと思います。ちょっと無理やりでも、言葉にして、体系化していくのです。
ひとつひとつをこなしていく中で、『コミュニティサポーターをする自分』としての振る舞いが身につきました。そして、色んな人に囲まれて働く中で、職業人としての立ち位置を徐々に認識出来るようになっていきました。

今はプロとしての自信と責任を持ち、頑張れている時期だと思います。」

先週誕生日を迎えたなるさん。「言葉を丁寧に使い、伝える力を養いたい」と抱負を語っていました。素敵な一年になりますように！

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