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7/17 スパイクカップ5-3完走 【ロストヌメルゴン】

はじめまして、関西で自主大会を開催しています。けーや(@dream_mogatari)と申します。

今回は7/17のスパイクカップに使用したロストヌメルゴンの解説をしようかと思います。
5-3の159位で完走という結果でしたが、優勝するポテンシャルはあると思います。
本記事は投げ銭形式で、全文無料公開させて頂きます。
出来る限り読みやすいようには心がけて書いてはいますがいますが、記事が長くなってしまいますので、最後まで見て頂ければ幸いです。
では、よろしくお願い致します。

自己紹介

小学生の頃からのポケカは触ってはいましたが、大会に出たりしていたのはBW、XYは少しやっていましたが、半年くらいでやめちゃっています。
本格的には、フェアリーライズから続けてやってます。
基本的には性格上、環境デッキを握らないのでいつもLOや、ん?と相手が思うデッキを握っています。なのでこれといった成績は残していません。

今はプレイヤー+毎月Bee本舗バトルタワー店様で、【マリィのお茶会】という大会を開催させて頂いております。

ロストアビス発売、直後の環境考察

大会で多く対戦する可能性があるデッキ

・パルキア(ターボ、キュレムなどすべて含む)シェア率36%
・ミュウ シェア率12%
・ギラティナ シェア率12%
※シェア率は予想です。

少数だが一度は対戦する可能性のあるデッキ

・ヒスイゾロアーク
・裏工作アルセウス(かがやくリザードン入り)

・パルキア

パルキアは一番対戦する回数が多いと考えていました。
裏工作型
ターボ型
キュレム型
今回のロストアビス(次から新弾記載)発売前から、スピード・パワー・安定感・捲り性能を持ち合わせており、非常に強いデッキになります。
新弾発売後、キュレムの青天井火力、ロストシティなど構築の幅が広がり、一番のシェア率を維持すると考えていました。
→実際にめちゃくちゃいた気がします。

・ミュウ

シェア率の低下が予想されていましたが、パワー・スピード・安定感がなくなった訳ではなく、ギラティナの存在でシェア率が下がるという事でしたが、実際は新弾で、ロストスイーパー、ロストシティなど強化ポイントが多くは存在していると考えていました。

・ギラティナ

新弾の目玉カードですね。多くの型が存在し、火力・VSTARパワーといいめちゃくちゃ強いです。
プロキシで練習されている方もいますが、15日発売の17日大会で納得のいく構築出来る、可能性が少し低いと予想していますが、ミュウと同じくらいのシェア率と考えていました。

結局のところ、上位シェア率のデッキ全てに有利が取れるというのは、とても難しいですが、せめて五分五分は取れるデッキを選択する必要があります。
Tier表を作るなら以下のようになります。
※Tier1.5は中途半端ですが、許してください。

Tier1
パルキアVSTAR
Tier1.5
ミュウVMAX、ギラティナVSTAR
Tier2
ヒスイゾロアークVSTAR、裏工作アルセウス
Tier3
その他

デッキ選択の理由

結論から申し上げますと、リスクが少なく相手のリソース管理を難しくする事を押し付け、逆転要素を作り、耐えることによりあらゆるデッキをみれるという点を評価したからです。
(パルキア、ミュウ、ギラティナを握りたくないというのもあります。)

ツツジでの逆転要素、雪道がさほど怖くはない、弱点が存在しない、ワンパンするのに要求値が高い、アタッカーのエネルギー相性、奇襲性能の良さ、ミラーマッチを考えなくていい(可能性は0ではないが少ない。)
※実際はお一人、使用されているのを確認しています。

一番は相手からしたら、見る回数が少ないので、立ち回り、正しい判断が非常に難しい、正解の選択なのかわからない(いわゆる初見殺し)ところもあります。

当日のマッチング

1回戦 後 ✕ エルフーンVSTAR
2回戦 後 ○ レジギガス
3回戦 先 ✕ ターボパルキアVSTAR
4回戦 先 ○ キュレムパルキアVSTAR
5回戦 後 ○ キュレムパルキアVSTAR
6回戦 先 ○ ハピナスミルタンク
7回戦 後 ○ ロストリザードン
8回戦 先 ✕ ギラティナVSTAR

