13杯目🍸コミュニティサポーターの仕事

みなさんこんにちは！執行部の一葉です。

今回は、STAIRS TALK執行部 「なるちゃん」の紹介を通じて、コミュニティサポーターの仕事ってどんなことをするの？今の仕事スタイルに行きつくまでの日々を語ってもらいました。
聴き手は、執行部の美紀さんとnote部部長の雪樹さん、そしてなるちゃんと一緒にプリズムテック株式会社で働くわたし。大所帯です。

それではスタート！

平成5年生まれ　鳥取県出身　2016年お茶の水女子大学生活科学部卒業、2018年お茶の水女子大学大学院人間発達科学専攻修士課程修了後、保育教諭としてこども園にて勤務。2019年よりベビーシッター業務・SNS運用業務を主に行うパラレルワーカーに転身し、同時期にプリズムテックに参画。コミュニティサポート事業・SNS運用支援事業に携わる。

なる「プリズムテックでは、コミュニティサポーターとSNS運用アドバイザー、SNSのコンテンツ制作ディレクションをしています。」

空き時間はSNSチェック、これは学生時代から変わりません。

なる「大学から大学院にかけて発達臨床心理学を学び、卒業後は都内のこども園で保育教諭をしていました。一年間現場で働き、その後はベビーシッターをメイン業務としたフリーランスになりました。

保育教諭を辞めた当時は『これから時間を自由に使えるし、大好きなゲストハウス巡りがたくさん出来るかもな～』とは思っていましたが、具体的に何をしようかは悩んでいて。同じ時期に旦那がフリーランスになり起業の準備していたので、彼が楽しく働くサポートをしようかしら、と。

そんなとき、大学の先輩である一葉さんから連絡をもらい、ご飯をしながら近況をお話しする機会がありました。当時個人的に入っていたコミュニティ（朝渋）のことや、趣味でSNS運用改善に力を入れていることを話したところ、『企業のコミュニティ支援事業を始めるので、手伝ってほしい！』と言われ、最初のうちは言葉の通りお手伝い感覚で、立ち上がったばかりのプリズムテックにジョインさせていただきました。」

なる「お恥ずかしいことに、プリズムテックと出会ったときは、『ITって何の略だろう？』というくらい知識は壊滅的な状況でした。（笑）」

一葉「とは言え、新しいツールの検証は積極的にやってくれる。例えばLINE WORKSをコミュニティに試験導入する時も、いつの間にか機能を調べてくれていて。」

なる「それは趣味なんです。」

一葉「管理画面やヘルプ画面を見て楽しそうにしているし、抵抗が無いのも才能だと思う。」

なる「専門領域が保育・心理学だったので、コミュニティやIT業界の仕事をやりたいという強い志しがあったわけじゃなくて。

一葉さんが好きだし、好きな人のもとで働けるっていいな、役に立てるっていいな、という思いがありました。一葉さんから声をかけてもらえるのが誇らしかったんです。
経営者・フリーランスとして活動している旦那に対しても同じような気持ちを持っていました。わたし自身、スポーツには興味がないのですが、旦那には『興味のあること、もっと面白いことをやってけ！いけいけ！』って思うんです。完全にサポーター気質ですね。」

なる「コミュニティマネージャーをしている一葉さんのそばで１年間働き思ったことは、コミュニティマネージャーの仕事は多岐にわたるということです。コミュニティマネージャーにもマネージャーが要りますよ。コミュマネマネ！（笑）

コミュニティそのものの企画設計、SNS運用、イベント企画運営、当日はMCをすることもある…。コンテンツ制作、コミュニティ内・社内の人と人との調整など…。挙げたらきりがないです。

コミュニティサポーターの仕事も枠組みも、どこまでが範囲かなどを意識せず、コミュニティ活動のお役に立てることはすべてやるぞという気持ちです。保育教諭として働く時も同じ気持ちでしたね。」

一葉「コミュニティを運営していく上で、なるちゃんがいてくれてとても助かっています。保育者として子どもたちの世話をしてくれたなるちゃんが、今はコミュニティメンバーのみなさんや運営チームのケアをしてくれている状態です。輪に入りたいけど一人ぼっちの人は居ないか、才能があるのにスポットライトを浴びていない人は居ないか、危険因子は無いか…。
コミュニティは情報授受の場でもありながら、共通の関心軸を持つ人々が交流するエモーショナルな場。その場に必要な気配り＆心配りをするスペシャリストだと思っています。彼女は発達臨床心理学を学んだバックグラウンドがあるので、常に考えているんでしょうね。」

