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2024年7月1日〜7月7日のダイジェスト
【読んだ本『カラマーゾフの兄弟』】
『カラマーゾフの兄弟』を最初に読んだのは2007年。その後に読んだ江川卓の『謎ときカラマーゾフの兄弟』が本当に面白すぎて、再読することにして、2018年の11月から6年かけて2024年7月、ようやく全5巻読み終えた。1日2ページしか読まないような日も多かったけど、4巻の後半くらいからは面白くて1日30ページ以上は読んでた。エピローグは初読時と同じように涙が溢れた。胸を打つ名作!!
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前回読んだ時は原卓也訳、今回は亀山郁夫訳とした。亀山氏はドストエフスキー好きすぎてカラマーゾフの兄弟の続編を書いちゃう人なので期待していたけど、解説だけでトータル300ページ以上あって笑った。この面白さを共有したいので、欲しい人いたらあげます(中古で買ったので前の持ち主の鉛筆による書き込みがたまにあるけど・・・)。
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【人生において、3回以上読んだ本】
同じ本を2回読むってあまりしないんだけど、3回読むのはさらに少ない。自分の読んだ本メモノートで探してみたけど、3回以上読んだ本は以下の通り。
ドリアン助川『青春放浪』
夏目漱石『こころ』
太宰治『人間失格』
ヘルマン・ヘッセ『デミアン』
ドストエフスキー『貧しき人びと』
同じ本でも、自分の状況や経験ごとに、例えば 学生時代/社会人になってから/子供をもってから/仕事を引退してから の4つ区切りくらいで読みたい。
友人と仲違いをしてから再読した夏目漱石の『こころ』や武者小路実篤の『友情』は味わい深かった。
【観た映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』】
ディズニープラスを契約したので、今まで一度も観たことが無かった『スター・ウォーズ』シリーズに手を出してみることにした。
スター・ウォーズシリーズは配偶者が好きらしい。俺と配偶者は音楽の趣味は《メタラー》と《ロキノン系》で水と油、本の趣味は《本を読む派》《本を読まない派》、食べ物の趣味は《ナチュラル志向自炊派》《インスタント食品やコンビニの揚げ物類に抵抗無し》、金銭感覚は《小遣い帳を大昔からつけ続けている》《ポイント失効》、部屋の掃除は《汚れてきたらする》《しない》、親からのLINEは《返す》《未読無視》と、共通点が少ない。映画にしても俺は『赤毛のアン』『小さな恋のメロディ』が大好きなのに対し配偶者は『スター・ウォーズ』や『007』なので、何か歩み寄ろうと思った次第だ。
で、とりあえず公開順からまず『スター・ウォーズ/新たなる希望』を観てみたけど、面白い!最初はチープ感に違和感があったけど、「あっ、これドラえもんで見たやつだ!」「ビッグバン・セオリーでマネしてたやつだ!」「フィロソマの3Dフェイズだ!」等と、《その後の作品の元ネタはこれだったのか〜感》でとても楽しめた。
エヴァンゲリオンの『失楽園』っていうエロ同人誌シリーズを先に読んで、その後本編アニメを観た時と同じような面白さな・・・とも少し違うか。まあそれはさておきいわゆるアハ体験で脳が活性しながら観てる感ある。メイザフォースビーウィズユー、って言葉も英語の何かでやったな。
【フルーツサラダ作りを再開】
果物も野菜もオリーブオイルも高くなり、何より時間がかかるのでだんだん作らなくなっていったフルーツサラダ。
今週、何気無く買った杏が美味しくなくて、「どうするかな〜・・・皮を剥いて冷凍して、ブルーベリーと一緒にスムージーにしてしまうか〜・・・」とか思ってたけど、今まで一度も試してなかったのでフルーツサラダにしてみた。
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そしたら結構いける。そしてフルーツサラダという食べ物の美味しさを思い出した!単体として食べるにはイマイチな果物もサラダにすると輝く。アイドルグループみたいなものかな。
ちなみにフルーツサラダの味付けは基本的にオリーブオイル・塩・こしょう・レモン汁(又は何かしらの柑橘の果汁)で条件を統一している。
桃→そのまま食べると★★★★★、フルーツサラダにしても★★★★★
杏→そのまま食べると★★、フルーツサラダにすると★★★★
みたいな差が出て面白い。
人参と同じ色をしているけど、杏 ☆☆☆☆#フルーツサラダ#Twitter家庭料理部#料理好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/cwHbc4srKK
— フルーツサラダログ (@chousyokulogu) July 6, 2024
xでのpostも再開するぞ!
【暑い夏が来るたびに思い出す、サマー・うなぎ・サーガ】
新卒後5年間働いた前職時代は、2年目から5年目まで7月〜8月はうなぎ部門の手伝いをしていた。
うなぎをサイズ別に仕分けして、ベテランのうなぎ職人の「大将」が蒸して焼いた蒲焼きを米に乗せてタレをかけ奈良漬を添える。
うなぎのねぐらみたいな細長くて狭い厨房で汗だくになりながら作業していた。大将は30分に1回くらいタバコ休憩に行くので3年目からは俺が蒸して焼いていた。
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この時期は、お昼に大将が作ってくれる鰻重を食べ、売れ残りの鰻重を持って帰り、と、毎日うなぎを食べていた。同僚や先輩や上司はうなぎは飽きたと言って毎日食べる人はいなかったけど、俺は真のうなぎ焼きなので毎日食べていた。
大将に「川村、鰻重食うか?」と聞かれ、「はいっ」と答えると「てめー毎日飽きもせずよく食うな、俺なんかもう見たくもねえよ!中卒で集団就職で青森から深夜列車で東京に連れて行かれてよ・・・そこから40年うなぎ焼いてんだよ・・・」とブツブツ言いながらも「どうだっ、川村!きちがい盛りだ、食え!」と、うなぎ2〜3匹分を乗せた「きちがい盛り」をよく作ってくれたものだ・・・7時〜19時の14連勤とかしてて倒れなかったのは、うなぎで栄養を摂っていたからだろう。
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5年目、大将は素行不良により解雇されて代わりに普通のおっさんが来たのでうなぎはもらえなくなった。(ちなみにその普通のおっさんは解雇されない程度の素行不良により翌年異動していった)
でももう後悔ないくらい、一生分のうなぎを食べたから、残念ではあるけど満足している。あの日の思い出があるから生きていける、みたいな。
【記事を書いた】
公開はまだだけど、動物パン紹介記事を書いた。もう24回目・・・
投稿してもらった写真の保存・整理・サイズ調整に28分、画像を載せながらテキストを書く作業に79分、改行やリンク貼りに28分、合計135分の作業。投稿者さん達には本当に感謝でしかない。何かでお返ししたいのだけど・・・
Xで「どうぶつパンゲットだぜ!」という素敵なアカウントを発見したけど、最近は更新がされていないようで残念。動物パンの士を集めたいですね。
【昔はさほど心に刺さらなかった曲が今はくる】
今週末は土日両方出勤して、他に誰も来ていなかったので延々と音楽をかけていた。
持ってない曲はサブスクのAmazonミュージックで聴いているけど、今になって、歌詞を見れることに気付いた。
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カラオケみたいに歌詞を追ってくれる。便利な時代になったな〜
これはムックの『暗闇に咲く花』。昔はろくに歌詞も読まず「暗闇に咲く花・・・電気を消した部屋でベッドインして服を脱がせて、乳首が出てきたという話だな」とか適当に思っていたけど、今歌詞を読んでみるとグッとくる。
加齢とともにパワー・バラードが胸を打つようになった。