※先行後攻が間違っていたらすみません。

デッキリスト

当日使用しました60枚になります。

デッキコンセプトは、序盤~中盤での安定性、終盤はメリッサで-120、アイアンローリング-80の合計-200を押し付けようという点を目指しました。

かなり尖った構築にも見えますが、数を回した結果こうなりました。

デッキコード【KJJ8JY-lyqJ5L-8xc88D】

※奇跡的なのですがTier4チャンネル様の構築と全く同じですので、そちらの方の解説も見てみてください。(Tier4チャンネル様へは許可を頂いております。)
【ポケカ/対戦】禁断のコンボ!メリッサで何者も寄せ付けないヒスイヌメルゴンVSTARがとにかく硬い!【ポケモンカード/Tier4チャンネル】 - YouTube

採用カードと理由

《ポケモン》

・ヌメルゴンVSTAR 4
・ヌメルゴンV 3
このデッキのメインアタッカーになります。なぜVが3で、VSTARが4枚なの?普通は逆ではないのか?
1試合でVSTARが戦うのは、基本的には2体(ギラティナのみ3体予定)になります。そして、VSTARをサーチする手段はキュワワーの特性とアクロマのみになります。途中ロストをする可能性、ヒット率を考えた結果4枚採用です。Vが3枚のは上記の事とヌメルゴンスタートをする可能性を下げたいからです。

・キュワワー 4
このデッキの肝になります。システム&ロストを増やす手段であり、先行後攻、関係なく初手に2回は、はなえらびを使用したいのでMAXの4枚採用です。

・ウッウ 1
エネルギーなしで110ダメージ出せるめちゃくちゃ強いカードです。ミルタンク、非Vポケモン、VMAXを倒す為の打点調整用の大切な枠ですので1枚採用です。(出来れば2枚欲しい)

・かがやくゲッコウガ 1
キュワワー、アクロマでのドローが弱いときやロストを増やすために、回収ネットやいけかえを引き込む為の大切なドローシステムポケモン。そして、ミラージュゲートと相性が良く、ミラージュゲート→手張りでの即起動が出来る。めちゃくちゃ大切なアタッカーです。

《グッズ》

・クイックボール 4
ポケモンサーチ手段のグッズはこれのみです。基本的にはたねポケモンばかりなので4枚は絶対欲しいですし、これ以上のサーチカードはいらない感じがしています。

・ミラージュゲート 4
ヌメルゴン、かがやくゲッコウガへエネルギー加速する大切なカードになります。3枚採用も考えましたが、ヒット率、ロストする可能性、使用頻度を考慮した際4枚採用が、一番安定感が出ました。

・回収ネット 4
キュワワーの再利用、相手のかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんへの、ケアのために回収する為に必須で4枚採用になります。

・ポケモンいれかえ 3
ヌメルゴンスタート、キュワワーの動きの安定、ロストをすること、LOなどロック系統のケアも含めて3枚採用しました。

・ふつうのつりざお 1
ウッウ、かがやくゲッコウガ、やまびこホーンを嫌なときの為。なにより、ふつうのつりざお→ミラージュゲートが強すぎます。なので、1枚採用しています。

・ともだちてちょう 1
ボスやメリッサをロストしてしまい、トラッシュにあるものを再利用したいときの為の1枚採用。これがあるので、初手でのクイックボールのコストにサポートを切っても良いという安心感も出ます。

・こだわりベルト 2
VMAXをウッウ込みで倒すため、進化出来ていないVをボスで呼びヌメルゴンVSTARで230で倒すために必要なカードな為2枚採用になります。

・ふうせん 1
キュワワーに付けるのも良し!、ヌメルゴンスタート時にふうせん→キャプチャーエネルギーでキュワワーに最低限動けますので1枚採用になります。

スクロール手間があるかと思いますので、もう一度掲載します。

《サポート》

・アクロマの実験 4
ロストを増やすための必要なカードですし3/5でその時の状況に合わせたカード選べるのはめちゃくちゃ強いカードになります。そして、先行1.2ターン目、後攻1.2ターン目に連続で使用したいカードですので、MAXの4枚採用になります。

・メリッサ 2
1試合に2回使えれば嬉しい、ロストをする可能性から2枚採用になります。メリッサ→アイアンローリングでアルセウスにベルトが付いていなければ0ダメージ、パルキア相手だとベンチを絞ればそれこそ打点がほぼほぼ出ません。練習ではメリッサが打てたからパルキア、ギラティナ、キュレムに逆転勝利する場面はとても多かったです。