一葉「なるちゃんにコミュニティサポーターの業務をしてもらっているのには、実はもう一つ別の目的があります。
コミュニティサポーターという名の職業はコミュニティマネージャー同様、今はあまり浸透していませんが、これからますます重要になっていく職種です。」

4/13 東洋経済に、コミュニティマネージャーの記事が。AI時代に新たに生まれる職業としての紹介。

「組織の会話を促し関係を円滑にする、コミュニケーション重視の職業」として「コミュニティマネージャー」職が誕生。#本もぐもぐ pic.twitter.com/TH8WsRmn1r

— 一葉｜プリズムテック (@osake1st) April 11, 2019

一葉「コミュニティ運営を支える業務を適性のある優秀なメンバーが担うことで、その職の価値が高まりあらゆる場で必要とされていくと思います。早めに着手することで一緒に成長出来たらいいなと考えています。プリズムテックが運営しているコミュニティ・STAIRS TALKで実験したことをクライアント様のコミュニティで活かすようにしています。」

なる「誰かの仕事の何かの助けになった・伸びるきっかけになったと言われるのがモチベーションです。裏方が好き。助けたい人、関わりたい会社や事業に、自分が何かをすることによって『ありがとう』と言われることとか。

コミュニティと集団保育は、とても似ているように思います。保育者として子どもの輪を見てきた中で大事にしてきたのは、子どもたちの主体性を尊重すること。保育園は「お稽古場」ではありません。保育者は、お手本でも主役でもなく、子どもたちをよく観察し、足りないもの・もっと面白くするためのもの・仲間を繋げていき、一緒に遊びを広げていくお手伝いをする役割です。例えば、子どもたちの中にもともとある芽を見つけて、保育者が水やりをして、それぞれの花を咲かせるイメージです。

この所作は、コミュニティでの振舞いに似ているなと思います。
2020年6月に開催したCMC meetup MAXの前夜祭に登壇した一葉さんがわたしのことを紹介してくれました。元保育士であること、その特性を活かしてコミュニティサポーターをしていることを。
そうしたら、参加者の皆さんが「あ～保育士さんなるほどな～！だからその視点でコミュニティを見れるのか」って、腑に落ちてくれたんです。
コミュニティを仕事にしてまだ一年程度でしたが、最近合点がいっています。」

CMC meetup MAXをきっかけに、LINE WORKS USER GROUPさんよりイベント登壇の依頼をいただいました！ありがとうございます。
後編もご用意しています。今月のWeekly STAIRS TALKでリリース予定です。お楽しみに☺

9月15日(火)に開催のLINE WORKS USER GROUP主宰のイベントにプリズムテックの植田として登壇します。コミュニティ・STAIRS TALKの事例を紹介しながら、LINE WORKSの活用事例をお話させていただきます。
コミュニティが気になる方はぜひご参加ください💡

2020/09/15(火)　12:10 〜 13:30
運営コミュニティ：STAIRS TALK
「安心してお話しできるコミュニティを目指して～STAIRS TALKの歩みと工夫〜」
素のまんまで真剣に話したい女性たちが、ビジネスからプライベートまで安心してお話しできるオンラインコミュニティ」をコンセプトに運営しているクローズドコミュニティ”STAIRS TALK”を例にご紹介いたします。
LINEWORKSを主にコミュニティを運営してきた工夫や、運営元であるプリズムテックとしてコミュニティデザインする中で大切にしていることをお話しします。

【LINE WORKS 女子会】女性が活躍するコミュニティでの活用のヒント！ (2020/09/15 12:10〜)

STAIRS TALKでは、「働き方や生き方、ライフスタイルや悩みなど、いろんなことをいっしょにおしゃべりしたい！」というコミュニティメンバーを随時募集しております！活動は、LINEWORKSにて行っております。メンバーの所在地や職業などは問いません。ぜひ気になった方はこちらのフォームよりお気軽にメンバー申請してみてください☺

STAIRS TALKメンバー申請フォーム