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KNOTFEST 2日目 at 幕張メッセ レポ

2日目はなんと寝坊。この日も最初のアクトから見たかったのですが、流石に諦める羽目に。結局9時ごろに海浜幕張駅に着き、そこからメッセに向かうことに。昨日のうちにリストバンドを貰っていたので、スムーズに会場に入れたのが救いでした…。
というわけで、まずPetit Brabancon待機のためにRed Stageへ。この時にはちょうど反対側のステージで魔法少女になり隊がライブをしていました。前のノットフェスで見た時と変わらないはちゃめちゃ感。電波系アニソン感あってキャッチーでいいな~と今回も、そして前回も思ったことを思い出しました。

PRAISE

次にRed Stageに登場したのは本日3組目のPRAISE!!!
東京のミクスチャーバンドらしく、確かにヒップホップを大胆に盛り込んだサウンドは良いノリを生み出していました。例えるならシリアスなLimp Bizkitといった感じでしょうか。日本のヒップホップ感(あまり詳しくないのですが)があるボーカルのグルーヴが心地良かったです。
ただ、クリーンはもうちょっとなんとかならないものだろうか。2曲目の「EBA」とかせっかく良いメロディーを持っていたのに音程が不安定で少し残念でした。

Sable Hills

4組目のアクトはSable Hills!!!!
この1週間前にはクラブチッタで自身のフェスを開催するなど、最近話題のメタルコアバンドです。
自分も前から音源はチェックしていたのですが、今回見るのは初めて。ちゃんと真ん前から見たかったのですが、前述したプチブラ待機のため泣く泣くRed Stage前から見ました。
結論から先に書くと、最高でした。日本のヘヴィーメタルの未来だと評される彼らですが、その評判も最もだなと。
まずセトリは速めの曲中心。それでいてどの曲にもメロデスのような美しいギターフレーズがあるから盛り上がるのなんの。実際、フロアを見渡すとかなりの人がメロイックサインを掲げていました。今日のメンツが比較的メタル寄りである事を勘案しても、ここまでの認知度とは正直思いませんでした。
そして演奏もタイトだし音も良かったです。流石フェスのトリを張れるバンド、クオリティーが高かったです。
余談ですが、バトルジャケットを着たボーカルが"日本のへヴィーメタルの未来が〜"って話をしてて昂りましたね。ヘヴィーな音楽をプレイしているからといって、そのプレイヤーが絶対にメタルをプレイしているという自覚を持っていてほしいというわけではないのですが、若いバンドがメタルに対してプライドを持って音楽活動をしているという現実は素直に嬉しいです。世の中メタルに影響を受けたミュージシャンは多くてもそのままメタルバンドをやってくれるミュージシャンは多くはないので。
単独、行ってみようかな。

Petit Brabancon

さて5組目、遂に待望のPetit Brabancon!!!!
京(vo)やyukihiro(dr)、ミヤ(gt)を筆頭に結成されたヴィジュアル系スーパーバンドです。
確かに結成年を考えるとこのフェスでこの位置に登場、というのも分かるんですが、本来ならトリ前でやってもおかしくないくらいの実力者揃い。経験という面ではこの二日間のアクトの中でもトップクラスのアクトでしょう。一方で、音響や場の雰囲気との相性など、バンドの演奏面以外で心配な点もいくつかあり、フロア前方で期待と不安を抱えながら待機していました。
ヴィジュアル系に所以のあるバンドはこのPetit Brabanconだけの今回のKnofestでは、ヴィジュアル系のマーチは圧倒的マイノリティ。しかし、この時だけはプチブラやディルなどのグッズを身につけた人があちらこちらにいて、なんか少しだけ仲間意識を感じました。
ステージは予定時刻から少し遅れて11時過ぎにスタート!!!
セトリは全て『Fetish』から。「Isolated spiral」から始まり、シングルカットされた「Kawaki」や「OBEY」を交えながら進んでいきました。
演奏面は全く問題なし。そして京のボーカルもかなり通っていました。自分は音響の問題もあってこの点を非常に心配していたので、よく声が抜けていたのを確認できただけで力が抜けそうになりました。あの暴虐的かつ奇想天外なボーカルが音抜けが悪くてよく聞こえない、なんてことになったら目も当てられないので。
楽器隊の音も良かったですね。ギターなんかもいい感じにつぶれ気味で、Kornっぽさあるニューメタル風味が出ていたのではないでしょうか。
そして面白かったのが、意外とプチブラのノリがフェス向きだということ。
京の煽りは”お前らいけんだろ”的ないつものノリなのですが、オーディエンスが違うんですよね。メタルコア〜メタルメインの若者が多いので、盛り上がってくると自然にモッシュが始まってもう大騒ぎ。京の煽りにも大絶叫で、また曲が始まると暴れ出す。
普段のディルなどではこういった光景は見れないので忘れていましたが、プチブラはれっきとしたモッシュ向きのヘヴィーミュージックなんですよね。しかもどこでウォールオブデスやる、などのように決まった振りがあるわけではないので、もう適当にぶつかったり走ったりとフロアは最高にカオスに。このわちゃわちゃ感は最高でしたね。ニューメタルの縦ノリに乗って、踊っているのか、またはぶつかりにいっているのか、分からなくなりながら飛び跳ねるのが本当にもう…。個人的にはモッシュはかくあるべきだと思います。
いや、正直アルバムがあまり刺さらなかった自分でも心から楽しめたライブでした。
このノリがここまで会場の雰囲気と調和する、というの良い誤算があったのが大きいでしょうか。
この調子でラウド系フェスや普通の夏フェスなんかに殴り込みかけても面白いんじゃないでしょうか。プチブラじゃなくてディルでもいいので。フェス en grey、見たいです。

