![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18972004/rectangle_large_type_2_eb75dd238836b3c1610d35f6c5eac596.png?width=1200)
映画『音楽』が71分で魅せる独特さについて語らせろや。
私の母親はピアノの先生だ。
その影響でピアノは3歳から、10歳でフルート、
その他ブラスバンドクラブで金管楽器を経験。
そして22歳で三線を始める。
音楽の楽しみ方は十分知っている、
そう思っていた!!!!!!!!!!
映画『音楽』に音楽の楽しみ方を気付かされた。
正確にいうと音を鳴らす楽しさというものを気付かされた。
そしてその他にもこの映画のやみつきになる独特さがある。
紹介させてや。
①研二の謎
この映画の主人公、研二。
こいつの謎さ、半端ない。
他校からも恐れられる不良少年の設定だが、
暴力や悪さをする描写は一切なし。
具体的に語られることもなし。
何がそんなに恐れられているのかが不明。
そして、
こいつ、
常に無表情。
笑うことなし、怒ることなし。
感情があるのかないのか分からない。無。
謎。
そんな研二がひょんなことからベースを手に入れ、
そこから連れの太田と朝倉とバンドを結成。
徐々に感情を表現し始める。
②間
主人公の発言する、間、
意味わんかないよおおおおおお!!!!!!!!!!
ためる、ためる、ためる!!!!!!!
劇中、その間に「?」が浮かび始めは戸惑う。
しかし中盤になってくると、
「はいはいこの間ね、この世界観ね、はいはい」
こっちのペースについてこいと言われんばかりに分かってくる。
シュール。
しかし、笑かしてくるところはテンポ良く。
そんな間の取り方が研二始め、登場人物によって作られる、ワールドだ。
③亜矢の存在
研二の同級生の亜矢。
制服のスカートはスケバンの様に長く、
髪型もパーマを当てたような
一昔前の女子高校生だ。
彼女の一言からバンドは進み出し、
研二が諦めそうになった音楽に背中を押し、
ただの研二との恋仲相手かと思いきや
実は亜矢がこの映画の軸になっている。
あとは自分で観てや。
音楽、おもろかったで!!!!!!!!!!