428 日本株 需給データはバックミラー
日本株需給データはいくつかあるが、もっとも有名なのは次。
現物 投資部門別売買状況 | 日本取引所グループ 東京証券取引所
先物 投資部門別取引状況 | 日本取引所グループ 大阪取引所
で、これが有用なのかというと微妙。
私は、2年ほど前まで数十年フォローしてきたが、特に役に立たないので、以降、フォーローするのを止めたくらいである。
しかし、気にはなるので、ただ今、データを更新中である。時系列データは公表されていないので、1回1回発表されるデータを積み上げていく必要がる。更新には莫大な時間がかかる。
それはそうとして、途中経過を。
部門別データが発表されるわけだが、重要(必要)な部門は海外投資家と自己の二つである。相場を決める投資家だからである。年金(信託銀行に計上される)はリバランスの売買が多く、個人は「上がったら売る、下がったら買う」というような投資行動をとり、自ら相場を決めるのではなく、相場が個人の売買動向を決める。
株価と海外投資家と自己の合計の関係は次の通り。
2022年後半に何かがあったようだ。断層ができている。調べているが、理由はわからない。
しかし、23年に入って再び、連動が続いている。
ここから先は
496字
/
1画像
Kecofin 全マガジン記事の倉庫 非売品
30,000円
技術的な理由で作成した過去の相場記事の倉庫です。購入はできますが、販売を目的としていません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?