HIKAGE

一旦昼飯のためにキッチンカーコーナーへ。この日のご飯はカレー。コスパを死ぬ気で考えて選びました。でも食べながらもうちょっとお金出してカツカレー買えば良かったと思ったり思わなかったり。

その後は、とりあえずしばらくはのんびりステージを見ようと思い、フロアの一番後ろでどっかりと座っていました。
そんな中Black Stageの方でプレイしていたのはHIKAGE!!!!
こちらも名前は知っていたのですが見るのは初めて。
典型的なラウドロックって感じですね。メタルコア〜ハードコアをベースにサビではキャッチーなメロディーの構成。かつその構成を貫くことで全編を通して硬派なイメージがついています。
ここまでコテコテなバンドは今の時代珍しいんじゃないでしょうか。ちょっとちゃんと音源も聴いてみたいと思いました。

Paledusk

そしてPaledusk!!!
このバンド、ここ最近名前を聴く機会が増えたように感じます。海外のレコード会社との契約だったり、海外でのライブだったり。
自分もそういった話をよく聞いていたので今回かなり注目していました。
ライブを見てまず思ったのは、ヒップホップの要素が強いということ。もちろんメタルコアの基礎はあるのですが、もはやヒップホップメインと言ってもいいくらいでしょうか。
打ち込みのパーカッションが緻密に絡み合うトラックにダウナーなクリーンボーカルやアクセント的に用いられるホーンなど、ヒップホップの"要素"だけではなく、ヒップホップそのものが持ち込まれている感覚があります。実際本職のラッパーがゲスト参加している曲もあるくらいですし。
そしてそこに上手にバンドサウンドを重ねるのが上手いですね。結構ハチャメチャなトラックを器用に追随しています。「SLAY!!」なんてその良い例ではないでしょうか。ダウナーとキャッチーなサビ、そして本物のラップパートと曲調がコロコロ変わる中で、中毒性のあるキャッチーさとヘヴィネスが同居しています。
ライブでもこの印象は同じで、むしろタイトな生演奏を聴いたことで、よりメタルコアらしさを感じられました。
ステージ全体の進行は大胆。新曲をやったり、ゲストを呼んだり、挑戦的なMCをしたりとてんこ盛りの構成。ファンはフェスであれが見れたら嬉しいことこの上ないでしょう。
まあ、じゃあファン以外を置き去りにするような姿勢だったかと言われればそうでもないわけで。むしろ巻き込んでやろうという気概を感じました。
この勢いなんだからそりゃビッグにもなるよなあ、となんだか納得してしまいました。次見る頃にはどれくらいのバンドになっているんだろう。

Meaning

NOISEMAKERが気になっていたので、それまでフロアで待機しているうちに始まったのがMeaning!!!!
なんでも日本のメタル要素強めパンクバンドらしく、確かにそんな音楽性を見せていました。
ドラムのリズムにはハードコアの実直さを感じましたが、リフのメロディーや雰囲気はIron MaidenやMotörheadのような重さを引きずっているように感じました。
音がぼんやりしがちだったのが残念。まあそもそもこういうタイプのバンドのエネルギーを後ろの方で感じようというのが無理があったのかもしれませんが。

