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実習内容紹介|川瀬信一さんチーム

社会的養護が必要な子ども

今の日本には社会的養護が必要な子どもが4万5千人います。
社会的養護とは、保護者のいない子どもや、保護者に監護させることが適切ではないと判断された子どもを、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことです。
また社会的養護という枠からとりこぼされている、統計にはあがってこない困難を抱えた子ども/大人・家庭も、多くある現状があります。

私たちは川瀬さんと対話を重ねてきました。
そして個々が感じたこと・思うことを沢山、話合いました。02川瀬|実習内容|画像

川瀬さんご自身のお話、また「子どもアドボカシー」という活動の取材を行い、私たちは「・・・声にならない声はどうなるの?」という問いに辿り着きました。

・・・声にならない声。・・・言葉にならない思い。

−−−私たちが声にできず閉じ込めている自分の「声」。
−−−聞き落としてしまっている誰かの「声」。
−−−誰かに上書きされてしまった「声」。

表面に出てこなかった、または今まで認知されてこなかった、そんな人々の存在や苦悩に、思いを馳せる・考えてもらえるように、作品を作ることにしました。

より多くの方に「子どもアドボカシー」という活動や、社会的養護の現状。
また枠からとりこぼされている、 生きづらさ/困難 に目を向けてもらえるように展覧会を行うこととしました。

社会的養護・子どもアドボカシーについての紹介

社会的養護・子どもアドボカシーについて、詳しく紹介されているリンクのご紹介です。

子どもの声を尊重する社会の実現に向けて−子どもアドボカシーの取り組み−
下記リンクで「子どもアドボカシーの取り組み」について詳しくまとめられています。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodoku_koritsu_forum/dai3/siryou2.pdf

「子どもの声からはじめよう」 代表理事 川瀬信一さん
https://kodomo-no-koe.qloba.com/
子どもアドボケイト養成講座のお知らせなどもこちらのホームページよりご覧いただけます。

朝日新聞 2019年9月8日「子どもアドボカシーを考える」
https://www.asahi.com/articles/ASM935QJKM93UTIL02D.html
「子どもアドボカシー」がどういう活動かが、わかりやすく取材されて掲載されています。

「チャボナビ」
https://chabonavi.jp/  
社会的養護に関する基礎知識、社会的養護施設を知るためのコンテンツや、実際の施設の情報が掲載されています。幅広い情報をとりまとめ発信しているサイトです。

「Three frags~希望の狼煙~」 YouTubeチャンネル
児童養護施設出身の3人の視点から社会を考え、新しい未来を作るための“声”を発信する番組。
「子どもアドボカシーに」ついて詳しく話されている回のご案内です。
【知ってほしい】子どもアドボカシーを知ろう! 
https://youtu.be/x_PeeqelSh0

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