「子供が初めて観る実写映画が『サバカン』になったら」ー映画『サバカン』勝手に応援
2022年8月19日公開予定の映画『サバカン SABAKAN』(以下『サバカン』)に注目しています。
『サバカン』は、TBSドラマ『半沢直樹』(2020年)などテレビや舞台の脚本・演出を手掛けてきた金沢知樹氏の映画初監督・脚本(萩森淳氏との共同脚本)作品。
ストーリーはこんな感じです。
【ストーリー】
1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。(『サバカン』公式HPより)
「子供が主役」と謳われているように、主人公の久田役に演技初挑戦の番家一路、そのクラスメイト竹本に原田琥之佑という、ほぼ「無名」の子役を抜擢しつつ、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、草彅剛という存在感たっぷりの大人たちが配され、それだけでもワクワクしますが、公開日も間近に迫りその全容が少しずつ見えてくると、益々期待度が高まってきました。
例えばその一つが、7月21日に公開された『サバカンSABAKAN 380(サバ)秒予告』。
長編予告というと、今作と同じキノフィルムズ配給の『ミッドナイトスワン』(2020)の925秒(15分25秒)の予告映像を思い出す方も多いでしょう。今回は「サバ」だけに380秒というこだわりぶりですが、この予告が実にいいのです。
なんでも金沢監督によればこの『サバカン』、もともとは草彅剛さんのナレーションによるラジオドラマとして制作されたのだとか。
録音も終わっていたこのラジオドラマ、残念ながら謎のお蔵入りになっていたそうですが、今回満を持して映画化されたことを機に、380秒予告ではその幻のラジオドラマのナレーション音声が用いられ、映画とはまた違う『サバカン』の魅力を垣間見ることができます。
また、『サバカン』のプロモーションでも『ミッドナイトスワン』と同様、事前に公募した38(サバ!)人の「宣伝部員」に向けたオンライン試写会&監督とのオンラインサロンが開催されました。
今作の魅力にいち早く触れた一般の映画ファンによるレビューが各映画サイトに続々と上がることで、いわゆる「業界関係者」ではないレビュアーの率直な感想が、この作品への期待感を後押ししてくれています。
そういうわけで、見たい見たい!という気持ちは高まるばかり。
とうとう我慢できなくなった私は、自分のTwitterアカウントで協力していただける「宣伝部員」の方を募り、ネタバレなしで『サバカン』の魅力を教えていただく「スペース」を企画。感謝なことに、二人の方にご協力をいただいて開催することができました。
その名も『映画『サバカン』勝手に応援スペース【宣伝部員の皆さまをお迎えして】
映画の魅力はもちろん、オンラインサロンでの金沢監督と飛び入りゲストの草彅剛さんの様子など、たっぷり伺いました。え?サバダンスって何?(笑)
今も上記リンク先で聴くことができるので、ぜひ聴いていただければ、あなたも『サバカン』を見たくなること請け合いです。
既に大人になってしまった私たちは、「あの頃」の空気感にギュッと胸をつかまれ、そして今まさに「子供時代」を生きる人たちには、きっと自分たちの「今」を切り取った映画として深く心に残るに違いない。
そして今作のキャッチコピーの通りに、この『サバカン』が「初めて観る実写映画」になる子どもたちはきっと幸せだろうな。
お話を伺っていて、あらためてそんな風に確信しました。
映画『サバカン SABAKAN』公開は、いよいよ8月19日。
私も一映画ファンとして、その日を楽しみに待ちたいと思います。
映画『サバカン SABAKAN』公式サイト
『サバカンSABAKAN』380(サバ)秒予告
『サバカンSABAKAN』予告(60秒、30秒)
映画『サバカン』勝手に応援スペース😊【宣伝部員の皆さまをお迎えして】(Twitterスペース)(音が出ます。ご注意ください)