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【NDレート1706達成】現在のNDを黒単ネロで勝つ【デュエプレ】



はじめに


はじめまして。ケダモノババァです。
今回のREDZONE CUP のNDにて、黒単ネロ・ソムニスを使用し、おそらくND過去最高のレート1706(最終123位)を達成することができました。

まずはじめに、僕がこのデッキを選んだ理由として他の環境デッキと比べて1番デュエマしてる感(小さいクリーチャーをうまく使って勝つ感じ)を感じることができて使っていて楽しかった。
そして、思いっきりPSの出るデッキで戦ってみたかったからです。

この記事では、ネロ視点での各対面の立ち回りやデッキリストの解説等を詳しく書いていきたいと思います。
これからネロを使おうと考えている方や対黒単ネロの立ち回りが不安な人の参考になれればいいなと思います。

デッキリスト


使用していた構築

中盤までは、このリストのデスマーチ×1→タイガニトロ×1にして使っていました。
新弾前は、ウェイダーやキラードアイを入れた後ろ寄せの構築が強いと予想していましたが、環境がビート寄りなこともあり現在の前寄せの構築に落ち着きました。
ちなみに、このデッキを0から作成するのにかかる生成ポイントは24600ptsです。(超次元ゾーンを考慮しない)

採用カードと理由


死神術士デスマーチ

1コストで出たターンに殴れるブロッカーが弱いわけない。
ただ、序盤に出して殴るなどの速攻デッキで使うデスマーチの使い方ではなく、終盤の打点やバイク対面での小型ブロッカーとして使用することが多いです。
対べアフガンの2ベアッサー侵略の返しに墓地にクリーチャーがあれば相殺をとれるのもえらい。
ネロや墓地回収で使いまわせるため2枚のみ採用。


学校男

非常にスペックが高いカード。
序盤に相手の低コストクリーチャーを破壊できるのはもちろん、破壊と同時に墓地が増えるのがでかい。
また、新弾で実装されたギャロウィンやネロとの相性もアタックキャンセル、2ドロー、盤面破壊などと非常に良い。
4枚採用してもいいが、墓地から蘇生したりと1枚を何度も使いまわせるので3枚採用。


オタカラ・アッタカラ

無条件にcipで2枚墓地を肥やせる優秀なカード。
このカードの優れている部分は、バイク対面でパワーに段差をつけれるところや、2コスで墓地が2枚増えるので無料でネロの進化元になれるところ。
2オタカラ3オタカラ4ネロといった、上振れも期待できるため4枚確定で採用。
ワリィと違って墓地を肥やす効果が任意じゃないので注意が必要。


暗黒鎧ワリィ

2コストで毎ターンクリーチャーが出る度に、1枚墓地を肥やせる(ターン1であり、相手のターン中も有効)カード。
オタカラと違って任意効果なのが強い。
1体目を出したときに、置かないを選択してしまうと、2体目を出しても置けない(好きな時に置けるわけではない)ので注意が必要。
また、ワリィがいるときにホネンビーをだしても回収効果の後にワリィの効果が発動する。
2ワリィ3オタカラ4ネロといった上振れも期待できるため4枚採用。


爆弾魔タイガマイト

ランハン兼スレイヤーができるスペックの高いカード。
このデッキで、上バイなどの序盤に出てくる高パワークリーチャーを破壊できる唯一のカード(学校だと相手が選択するため、隣のトップギアを選択されてしまう)。
また、パワーが1000と低いため、レッドゾーンの破壊効果を免れやすい。
cipでランハンでき、バイク対面以外にも腐らないため4枚採用。
今回は4枚採用したが、枠に困っていれば3枚でも良い。


爆弾団ボンバク・タイガ

cipで相手のクリーチャー1体のパワーを‐3000できるクリーチャー。
前期は入れていなかったが、対バイクやサザンに先攻を取れたのに、除去を引けずに負ける様な展開が嫌なため3枚採用。
4枚だと過剰な気がしたが環境によっては4枚もあり得る。
また、この環境だとあまりない状況だが、ボンバクの‐3000とマーチのバトル時の‐4000で、マッハ55を除去できたりなど‐3000で相手のパワーを調整しながら、上から破壊する器用な動きも可能。