NOISEMAKER

このノットフェスのチケを買った時点で知らないアクトだらけだったので、今回結構予習をして臨みました。その予習を通して興味を持ったのがこのバンド、NOISEMAKER!!!
このバンドも名前は知っていました。それでも、邦ロック系のフェスによく出てるなーといった程度。
しかし、曲を聴いてびっくり。こんなに洋楽寄りの”オシャレ”を突きつけてくるバンドだったとは。しかもフォークとかジャズとかそっちではなく、デジタルな匂いが漂うオルタナティブなもの。
ライブもそういったタイプの曲中心でした。
特に「Hunter or Prey」なんてギターの歪みのこもりぐあいがまんまBMTH。この曲に限らず、ミドルテンポかつしっかりとバンドサウンドで重さを加えているところは最近のワールドワイドなトレンドに合致しています。BMTHやBad Omensなど、そういったバンドが示す路線にNOISEMAKERも乗っている、そのように感じました。
しかも、これには個人的な感性の問題もあるかもしれませんが、その辺りのバンドの中でもメロディーのセンスは頭ひとつ抜けているかもな、と。このオルタナ化したメタルコア/ポストハードコアみたいな音楽、メロディーがつまらないと鈍いミドルテンポ曲を延々聞かされるだけになってしまい、かなりキツいのですが、NOISEMAKERはその点において問題はなかったです。ボーカルのメロディーに浮遊感があるのが大きいんですかね。スクリームもないし、終始ポップス調のキャッチーなボーカルラインと、大味ながらしっかりと節々でしっかり締めるバンドサウンドの絡みがお互いを邪魔することなく噛み合っているんですよね。
個人的にはもっとデカくなっていくアクトなんじゃないかなと思います。全英語詞(おそらく)っていうところからも海外への意識は感じるので、早く見つかってほしいところです。

この後、もう休める時間もろくにないので急いで外へ。腹ごしらえしながらしばらくぼーっとしていました。そして、コルレ始まるギリギリくらいの時間にフロア戻るかーと思っていたら、Twitterでベガスの音がめちゃくちゃ良いらしいとの情報をゲット。急いでちょっと聴きにいきました。
いや、本当に音が良かった。
自分はこのバンドのことはあまり詳しくないのですが、エフェクトかかったボーカルや電子音が綺麗に聴こえました。そしてギターも少々こじんまりとはしていましたが良い音。個々の音の棲み分けが完璧でした。2日間合わせてNo. 1の出来だったかもしれません。音が。
後、ボーカルのスクリームかなり上手くて驚きました。

coldrain

時刻は15時、ノットフェス2日目もそろそろ後半戦という時間に現れたのはcoldrain!!!!
10代〜20代前半くらいのメタラーであれば、一度は彼らを通ったことがあるのではないでしょうか。自分も中学生くらいの頃にホルモンやCrossfaith、そしてこのcoldrainをまとめて聴いた覚えがあります。
とは言ってもそこからはあまり追ってはいなくて、見たのも2015年のLUNATIC FESTの一回のみ。
そのため、今回は結構楽しみにしていました。
さて、肝心のライブの感想ですが…まずmasato(vo)がフロントマンとして最高。
ヴィジュアルが目立つのはまあ当然なのですが、そうでなくともあの存在感は随一のものでしょう。まず純粋にボーカルとしてのスキルが高い。この幕張メッセでクリーンをあれだけ綺麗に聴かせることができるなら、他会場(特にホールとか)だったらどれだけよかっただろうと思ってしまいました。また、煽りやMCにおける堂々とした立ち振る舞いは最早盤石となったバンドの個性とパワーを感じさせてくれました。また、その点でいくと、ボーカルのみならずバンドとしてのライブの進行も一枚上手だなと。海外でのライブなども重ねているとは聞いていますし、そういった経験が生きている瞬間を目の当たりにしました。
音のクオリティーも中々高かったです。ギターはちょっと聞こえにくかったですが、masatoの声の抜けも良かったし、メッセでこれくらいなら全然許容範囲内です。
coldrain、最初から彼らのスタイルを変えずにずっと続けてきている印象があるのですが、そのシンプルさと継続性が生きたライブでもあったのかなと思います。このバンドは、変にコメディー調に走るなどそういったことはなく、全編を通してクールかつ冷ややかなメロディーを聞かせる中で、シンプルなポストハードコア的ラウドサウンドと伸びのいいmasatoのボーカルが映えるクリーンパートの対比を常に選んできたバンドだと自分は考えています。その一貫した音楽性は、一見時間が経てば金太郎飴的マンネリを生み出しそうなイメージがありますが、もし洗練させられれば、逆に絶対的な個性に昇華します。このバンドの場合は、後者になれたのだな、ということをライブを見ていて感じました。
要するに、「The Revelation」と「No Escape」が聴けて嬉しかったという話です。

