#.9 SIGMA fpを手放すお話。〜さよならの向こう側🫣〜
2年ほど前からLマウントを使うようになりました。
理由はいくつかあるのですが、一つの要因としてSIGMAレンズが共有出来るというメリットも大きく作用していました。
僕は以前FUJIFILM XやNikon Zを愛用していて、当時はどちらのメーカーも純正レンズしか選択肢がなくてレンズ一つ購入するのにも経済的な厳しさがありました。
※今は続々とサードパーティー製が出てきましたね。
僕はLUMIX S5からLマウントデビューを果たしたのですが、、噂で聞いていたアレ、、、フォーカスがうんち過ぎるという欠点🫣
今でさえ笑い話になりますが、当時は膝から崩れ落ちるぐらいショックで本当にカメラ機材全部売却したろうーか💢オラァー!! でした🤭
もう写欲が上がらない、、カメラを持ち出す気持ちにもなれない。
もう。
引退か。。
本気でそう思いました。
そんな写欲を失いカメラとは無縁の生活を送る僕のスマホには、おそらくAIが『こいつLマウントだよな』と判断しているのでしょう、おすすめでLマウント関連の動画が上がってくるのです。
するとそこには謎の小さなカメラがあります。
カメラ界の切込隊長SIGMAさんから発売されていたフルサイズミラーレスカメラ
『SIGMA fp』
もちろんカメラ屋さんで見た事はありました。
手に取って触った事もあります。
ただ急に、今までなんとも思った事がない奇抜なカメラが、僕の冷めた心の奥底に鋭い矢のように突き刺さってきて、もう離れないのです。
あるブログにはこう書かれていた。
『SIGMAのレンズはサードパーティー製と言われているがfpに付ければ純正だ』と。
素敵なコメントやん🥹
レンズ屋が作るカメラ使ってみたい✨
いつもバックの中にカメラを入れておけば、フッとした時カメラを取り出すかもしれない。
これからは撮影する為に出かけるのではなく、用事がなくてもカメラを持ち歩くようにしよう。
そう思えるようになったのです。
すぐにSIGMA fp レンズキットを購入して早速僕の日常へと仲間入りしました。
ところが違和感はすぐにやってきた。
SIGMA fpのセンサーはおよそ2400万画素相当のフルサイズセンサーです。
なのにダイナミックレンジが嘘みたいに狭い。
SIGMA fp Lの6000万画素高画素機とかではなくてフルサイズとしては一般的、むしろ低画素クラスのセンサー搭載にも関わらずヤバいぐらいダイナミックレンジが狭いのです。
今までマイクロフォーサーズやAPS-Cを使ってきた僕でさえ驚くほどの衝撃です。
慌ててブログや動画でSIGMA fpのダイナミックレンジについて調べる。
するとやはり書いてあった。
白飛びや黒潰れの事例が。
もちろんYouTubeなどでは、とても綺麗な写真や映像を配信している方がいらっしゃるので、きちんと設定を追い込むなりシステムも充実させて撮影に挑めば綺麗な写真や映像を撮る事は可能なのかもしれない。
でも僕は先進技術を存分に使い楽に撮影をしていきたいタイプです。
「ある程度はカメラに任せて微調整は自分の手で」というスタイルがいい。
カメラはマニュアルで撮るとかレンズはオートフォーカスを使わないとか職人気質な方もいらっしゃいますが、僕はオート機能を存分に使い倒したい人間ですので、この先長いことSIGMA fpを使い続けていくのは困難だと判断し来る日に売却する事を決定致しました。
SIGMA fpのデザインは非常に好きです。
コンセプトも好きです。
手ブレ補正が内蔵していないのは今の時代ちと古い設計ですがこんなカメラがあっても良いですよね。
先進的で斬新なデザイン。
他のカメラメーカーとは一線を画した斬り込み方はさすがSIGMAといったところでしょうか。
ただ、なぜこんなにもダイナミックレンジが狭いのか。
僕は決めました。
来る2023年 6月 22日 Panasonicから発売される新型カメラLUMIX S5ⅡXと入替を致します🫡
SIGMA fpさようなら👋
僕はこれからS5ⅡとS5ⅡXの2台体制で写真と動画を楽しんでいくぞ!
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