暗黒鎧ゴルドバット

cipで1枚墓地を増やしクリーチャーを1枚回収できる(任意)カード。
序盤に、オタカラやワリィで貯めた墓地から次に欲しいパーツ(ホネンビーやネロ、ギャロウィン等)を回収でき打点にもなるのが強い。
墓地が肥えてない時に出してもリソースになるためそんなに弱くない。潤滑油は大切。
2枚だと体感少なく感じたので3枚採用。


白骨の守護者ホネンビー

cipで3枚墓地を肥やし(任意)たらクリーチャーを1枚回収(強制)できるブロッカー。
リソースを確保しながらネロにつなぐことができる。
さらに、対緑単サソリス以外の対面ではブロッカーとして機能する面も強力。普通に強すぎるので4枚確定で採用。
また、相手がハンデス札を使用してくる時墓地回収+ハンデスされたらきついカード(ネロ等)を抱えておくことによって、ハンデスのダメージを最低限まで抑えることができる。

盗掘人形モールス

cipでクリーチャーを1枚回収することができ、さらに墓地が6枚以上あると1コストで召喚することができるクリーチャー。
モールスは、1コストで簡単な打点になったり墓地からネロを拾ってすぐ殴れたりと器用な動きができる。
墓地が十分にあるときに、ゴルドバット→ネロとつなぐのではなく、ゴルドバット→モールス→ネロとつなぐことでネロの破壊先が増えたりいろいろと選択肢を増やすことができる。
しかし、墓地が不十分な時のこいつはマジで使えないため2枚のみ採用。


超復讐ギャロウィン

唯一新弾のカードで採用したカード。
ギャロウィンがタップしているときに、自分のクリーチャーが破壊されたら相手のクリーチャーを1体破壊しながら、墓地からクリーチャーを回収できる(破壊のみ、回収のみも可能)。
ネロ攻撃時ギャロ侵略、横のクリーチャー1体破壊しながら学校蘇生の1アクションで最大4体破壊(アタキャンするなら3体)しながら、手札に後続のネロや墓地回収クリーチャーを抱えることができる。←これめっちゃ使う。
ただネロありきのカードなので、3枚採用。


凶殺皇デス・ハンズ

唯一のトリガー枠であるクリーチャー版デーモンハンド。
手から出すことは基本しないが、緑単対面はエウルブッカやラグマールでマナが伸びるため、たまに出すこともある。
トリガーすると、基本盤面に残ってターンが返ってくるのでカウンターにつながりやすいのが他のトリガーと比べて優れていると感じた。
入れるなら4枚か、0枚のカードだと思っているので4枚採用。


夢幻大帝ネロ・ソムニス

このデッキの軸となるカード。
自分の墓地にある闇のクリーチャーの数だけ召喚コストが減る8コス8000。攻撃時に、自分の他のクリーチャーか盾を1枚割ることで墓地から4コスト以下のクリーチャーを蘇生できる。
また、自分の他のクリーチャーが破壊されたとき手札が5枚以下なら強制1ドロー(マナ武装5)。
ネロ引けなかったら試合にならないレベルなので、4枚採用。
とはいえ他のクリーチャーで山札を掘れるので、引けずに終わる試合は滅多にない。

その他(超次元ゾーン)

このデッキは、超次元ゾーンを一切使用しないため黒単ヘルボロフの超次元ゾーンを使用しています。
理由は、序盤にオリオティスを出されたくないのと黒単ミラーでハンデスを打たれたくないから(相手がハンデスの打ち合いを嫌うだろうという考え)です。

非採用カードと理由


特攻人形ジェニー

実際に使って試してみたところ、使用感が思ったより悪く出すタイミングが掴めなかった。
この環境のネロは、ハンデスで相手の動きを妨害するより自分の動きを通したほうが強いと感じた。
2コストの枠をこれ以上増やすわけにもいかず、他の2コストを優先して入れたかった。
以上の理由から不採用。


一撃奪取ブラッドレイン

cipで何もできない点が2コストクリーチャーとして致命的だと感じた。
先3レッドゾーンや先3ゴアラ、ラグマール等が蔓延するこの環境で生き残らないと仕事できないようじゃ、やっていけない。
また、4コス帯をホネンビーしか採用していないため、出したところでホネンビーを引けてないと腐るのが痛すぎる。