Parkway Drive

そしてParkway Drive!!!!!!!
確か14年ぶりでしたか、メタルコアのビッグネームが遂に再来日を果たしました。確かに最近ヘドバン等日本の音楽メディアに記事が出ることが増えていました。しかし、まさか来日するとは…。
個人的にはWacken 2019以来見るのは2回目。あそこでトリだったバンドが日本ではまだ明るいうちに見れるのか…と感激しながらPAブース付近で彼らを待ちました。
さて、ライブは新譜収録の「Glitch」からスタート!!!
Winston(vo)が最初は落ち着いて堂々とステージに上がってきたのですが、だんだんとテンションが上がってきて続く「Prey」後くらいにはテンションMAX。その後はずっと楽しそうでした。
その後も「Carrion」(やり直しなし)や「The Void」など旧譜の曲と新譜の曲を織り交ぜたセットリストが続きました。自分は「Bottom Feeder」で大満足。全力で飛びました。その後、もう体力も使い果たしたなと思っていたら締めが「Wild Eyes」。WinstonとJeff(gt)の掛け合いから急にあのフレーズが流れてきて昇天。そのまま全力で歌いました。いや、最高だった。
さて、感想ですが、まず意外だったのはフロアのリアクションが想像以上に良かったこと。
「Prey」など旧譜は大合唱、新譜の曲もそれなりにウケていました。また、後ろの方だったのでよく分からなかったのですが、前ではサークルピットなどもできていたのではないでしょうか。
まあ、もちろんSlipknotとかの方がウケはよかったです。しかし、こっちは14年も来ていないバンド。彼らとしてはほぼ新天地でのライブくらいに思っていたのではないでしょうか。それがこの熱量。そりゃあWinstonもテンション上がります。
もちろんParkway Driveを初めて見るというオーディエンスだらけだったので、ライブでのお決まり事みたいなのはちょっと食い違いがあるようなシーンもありました。しかし、そういうのは数を重ねないとどうしようもないので、これからに期待ですね。
そしてバンド自体、これも素晴らしかったです。まず何に圧倒されたかというとやはり曲の出来。ここまで書いておいてあれなんですが、自分はこのバンドの往年のファンというわけではなく、最近ハマってちょこちょこ聴いている程度。その自分でも、しっかりシンガロングできて楽しめる、そんな曲だらけなのはやはり強い。このバンドがビッグになっていく理由が分かりました。特に「Prey」のサビとか次の日になっても脳内で流れていたくらいでした。あのカタルシスを与えられるのはスタジアムメタルとして満点の出来ではないでしょうか。
そして、その曲のクオリティーをスタジオ版程度、いやそれ以上に引き出す彼らのライブパフォーマンスも非常に高いレベルのものでした。まあなんと言ってもパワフル。彼らの曲はシンプルですが、その分へたると恐らく急にダサく聴こえるはず。ある程度のタイトさも重要ですし。その点を有り余るパワーでやすやすとクリアしていく様は圧巻でした。細部は?となるところもあったのですが、まあそれはご愛嬌。そもそも自分が彼らを見慣れてないのでアレンジかどうかもわからないですし。
In Flamesが「Take This Life」をやってなかったら間違いなく個人的ベストアクトでしたね。それくらい素晴らしく、余韻の残るライブでした。

