17杯目🍸地方でコミュニティから学ぶこと

こんにちは！STAIRSTALK執行部です！

今回は、STAIRSTALKの最年少メンバーで、大学生のリョウさんに、高知での学生生活から、コミュニティーとの接点、そこから見える就職や将来についてお話を伺いました。
聞き手は執行部の美紀さんです！

ヒヤマ リョウ
高知大学地域協働学部3年。
茨城県日立市出身。プリズムテック リモートインターン生。
こうち100人カイギ キュレーター。CLS高知 広報担当。
​大学進学を機に高知へうつり、コミュニティや地域メディアを学びながら、​落語をしたり、田舎暮らしをしたり​している。
干しいもが好きすぎて、​ほしいも専門フリーペーパー『Want-MOre』創刊​。
ご飯を食べるのが大好きで、風邪をひいてても食欲だけはなくなりません。

美紀：
リョウさんは高知の人という印象があったのですが、茨城出身なんですよね。なぜ進学先に高知大学を選んだのですか？

リョウ：
進学先に悩んでいる時に、当時の高校の先生が色々な場所に連れて行ってくれたんです。その中で、地域のお祭りに足を運んだ時の体験が印象的で。普通のお祭りなのに、なんで皆こんなに熱量をもってがんばっているんだろう？って。
自分も地域に住んでいる人と話したり、一緒に活動しながら、その熱量を生み出すために地域をお手伝いできたらいいなと思いました。その観点で探していたら高知に変な学部があるぞ、と。

美紀：
たしか、3年間同じ地域に関わり続けて、フィールドワークをしないと卒業できないんですよね。

リョウ：
はい。私は山寄りの地域を選んだのですが、コミュニティセンターの人たちと一緒にイベントを企画したり運営をお手伝いしたりしています。

美紀：
当時やりたいと思っていることができてる！

リョウ：
3年経ってみると、町の人とも深く関われるようになってきました。最初の頃はお客様扱いされていたと感じますし、声の大きい人の声しか聞いていなかったなと気づきます。最近は、本当に拾うべきなのは声の小さい人や、声を上げる気がない人たちの声ではないか…という葛藤があり、調査方法などを見直しています。
座学だけでなく実際に身体を動かしながら学べるので楽しいです。

美紀：
(私も大学生の時にこれくらいしっかり学びたかった…)
学外でのコミュニティ運営に関わるきっかけは何でしたか？

リョウ：
ゼミの先生が様々なコミュニティに顔が利く方で、先生の紹介で100人カイギ、CLS高知などの運営に携わるようになりました。

小規模ながらもちゃんと思いを持ってチャレンジしている人達との出会いの場を作れるのでやりがいがあります。
飲食店のアルバイトはあまり続かないことが多いのですが、コミュニティ運営は長く続いているので、好きなんでしょうね。

美紀：
たしか一葉さんともCLS高知で出会ったんですよね。

リョウ：
CLS高知で私が登壇した時に、一葉さんも登壇されていて。お互い秋田の日本酒が好きということで盛り上がりました。

美紀：STAIRS TALK、酒好きしかいない(笑)

リョウ：そんな条件はないはずなのに(笑)。
コミュニティは良い意味で想定外があるところ、「これが無かったら一生出会わないだろう」と感じる偶発的な出会いの場を作れる点が価値であり面白いです。

美紀：
それはきっとリョウちゃんたち運営の方々が、いい空気を作れているのではないでしょうか！

リョウ：
そうだと嬉しいです。大変なこともあるけれど、皆が思いをぶつけあえる場所を作るためにどうしたら良いかな？を日々考えているので。自分と違う意見を聞くのが好きなので、なるべく皆の意見を引き出すことを意識しています。

高知？と思いきや茨城の実家にいるとのこと

美紀：
STAIRS TALKは、リョウさんにとってはどんな場所ですか？

リョウ：
STAIRS TALKは…理想のお姉さん達がいっぱいいる場所です(笑)。

美紀：お姉さん(笑)。

リョウ：
高知にいると、学生や年配の先生と関わることが多いので、自分より少し年上の女性の方と話す機会が少ないんです。
STAIRS TALKの方々は20代後半～30代が多く、しかも仕事も一生懸命で。そういった方々と、キャリアだけでなく趣味や美味しい物の話もできる事で、視野が広がっています。
完全に仕事でもなく、完全にプライベートでもない付き合い方ができているのが楽しいです。

美紀：
私もリョウさんの話から刺激をもらってます！

美紀：
卒業後もコミュニティ関連の仕事をしたいと思っていますか？

リョウ：
どうなんでしょう…職種や業界は絞っていないのですが、模索中です。
皆が素直に意見を発信できるような空気づくりのスキルを身に着けたいです。地域のフィールドワークやコミュニティ運営でも、場があるだけでは皆が意見を言えるようにならないと痛感したので。

私、アンジャッシュのすれ違いのネタが全然笑えないんですよ。

美紀：ん！？

リョウ：
もう、早く教えてあげて！！ってすごく苦しくなってしまって。間に入って、1つずつ発言を整理したい衝動がわきます。

美紀：
情報の非対称性がストレスになるタイプだ(笑)
たしかに皆の前提を揃えて、同じ方向を見据える場を作るためのファシリテーションってすごく高度なスキルですよね。

リョウ：
ファシリテーションスキルも身に着けたいですが、他人が言葉にしてしまうと、そこで抜け落ちてしまうものもあるので、なるべく本人の言葉を引きだせるような、場の編集力をつけたいと思っています。
そのためにどうしたらいいか全然分かんないですけど。もうほんと、STAIRS TALKの皆さんに1人1人聞いて回りたいです。「どうやって選んだの？なんでこれにしたの！？」って。

美紀：
おお！それ、ぜひやりましょう。周りの年上は活用してなんぼですから。

リョウ：
キャリア壁打ち付き合ってください。企画します！

ありがとうございました！

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