暗黒鎧ヘルミッション

前期までは、ほぼ確定で入っていたであろうこのカードだが、赤白バイクや5Cデッドマンの減少、ギャロウィンの実装といった環境に変化があったこと、前期より2点3点(二ルド+ギョギョウ、NEXT+ハートバーン、皇帝+デスシラズ、サザン+ネバーエンド等)で簡単に突破されることが多いと感じたことから、採用する理由が薄くなったため不採用。


暗黒鎧ジャハト

新弾で実装されたカードの1つで、実装前のX(Twitter)で事前評価がかなり高かった覚えがある。
書いてあることはめちゃくちゃ強いのだが、そこまでしなくても他で間に合ってる感が否めなかった。
人によっては、ジャハトのほうが使いやすい人もいるとは思うので採用候補カードではある。


死神秘宝ザビ・デモナ

書いてあることはかなり強く、ギャロウィンとの相性もかなり良いため、ADのリストでは4確らしい。
ただ、ADと比べて今のNDでこいつから何出すかを考えたところ、シュヴァルしかまともなサイキッククリーチャーがおらず、シュヴァルのために黒単ヘルボロフのブラフを崩したくなかったため不採用。


爆霊魔タイガニトロ

中盤まで1枚のみ採用していたが、バイクにリベットを入れている人がいたり、出したところで「相手が1番残したいカードは落とせないんだよなぁ」(皇帝はこれができるから強い)と感じたので、その枠をデスマーチと交換した。
天門等リソースを確保しながら戦ってくるデッキが増えたら採用されるカード。


暗黒鎧ヴェイダー

書いてあることは強い。
しかし、正直な話この環境でそんなにのんびりと戦えるかと言われたら絶対無理。
入れるとしたらブラッドレイン、ブラックサイコも一緒に入ると思う←こんなん違うデッキやん。
後ろ寄せの構築には、採用されてもおかしくない。


暗黒鎧ホネデビル

トリガーの中だと、デスハンズ≧ホネデビル>オドルニードルだと思っているくらいには評価が高い。
中盤あたりまでは実際に構築に入っていた。惜しいのがcipが革命2な部分であって、それ以外は文句ない。
例えば、盤面が空の状況でもホネデビル→デスマーチ+ネロ回収で3打点作ることができる(他の墓地回収クリーチャーだとどっちかしか回収できない)。
こいつにしかできないことがあるので、最有力採用候補。


革命の裁門、秘密結社holoX

ここでは、革命の裁門を例として紹介しますが呪文全般に共通することだと思って読んでください。
これ入れてる人全員エアプです。
墓地を肥やす段階でクリーチャーではなく呪文が落ちてしまうだけでネロの着地が遅れます。
また、墓地の呪文を生かしたりするようなカードは入っていないため落ちた時点で腐ります。
こんなカードを入れる枠などないので不採用です。

暗黒鎧キラード・アイ

書いてあることは強く、悪くないのだが、キラード・アイ自身が5コストとおもすぎてネロのほうが先に出てしまうので、相当論外。
デスザロストやキラーザキルを採用している人は、入れてみてもいいかもしれない。


黒神龍オドル・ニードル

X(Twitter)を見ていたら「デスハンズかオドルニードルか」みたいなポストをしている人を見かけました。
そこで、オドルニードル側の人の意見を見てみると「ギャロウィンと相性がいい」という理由でした(僕が気づけていないだけで他にもあるかもしれません)。
ギャロウィンが横になっている状況を想像すると、相手の盤面が空の状態or自分の盤面にブロッカーが充分にいる状態のどちらかで、どちらの状況でも盾にオドルニードルがないと助からない状況ではないんですよね。
さらに、オドルニードルだと何も関係ない時に相手にリスクなしの攻撃先を作ってあげてしまったり(閣の試行回数が増える等)、次のリーサルのために倒しておこうという相手の考えから、次のターンに生きて帰ってくる可能性がデスハンズと比べてかなり低いと考えられます。
ネロ側の次のカウンターまで考えると、生き残る可能性の高いデスハンズを採用したほうがいいと考えました。以上の理由から不採用です。


