見出し画像

#.3 LUMIX DC-S5M2を全力で褒めてあげたいってお話。〜起死回生なるか〜

カメラって。

写真って。

動画って。

楽しんだもん勝ちですよね🏅

機材なんてその人の嗜好品だから、

その人が満たされてるなら、

それが正義。


どーもみなさんこんにちは🥹

冒頭から黄昏モードに突入してしまいました中年のかつひでございます🍵

油断するとすぐに黄昏てしまう性癖がありますのでお気を付けよ🤲


さて本日のテーマなんですけれど、今回は僕が今愛用しているカメラ

『LUMIX S5Ⅱ』

こちらを全力でレビュー、というより全力で褒めてあげたいと思います。

入門機なのに過度な期待を寄せられていてかわいそうなカメラ🙈


LUMIX S 50mm F1.4


改めまして僕が今愛用しているカメラはLUMIX S5Ⅱです。

販売店の予約開始と同時に予約を入れて発売当日から今も愛用しています。

予約開始から発売に至るまでの数日間は毎日指折り数え待ち侘びていました。

どうしてそこまで楽しみにしていたかというと、それぐらい僕にとって前作の初代S5は名機だったという事です。

S5はSシリーズの入門機と謳われ登場し、高い話題性も手伝ってかそれなりに多くの人の手に渡ったと思います。

入門機というまずは使ってもらう、という役は割りには十分に貢献したカメラなのではないでしょうか。

ところがその代償としてLUMIXのAFはダメ!という現実が世間に知れ渡ってしまったのも否めません。

僕も一度心が折れましたから、、。



LUMIX S 50mm F1.4



一昔前のLUMIXは今ほど低迷していませんでした。

今じゃ考えられないかもしれませんけど、動画を生業とした主にYouTuberが増え始めた頃、当時から動画に特化していたLUMIXは多くのインフルエンサーに愛用されていて、その影響から多くの一般層にも広がっていました。

名機GHシリーズは今なお続くLUMIXマイクロフォーサーズのフラッグシップモデルであり絶大な人気を誇っていたのですが、多くのインフルエンサーに愛用された代償としてLUMIXの欠点も多く晒されるようになり、少しずつ少しずつ人気にも陰りが見え始めてきたのです。



SIGMA 45mm F2.8 DG DN



人気もいつの間にか廃れ、多くのインフルエンサーたちは別のメーカーを使うようになりました。

特に目立ったのがSONYの躍進かもしれませんね。

そんな鳴かず飛ばずのLUMIXでしたが、マイクロフォーサーズマウントは据え置きにしてフルサイズセンサーへの参入を発表します。

Leica・SIGMA・LUMIX3社でアライアンスを組んだLマウントです。


当時の僕はFUJIFILM Xマウントを愛用中でしたので、いいな〜LUMIXはフルサイズミラーレスが発表されて、、。フジもフルサイズ作ってくれぇーーーーッ!と嫉妬していましたよ。
※未だに願っています🥺



NIKKOR Z 24-70mm F4.0



ですがLUMIXが満を持して開発発売したフルサイズミラーレスカメラS1・S1Rは驚くほど巨大な筐体で、ある意味皆さんの度肝を抜いてしまいましたよね。

決して悪い狙いではなかったとは思うんですけど、一眼レフは大きくて重いというレッテルを貼られ衰退していったのに、結局ミラーレスでもデカいんかい!と界隈全員が吉本新喜劇のようにコケちゃってたような気がします😅
※大きい機材好きな方には刺さってましたけどね。


それとLUMIXが衰退していった理由の一つに動画カメラという推しだしが強すぎたんじゃないかな、、と思います。

というのも、我々一般ユーザーって動画は観るけど、そんなに撮らないじゃないですか、特に自撮りなんかしないし。

発売前からインフルエンサーが動画性能は凄い、動画性能がエグい、このカメラの動画性能でこの値段はエグいっすね、、とか言われても全く動画を撮らないユーザーからすれば刺さるはずがないですからね。