マキシマム ザ ホルモン

続くのはマキシマム ザ ホルモン!!!!
自分の世代でラウド系/メタルが好きであればかならず通っているであろうバンド。自分ももちろん通りました。また普段はメタルとか聴かない人でもホルモンなら知ってる、ということも多いのでカラオケで盛り上がったりもよくしたものです。大学の軽音サークルではコピーバンドもしたし。
そんな思い入れのあるホルモン、見るのは初めて。ラウド系のバンド、単独に行かない限り見るチャンスがなかなかないんですよね。邦ロックフェスは他に見たいアクトが少ないし、ツーマンツアーなども大体邦ロックのパンク寄りアクトとかと一緒にやるケース多い気がするので…。Crossfaith、coldrain、Crystal Lakeとかになると海外のバンド呼んでライブなりフェスなりやってくれるのでいいんですが、他のバンドはなあ。
さて、ライブは「What's up, people?!」からスタート!!!
この後に続いたのが「maximum the hormone ll 〜これからの麺カタコッテリの話をしよう〜」。もうこの時点で新旧入り乱れたハードかつ胸熱なセトリなのですが、この後はもっとヒートアップ。
彼ららしいコメディー調のMC(もちろん三度の飯より〜のくだりもやりました)を挟みながら「絶望ビリー」や「爪爪爪」をプレイ。思わず友達から借りた『予襲復讐』を聴いてブチ上がっていた中学生の自分を思い出してしまいました。
そして6曲目に「チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンヌルルレロレロ」をやって締めは「恋のメガラバ」。自分は基本的に曲中の振り付けってちょっと恥ずかしくて好きじゃないんですが、この曲とB'zの「恋心 (KOI-GOKORO)」だけはやりたくなっちゃいますね。
ホルモン、流石の満足感でした。なんといってもあのエンタメ精神を貫いているのがいい。ステージ横のスクリーンにお手製の映像を映す(Slipknot以外のバンドでこれやってたのはホルモンだけ)など、オーディエンスを楽しませる仕組み満載で、これはよく知らなくてもハマっちゃうなーと思いました。ファンベースをどんどん広げているのにも納得です。

Korn

そしてKorn!!!!
来日は2018年以来4年ぶりになる、言わずと知れたニューメタルの父的存在です。
自分は前回の来日がちょうど大学の入学式だかなんだかと被って見逃してしまったので、今回が初めて。
自分の今日のお目当てもこのバンド。高校生の時にどハマりして以来待ち続けていたので、Kornがいるなら…とノットフェスのチケを買ったくらいです。
ライブは「Rotting In Vain」でスタート!!
セトリは王道。「A.D.I.D.A.S」、「Here to Stay」が続き、その後は新譜から「Start The Healing」。そしてなんと「Ball Tongue」からのメドレーをプレイ。その後も「Blind」や「Got the Life」など往年の名曲をしっかりプレイ。自分もしっかり「Blind」のイントロで慟哭し、「Got the Life」で疲れた足を気にせず飛び跳ねました。
途中でJonathan(vo)がはけたと思ったらバグパイプを持って帰ってきて始まる「Shoots and Ladders」。アーバンなヘヴィネスの波の中、突然繰り出される牧歌的な響き。これもKornの良さですよね。ちゃんと堪能できて大満足でした。
締めは「Freak On a Leash」。うーん、完璧。
やらなかった定番曲は「Right now」くらいでしょうか、実にらしいセトリでした。初見にも優しくて助かる。最近のアルバムはそこまで聴き込んでいないし。
音はバランス良くて良かったです。Ray Luzier(dr)の手数の多いドラミングもしっかり堪能できましたし。Fieldy(ba)の代役であるRa Diazも馴染んでいました。蛍光色の弦を使っていないこと以外はそっくり。遠目だとよく分からなかったです。
ただ、Jonathanが歌いにくそうにするパートがそれなりにあったのは残念でした。Kornの曲はスキャット的なパートが多いため、歌いにくいのは分かるのですが、それを除いても単純に高音が辛そうなシーンなど、あれ?と思う場面も多かったです。クリーンはもう少し痩せれば歌いやすくなるんじゃなかろうか…。まあ、その荒さが大御所の証と言われてしまえばそれまでですが。
次の日の予定もあり、2日目はここで帰ることに。
Korn終了後、人の波が押し寄せてくる中、一人後方へ向かいました。ドリンクチケットでビールを交換し、クロークに向かう途中でSlipknotスタート。Slipknotを尻目に帰途につくのは寂しいのかそれとも贅沢なのか。ともかくここで自分のノットフェスは終了。次の日の入社式に備えて帰宅しました。

まとめ

以上、二日間のノットフェスでした!
この後社会人生活が始まり、あまりの忙しさでレポ書くのに3週間かかりました…。
時間もお金もろくにない社会人、キツい…。
とりあえず次のライブは6月のTwilight Forceはチケ買ったのでそれは行きます~

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