革命魔王キラー・ザキル

新弾でギャロウィンが実装されたことで、完全にポジションを取られたキラーザキルさん。
ギャロウィンがナーフされたり、どうしようもできない侵略メタが環境に流行らない限りは、もう使われないでしょう。
後ろ寄せの構築や、ネロ以外のデッキに入る可能性はあると思います。


魔の革命デス・ザ・ロスト

実装前は、少し強そうだなと感じていたが実際そんなことは全くなかった。場に出すことは容易なのだが、革命0を達成するのが本当に難しく感じた。
終盤は、特にバイクの母数が減ったこともありデスザロストの需要がなくなっていった。

各対面の立ち回り解説

※見出し横の()内は、最終日前日~最終日の勝ち数/試合数・勝率(%)

対デュエにゃん皇帝 (6/13・46)

この対面は、不利です。
上手い皇帝使いには、絶対に勝てないといっていいほどです。
ただ未熟な皇帝使いには、可能性があるので諦めてはいけません。

この対面は、手札がお互い大事です。なので、ハンデスはここぞという時(次のターンにワルボ、皇帝が出るとき)のみに行います。
ただ、ここでシバカゲやゲンセを墓地に落としてしまうと、負けが加速してしまうのでハンデスは、基本それ以外に選択肢がない時にしかしないようにしましょう。

次に勝ち筋ですが、相手のワルボ着地前にギャロウィンを着地させることです。皇帝のみの場合は、相手は自ら自分の皇帝の破壊効果を誘発できないため、セーフです(この時は、皇帝には何もせず殴るなら他のクリーチャーor盾を殴ってください)。
ギャロウィンが相手のワルボより先に着地できれば、まだ何とかなります。相手はホネンビーや、シバカゲ、ゲンセなどといったブロッカーを並べてくると思います。その状況で、ギャロウィンが横になっていれば(基本ギャロウィンから殴る)、自分の殴れる小型クリーチャーも盾に突っ込んでいっていいです(破壊されたら、ギャロウィンの効果を使えるため)。

盾を削っておくと、ネロとデスマーチなど打点がそろえばリーサルを組めることがあります。
先に、手札を枯らされてしまうと、相当きついです(トップ勝負になるとネロ側が相当不利)。

対緑単サソリス(11/15・73)

この対面は、微不利です。極めれば、五分以上あると思います。

この対面で一番怖いのは、ギョギョウです。正確に言うと、ギョギョウから出てくる除去クリーチャー達(ゴアラ、ラグマール等)です。

なので序盤は、ボンバクや学校で相手の3コストクリーチャー(オチャッピィ、ナムダエッド等)を除去しながら、立ち回ります。←次のターンに、出てくるであろうボアロアックスの龍解ケアにもなる。
もし、相手の展開が遅れていたとしても、序盤に低コストクリーチャーで盾は触ってはいけません。←sバックオチャッピィから相手の次の動きにつながってしまう、ネロを展開した時に革命2のケアができなくなってしまうため。

次に、除去を打てなかった場合、相手の盤面に、3クリ+サソリス+ミランダ+ザマンorマティーナ+ボアロパゴス(よく見る盤面)が並ぶと思います。
これに対する回答として、ネロ攻撃時ギャロ侵略、横クリ破壊学校蘇生(ここは、できるだけアタキャンはせず2点行く、エウルブッカなら踏んでおきたい)があります。←これ運だけと思うかもしれませんが、除去引けてないときは大体できます。
これで4体破壊できるので、相手の盤面はボアロパゴス1枚になります。

ここで、相手の盾を3枚にすることが大事です。←盤面のギャロを除去されても、さっきのターンに回収できたであろう墓地回収クリーチャーを使って、ネロ+デスマーチでリーサルを組める(しかも、相手の除去手段はマナ送りでマナが増えているなら再現性も高い)ため。
マティーナは、ボンバクタイガやギャロウィンで飛ばせるし、プリンも手からリーサルを組めれば、貫通できます。

