「第7回 夏のホラー秘宝まつり2020」のイラストができるまで:その1
「夏のホラー秘宝まつり」とは…
毎年恒例、東京・大阪・名古屋で開催されるホラー映画祭です。
今年の上映は、日本と韓国の新作ホラー3作と、イタリアン ・ホラー映画の父マリオ・バーヴァーのリバイバル上映4作。
1975年に日本で初めて劇場公開されたゾンビ洋画『悪魔の墓場』(ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(68)が日本で劇場未公開だったため。ロメロの『ゾンビ』は78年日本公開)
東京:キネカ大森、名古屋:シネマスコーレ、大阪:シアターセブンで、8/21ごろより開催
詳細は公式サイト http://horror-hiho.com/
まずは、公式Twitter で公開された写真や、予告編を集めて、らくがきしまくります。
『メビウスの悪女』の原作は、江戸川乱歩の『双生児』。
「赤い部屋」というのは乱歩原作の映画のシリーズということです。
マリオ・バーヴァー監督『リサと悪魔』
坊主頭の悪魔?は、刑事コジャックでおなじみ、テリー・サヴァラスです。刑事コジャックの吹き替えは森山周一郎さん。
マリオ・バーヴァーの作品は、いろいろな監督に影響を与えているということで、その中にフェデリコ・フェリーニの名前もありました。この前、観たフェリーニの『世にも怪奇な物語/悪魔の首飾り』の少女は、『呪いの館』の少女の幽霊?の影響を感じました。
血みどろの入江
そして、らくがきをコピペして作ったラフ
そして、下描きです。
ただでさえ『怪談新耳袋Gメン』のキャストが坊主・メガネ率高いというのに、韓国ホラーの『ワーニング その映画を観るな』と『メビウスの悪女』のメガネヒロイン二人に、マリオ作品に坊主二人と、例年になくメガネ坊主率が上がっている、今年のホラー秘宝まつりです。
つづく
※8/20『血みどろの入江』を追加しました。