408 日米株式バリュエーション
日本株の上げが凄まじい。
背景は、企業収益の拡大だ
・2012年頃からの生産の海外移転効果
・東京エレクトロンなどのハイテク産業も少なからずある
・世界がEVシフトしたところに、EVにネガティブな材料が現れ、トヨタに追い風が
・輸入インフレでデフレ脱却
新型コロナパンデミックやウクライナ紛争による海外資源価格高が、日本にはプラスに働いた。(デフレ脱却⇒賃上げ気運)
加えて、中国経済の暗雲は日本経済には不安材料になる(一部企業は既に影響を受けている)が、海外の投資マネーは、中国から日本へと投資先をシフトしている。
また、米国株も利上げでも堅調だ。米国は、NVIDIAなどテクノロジー株が市場全体をけん引している。それにパンデミック後に行われた財政拡張(失業手当の拡張など)の効果がまだ残っている。
以下、日米のバリェーション(妥当株価)を見てみる。
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