最初に言ったように、ギョギョウを1マナで出されるのが本当にきついのでギョギョウが出てくる可能性があるときは、なるべく相手の革命2を発動させないようにしましょう(自分は、テンプレの構築がギョギョウ2枚なので墓地、マナに計2体見えるまでは、殴らないようにしてます)。

次に、ギョギョウを出された時の対応についてです。
このデッキには、呪文が入っていないためどの方法でも、1回はギョギョウの効果を誘発させてしまいます。
相手の盤面にギョギョウ1体のみの場合は、学校で処理するのがベストです。ホネンビーなどで無理やりでも学校を探しに行きたいです。←このターンで除去できないと、学校での除去ルートが腐ってしまうため。
次に、ギョギョウの他にもクリーチャーを立てられている場合、デスハンズのcipしか手段が残っておらず、この手段もエウルブッカなどで自分のマナが増えている前提なのでかなり厳しいです。
このことから、ギョギョウを出されてからのプレイングを考えるより、出されない(出させない)プレイングが求められます。
具体的には、常に相手の盤面を除去していくことによって相手にギョギョウを出す余裕を与えない、進化元になるクリーチャーを残させないことや基本なことになりますが、革命2を容易に達成させないことです。

そして、この対面では、ブロッカーがブロッカーとして機能しないことが多いため、ブロッカーを進化元にネロを出すケースも珍しくないです。ただ、デスマーチは殴れるので残します(場に出すより手札にキープしておきたい)。

対赤青バイク(5/5・100)

この対面は、微有利~有利です。
この環境では一番勝ちやすい対面だと思います。そのため、最終日にかけて終盤バイクが減ったのはかなり痛手でした。

まずはじめに、2ターン目の動きですが後攻で、相手の盤面にトップギアが立ってるなら学校、先攻or立ってないなら、オタカラorワリィ(オタカラ優先)をプレイしたいです。
オタカラを優先する理由は、次のターンに出すであろうタイガマイトのパワーが1000なのでレッドゾーンの破壊効果から守ってあげることができるからです。

次に、レッドゾーンが出てからの動きですが、できればレッドゾーンは出された返しのターンに、処理しておきたいです。←相手の打点を貯めれば、貯めるだけ負けるリスクが高まるため。
処理する方法は、タイガマイトのスレイヤー、ネロ攻撃時ギャロ侵略などそんなに困らないはずです。

ここの1回目の相手の攻撃で、ターボ3が出てこなかったらリソース的に相手はもう侵略して攻めてこれないため、詰めのフェーズに入ることができます。ターボ3を出された場合は、除去してもまた走られる可能性があるので、走られても大丈夫なように盤石な盤面を組み立ててからターンを返しましょう(せめて相手の盤面は0にしたい)。
これを繰り返し、相手のリソースが枯れたターンから、こちらが詰めていく形となります。

最後に詰め方ですが、ギャロウィン(横向き)+ブロッカーでクロックのみorドン吸いのみはケアできますが、ドン吸いとクロックを同時に踏んでしまうのが、負け筋です。同時踏みの負け筋を減らすためには、ブロッカーをより多く並べるしかないと思います。
また余裕があれば、鉄拳もハンデス(タイガマイト蘇生など)でケアしながら殴りたいです。

対赤白バイク (1/1・100)

この対面は、五分です。立ち回りは上述した対赤青バイクとほとんど同じなので、違う部分のみ書くことにします。

まず序盤ですが、オリオティスが厄介です。
最悪出されても学校男、ボンバクタイガで除去できますが引けなかった場合、ネロの着地が遅れてしまうため苦しいです。

次に、サプライズホールから出てくるアンタッチャブルの除去方法が、かなり限られるため出されるとかなりきついです。←攻撃以外だと学校しかない。

最後に詰め方ですが、今回のリストだとヘルミッションを採用していないため、スパーク、特にホーリーをケアすることができません。
そのため、盾を割り切られてしまうと、ホーリーを踏んだだけで負けに直結してしまいます。
また、呪文スパークをケアするためにギャロウィンから殴るのではなく、小型クリーチャーで1点エンドを繰り返して詰めていくのが、この対面では基本です。←踏むとトップSAで解決されてしまうため完ケアは不可能。

対モルトNEXT,モルト王(6/8・75)