スチルユーザーならむしろ、俺が買ってはいけないカメラなんだな、と思わざるを得ない宣伝です。



SIGMA 20mm F1.4




あれ?今回S5Ⅱを褒める回だったような🤔?笑


とまぁ、S5Ⅱをベタ褒めする回なのにLUMIXディスりが止まらなくなりそうなので、そろそろS5Ⅱを褒めまくるぞ💪

とにかく流れが悪かったLUMIX。

やることなす事裏目に出ていた最近のLUMIX。

ここに登場したのが待望の普通のフルサイズミラーレスカメラLUMIX S5 無印です。

よ!待っていました!普通サイズのLUMIXフルサイズカメラ👏

これですよ世間様が待っていたカメラって。

S5って決して小型のカメラじゃないんです。

でも小型に見えましたよね笑

S5って特別凄い機能なんか搭載していないんですがめちゃくちゃ話題になりました。

もしかして今まで発売してきたLUMIX Sシリーズの上位モデルたちは、S5のお膳立てをする為に開発されたのか?そう思わせてしまう派手な登場となりました。


S5はLUMIXがフルサイズでも戦っていけるんだ!と狼煙を上げたような待望のカメラでした。


LUMIX S 50mm F1.4


僕がなぜS5は名機だと呼んでいるのかは、決して優れた性能とか優れたカメラって事を言いたいのではなく、LUMIXの悪い流れを止めて、他のフルサイズカメラと対等な位置に近づいたカメラだからです。

決してS1・S1R・S1Hが悪かった訳ではありません。

むしろ素晴らしいカメラです。

ただ上位モデルたちが尖り過ぎていたのです。

あまりにも上級者向け過ぎるカメラ。

LUMIXのヘビー動画ユーザーの方はLUMIXの映像美に惚れていて、フォーカスの悪さとかは自分の技術で補えたかもしれない、でも我々一般層は申し訳ないがカメラに任せたい、だって他のメーカーのカメラはそうなんですから。



NIKKOR Z 24-70mm F4.0



僕は普段あまりC-AFを使わない使い方をしているので無印S5はとても良いカメラでした。
※正直細かい事を話すと少し不満はあるので、これは機会があれば記事にしてみたいと思います。

そもそもLUMIXが売れない理由ってストレートに言っちゃえば単純にオートフォーカスの悪さなんですよね。

どんなにカメラ内部の機能や性能を上げようとも、オートフォーカスという現代カメラのシンボル的性能が他社よりも数年分遅れている訳ですから、AFを使いたいユーザーはLUMIXを買いたくても買えないってのが現状でした。

これは死活問題です。

無印S5も例外ではありませんでした。

普通のボディーサイズでスチルも撮れる、さらには動画専用機とも言われたS1Hにのみ搭載されていたデュアルネイティブISOなど、LUMIXは下位モデルのS5へも惜しみなく最大限の機能を搭載してくれた。

例えS1シリーズユーザーに罵倒されようが搭載してくれました。

素晴らしいカメラなんです。

ところがAFが、、

うんこ。



SIGMA 45mm F2.8 DG DN




動画を撮影する際カメラ任せのC-AFに設定など出来たもんじゃありません。
※僕の設定の悪さもあると思います。

イルミネーションを撮りに子供と出かけました。

あらかたスチル撮影は撮り終えたので次は動画を撮ろう。

歩く子供を後ろから撮る、なんでもない普通のシチュエーション、夜とはいえイルミネーションの明かりがある。

ごくごく普通のシチュエーションです。

ところが一度離れたフォーカスが戻ってくることはありませんでした。

ずっと被写体を探し続ける最新型のミラーレスカメラ🥺

目の前に居るのに🥺

これは2022年の話ですからね、決して5年前の話じゃないですよ。



LUMIX S 24-105mm F4.0




悲しくなってしまいました。

こんなにもAFが使えないとは夢にも思もっていなかった。

もうマウントは全部Lマウントへ替えてしまった。

本当に後悔した。

Nikonを使っていれば良かった。

そもそも動画なんか俺に撮れるはずないんだから手を出さなきゃ良かった、、。

悲しみ。

悔しさ。

後悔。

色々な思いが込み上がり、カメラ機材を全部売ってやろうかと悩みました。


こちらにも記載しましたが、一度写真への欲求がなくなってしまい心が折れかけた時期がありました。

それでも初めてフルサイズカメラを使った時、あまりにも高画質がゆえに強い衝撃を受けた。

また写真をやりたい! このセンサーでもっと色々な景色を写していきたい!