この対面は、微不利です。対NEXTのほうが、トリガーが少ないため対戦していて楽です。

まず序盤ですが、低コストクリーチャーをどんどん出してどんどん殴っていきます。
タイガマイトですが、永遠のリュウセイカイザーを抜いてしまうと、一気に不利な状況になってしまうため他に出すクリーチャーがない時以外は、基本出しません。

次に、中盤の動きです。メガマグマドラゴンを出されると一気に墓地が増えるため、ネロは1枚手札に抱えておきたいです。
また、リーサルがなく次の相手のターンにNEXTが出る可能性がある場合、ブロッカーをアンタップ状態で残したままターンを返します。←(ジャクポからも考慮)NEXT+ハートバーンで、普通に貫通されてしまうため。

このように、どんどん殴って攻めていきますがトリガーのケアは基本出来ないので、踏んだらおしまいです。
ただし、ケアにはなりませんがデスマーチが場にいるとき、必ずデスマーチを残しながら殴るようにしてください。←もし破壊トリガーを踏んだ時に、デスマーチが破壊されれば墓地が1枚多く増えるため。
モルキン対面の最後は、鉄拳があるので打たれる可能性を低くするために、ネロでタイガマイトを出しながら殴っていきたいです。

対天門(4/4・100)

この対面は、有利です。新弾でギャロウィンが追加され除去ルートが増えた、かつ簡単になったため、前期より勝ちやすさを感じました。

序盤は、相手のコッコルアをとれるように学校男やボンバクタイガをキープします。
天門は、バイクのような速いデッキではないのでこちら側はゆっくり墓地を肥やしながら手札を整えていきます。
ハンデスはボンソワールがありますが、相手の手札の枚数によっては打ってもいいと思います。←ロージアやドローソースを抜いた時のアドバンテージが大きいため。

次に殴る際ですが、ネロのみで殴ってしまうとトリガーを踏んだ時に怖いので、ギャロウィンまでそろえてから殴りたいです(マジで来ないときは仕方ない)。
ギャロウィンがタップ状態の時は、小型クリーチャーも殴っていっていいと思います←ブロックで破壊されるとギャロウィンの効果が誘発するため。
ただ、適当に殴ってると、トリガーを踏んだ時に取り返しのつかないことになるので、相手の手札の枚数を確認しながら殴りましょう。

次に、ロージアを出された時の立ち回りです。
相手のヘブンズロージアから、ヘブンズヘブンを建てられたら出てきたブロッカーを、ギャロウィンの効果で処理して龍解を防ぎます。
エンドレスヘブンを建ててくる時は、相手視点だいぶきつい時が多いので、ギャロウィンから殴り相手の手札の枚数を確認しながら詰めていきます。
除去手段を手札に抱えている場合は、あえて龍解させて安全に詰めていきます。

対サザン(5/7・71)

この対面は、微不利~五分です。相手の上振れに除去が追い付かない場合のみ微不利と思ってください。
基本は、五分以上あると思います。

序盤は、相手の行動に対して学校男、ボンバクタイガ、タイガマイト等で妨害していきます。
ただ、除去を充分に引けていないときは中途半端に相手の妨害をするのではなく、こちらも墓地を肥やすなどの動きを意識します。
しかし、オリオティス1枚でこの準備が台無しになるため、ボンバクタイガは手札に1枚は抱えておきたいです。

この対面は、お互いに受けが強くなく、相手もそれを理解していると簡単に殴られて負けてしまいます。←相手のほうがリーサルを組みやすいため。
なので、ベストは5ターン目までにギャロウィンを着地させることです(序盤の妨害によって相手を遅延できている場合は、少し遅れても大丈夫)。
ギャロウィンを着地させることができれば、手札の確保、盤面の破壊が容易にできるため、かなり有利な状況になります。

次に詰め方ですが、ここで意識しなければいけないことはパニッシュホールドからのカウンターです。
特に、ラス盾パニッシュホールドはミラダンテの革命0につながってしまうため、絶対にケアする必要があります。
ケアの方法としては、モールス→タイガマイト→ネロ攻撃時タイガマイト蘇生などと、ハンデスルートはたくさんあるので、できるだけ相手の手札を切らしながら詰めていきたいです。(相手の盤面が空になっていると、パニッシュホールドで止められても、次のターンに相手は進化元+ミラダンテをするマナが必要となるため、盤面を処理してから手札を詰めていく形が理想)