そんなカメラの楽しさを改めて感じる事が出来た。

そして次のステップとして動画をやろう!と思い、僕が描いていた動画の帝王LUMIXの門を叩いた、、その結果がこれ。。。

また少しの間カメラを握ることはなくなった。

S5は決して悪いカメラじゃない、むしろ写真機としてはハイレゾも搭載してるし僕の撮影用途には合っていました。

高画素機は要らないけど高解像撮影のできるハイレゾモードを頻繁に使っていた僕にとってS5は十分に満たしてくれるカメラだったのです。

よし使い方を改めていこう。


LUMIX S 50mm F1.4


そんな矢先、遂に時は来た。

ファン待望の、待望のカメラ最新作。

LUMIX初の像面位相差AF搭載のフルサイズミラーレスカメラLUMIX S5Ⅱ降臨👏

もう涙が出ちゃいます😭

元々スペックの高いLUMIXのカメラ。

オートフォーカスさえ良ければ、、と何人もの人が離れていった。

もう離れたユーザーは取り戻せないかもしれないけれど、それでもようやく他メーカーと同じ土俵に立てたのです。

感動🥹

はいはい、言いたい事は分かります。

SONYに比べたら今回のS5ⅡのAFも大した事ないっていいたいんでしょ〜

いいんです。

普通で。

今は最下位でもいいです。

だって、僕はこのS5Ⅱでまた動画を撮れるようになったのですから。

AFはとても良いと感じています。

てか逆にSONYのAFってそんなに凄いんですね💦

やはりSONY恐るべしです🥶


LUMIX S 50mm F1.4



今は写真より動画を撮る機会の方が多くなりました。

S5Ⅱは僕に動画の楽しさと同時に難しさを教えてくれています。

前置きが鬼のように長くて、LUMIX同様たくさんの読者様が途中で読むのをやめた頃かもしれませんが、これからS5Ⅱ褒めます🤭爆笑
※いまさらかよ🤣


S5Ⅱキャンペーンに送った写真


S5Ⅱはあのクソファインダー以外悪いところはありません。
※口が悪い🤭

てか最新のフルサイズカメラであれだけ盛り沢山な機能性能を持ったカメラが実質20万円程度で手に入る事自体にまず感謝です。

色々制限はあるにせよ、高い動画性能を持ち合わせています。

スチルはぁ、、、うん。  普通🤭

カメラとはバランスが大事です。

小型であれば良いというのも若干違うと思っていて、このS5Ⅱはあくまでもスタンダードモデルである事を忘れてはいけません。

とてもバランスの良いカメラに仕上がりました。

これからのLUMIXはおそらくこのS5Ⅱを中心に尖ったカメラを出してくるでしょう。

特化型カメラです。

例えばS1H、今登場していれば今よりもっと風向きは変わっていたと思います。

S1Rもそう、少し早く世に出し過ぎました。

Nikon Z9やZ8があれだけ売れているという事は今は性能さえ良ければ大型なミラーレスカメラでもきちんと売れるという実証が得ました。

て事は、このS5Ⅱさえあればこれからはどんなに尖ったカメラを出したとしても、きちんとした性能があれば正当に評価されるという事です。



NIKKOR  Z 27-70mm F4.0


S5Ⅱはあくまでもスタンダードモデルに位置しています。

他社と比べるのはお門違いかもしれませんが、他のスタンダードモデルと比べれば価格は明らかに割安です。

最近のカメラは一時期流行っていた新型=高画素化みたいな風潮は落ち着きを見せ、新型=動画の進化が著しくなってきています。

僕が思う動画の進化とは、即ち4K 120pがノンクロップで撮れるから凄い!とかそう言った事だけじゃなくて、まず基本として、大前提として嫌なブレのない映像作りが大切だと思っています。

三脚を使えばブレません。

ジンバルを使えば嫌なブレは無くなります。

では街中でみんながジンバル持って三脚持って歩きますか?

そんな時代は来ないでしょう。

じゃあS5Ⅱは何が凄いの?

基本中の基本、手ブレ補正機能が抜群です。

メーカー発表の数値だけで判断してもらっては困ります。

S5Ⅱは手ブレ補正の効果が絶大だと思っています。


NIKKOR Z 24-70mm F2.8



僕がカメラを始めた頃は新型=手ブレ補正何段分の効果って進化が主流でした。

あの頃は手ブレ機能もカメラの良し悪しの大きな判断材料の一つだったのです。

ところが最近はあまり言わなくなった。

画素数がナンボ、8Kが撮れる、とかそんなのばっかりが先走っておりますが、基本的に手ブレ補正って我々ユーザーに一番寄り添ってくれる機能だと思うんですよね。

S5Ⅱはこれからフルサイズで写真を始めたい、動画を撮ってみたい、そう言った層に間違いなくオススメ出来るカメラです。

予算がいっぱいある方はZ8でもα7RⅤでも買ってください🫣

僕はオーソドックスなカメラから始める事を強くオススメしたいです。

LUMIX Sの入門機にして中心になるカメラ、それがS5Ⅱです。


ではでは。



次回は僕がこれからカメラを始めたい人は絶対オーソドックスなカメラ、てかマイクロフォーサーズから始めてほしいというお話をしたいですね🫠



#LUMIX #FUJIFILM #Nikon #LUMIXS5#写真 #S5

いいなと思ったら応援しよう!