対トリガーロージア(5/7・71)

この対面は、相手の練度によってかなり変わってくるので一概には言えませんが、自分は五分くらいかなと思います。
ジェニー、究極ゲートがあると少しきついイメージ。

この対面は、基本手から除去札を打つことはないのでマナにおいて大丈夫です(ギャロウィンは必須なので、絶対にキープ)。
次に、天門同様相手の速度が遅いため、低コストのクリーチャーでどんどん盾を詰めていくのではなく、墓地をゆっくり肥やしながら中盤から終盤にかけての準備をしていきます。

次に、殴る際ですが、基本はギャロウィンから殴ります。←破壊トリガーを踏んだ時に、少しでもアドを稼ぎたいため。
また、ホネンビー等のブロッカーを立てておくことで、ロージアの自滅をブロッカーで防ぐことができる。
どれだけ踏んでも、ギャロウィンが場にある限り攻め続けることができるので、究極ゲート以外のトリガーは踏んでも、面倒くさいだけでそこまで気にすることはありません。

次に詰め方ですが、中盤の殴りを究極ゲートなどで返されてしまった場合、相手はHDM+ネバーエンド+ネバーエンドみたいな盤面を作ってターンを返してくると思います。
ここでHDMで殴ってくれる場合は、まだ可能性があるのですが殴らずにターンを返されると、ほとんど勝てないです。(殴る必要がない=相手の盾が少ない、なので打点をうまく組めれば、ワンチャンあるかも)
次に、殴ってくれた場合ですが、こっちの手札がかなり増えるのでリーサルを組みやすいです。(トリガーは、できるだけネバーエンド破壊でケアをする)
かなり荒らされても最後まで勝ち筋あるので、諦めないでください。

リーサルの組み方、殴り方の例

最終日ここから勝った

実際にあったこの盤面を、例として使います。

まず、絶対に使わないデスハンズをマナに置き、7マナにします。
2学校男ポン出しでワンチャンネバーエンド破壊を狙う(相手はHDMを破壊してきました。)
1モールス→ネロ回収
1モールス→ギャロ回収
1ネロ(モールス上)
1ネロ(モールス上)
1デスマーチ
ここで、盤面はネロ+ネロ+デスマーチです。


次に、殴り方です。
※ここまでぎりぎりの状態だと、かなり細い線を通さなきゃいけないです。(運だけと言われたら何とも言えないです)

デスマーチ1点(ここのトリガーは、オリーブオイル以外拒否)
ネロ攻撃時ギャロ侵略、マーチ破壊&蘇生で盾を2枚回収させつつ2点

トリガー発動(オリーブオイル)
こちらの墓地がなくなりました。

ネロ2体目攻撃時ギャロ侵略、隣のギャロ破壊&蘇生なし(墓地がない)でギャロウィンの破壊効果が2体分発動するので、オリーブオイル&ネバーエンド(2体目)を破壊し盾を2枚回収させる。
ここで相手の盾がすべて消えるため、攻撃中のギャロウィンでそのまま勝ちです。

黒単ネロを使用するにあたってプレイヤーに求められること

  • 使い始めてすぐ結果が出るデッキではないと思っているので、ある程度使い続けることが必要になってきます。(勝ちにこだわるならちゃんと環境デッキを握りましょう)

  • 1つのプレイが勝敗を分けるとても繊細なデッキなので、毎ターン毎ターンちゃんと時間を使ってプレミをなるべく減らしましょう。(全デッキ共通だと思います)

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
記事の内容、また黒単ネロに関して質問、聞きたいことがあれば @kedamonobabaa (Xアカウント)のDMにてお願いします。

前期からずっと黒単ネロを1人で研究し続けてきて、今期全体のボーダーが高いこともあり、自分自身初めてのレート1700、ND過去最高の黒単ネロレート1706を達成することができました。
これを機に、僕の存在を認知してくれたら嬉しいです。

ネロありがとう。




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