・ボスの指令 3
2回は使いたいけど、ロストする可能性、ともだちてちょうを使うときに2枚は戻せれるようにしたいので3枚採用になります。

・マリィ 1
はなえらび、アクロマを使用してエネルギーを引きすぎたりした時の為に1枚採用しています。(使用回数はめちゃくちゃ少ないので、変更する可能性が一番高い枠ではあります。)

・ツツジ 1
逆転作るきっかけです。今回もレジギガス、キュレムパルキア、ロストリザードン戦で活躍してくれました。はなえらび、かくしふだ、アクロマを使っていると手札が10枚を超える事も多々ありますし、欲しいタイミングに手札にあることが多い印象でしたので、試しに入れてみた時に普通に使えて邪魔にならなくて、衝撃が走りましたし、勝率もめちゃくちゃ上がりました。

《スタジアム》

・トレーニングコート 2
かくしふだを使用する為、エネルギーを回収する事を考え、2枚の採用になります。
3枚はいらないのか?→欲しいですが、VSTARパワー使用時のための雪道剝がすためや、基本的には上位のシェア率のデッキにはトレーニングコートの採用がされている構築が多いので、こっちが多く採用するよりは別に枠を活用しようかと考え結果、2枚採用になりました。

《エネルギー》

・基本水エネルギー 6
・基本鋼エネルギー 4
5-5での枚数を採用で始めは、練習していますが、かがやくゲッコウガの攻撃の可能性を考えた時に鋼エネルギーよりは水エネルギーの方が多い方が安定性が出たので6-4という採用になりました。その為、エネルギーをロストする際は枚数など気を付けて動く必要が出てきましたが、そこは練習をしてなれる必要性があります。

・キャプチャーエネルギー 4
たねポケモンをサーチやかくしふだのコストでより多くのエネルギーを!っと考えた時に4枚採用になりました。ハイパーボールの不採用にすることから少しでもたね切れを防げたいとも考えてこともあります。

不採用カードと理由

・ジュペッタ

特性にんぎょうくようは強力ですが、序盤の安定性、カゲボウズ、ジュペッタを揃える為の要素が必要であり、初手に手札にあったりロストすることになれば、場にあるカゲボウズがげっこうしゅりけんの餌食になりかねないので、今回のコンセプトには合いませんでしたので、今回は不採用としました。

・バトルVIPパス

ギラティナのデッキ、ジュペッタを採用するデッキには採用する意味があると思います。今回の構築でもメリットがないわけではないのですが、パルキア相手の場合あまり並べたくな、途中のドローで引いても邪魔(ロストに送れたらOK)になる可能性が高いので今回は不採用にしました。

・おおきなおまもり

おおきなおまもりを採用することによりHP270+30アイアンローリング-80の耐久が380メリッサ使ったら耐久が500!!すごいですが、Vポケモンをワンパンする火力がなく決定打に欠けますし、キュレムVMAXを2パンする際に、ベルトがなければウッウを挟めないこと、25分で試合を終わらす事を考えた時に不採用になりました。

・モミ

ドローを多くしエネルギーを抱えることも多いですし、かがやくゲッコウガもアタッカーと考えた時にヌメルゴンVSTARを是が非でも、モミで回復→ミラージュゲート→手張りをして耐久することが、とても要求値が高く決まることが少なかったので、今回は不採用になります。
VSTARパワー1回で十分なとき、VSTARパワーを使わなくても勝てる試合が多いこともあります。

採用検討カード考察

ここでは簡単に書かせて頂きます。
・ビックパラソル
・ジュペッタ
・ディアンシー

になります。

ビックパラソルに関しましては、ギラティナのVSTARパワー、ヒスイウインディなどにいます、ヒスイゾロアークのはめつののろいの対策にもなりますので、検討はしています。

ジュペッタに関しましては、成功すればロストの加速がとても速くなり、メリッサの連打やバトルサーチャーのような使い方が出来ますが、その場合は構築の変更が出てくるかと思いますが、それも良いとは思います。

ディアンシーに関しましては、ウッウのサイド落ちケア、安心してヌメルゴンを育成できるところもありますので、採用する価値はあるかと思います。

ですが、この3種ともにデメリット(記載済みもあり)もあります。
安定性が欠ける(ジュペッタ)、ディアンシーを前に出すということは受け身になります。=ウッウで攻撃をしていないことにもなりますし、ギラティナデッキにクロススイッチャー、ロストスイーパーの採用されているものも考えると、ディアンシーが機能しない可能性もあります。ビックパラソルも現状ギラティナに使うこともありますが、なかなか難しい選択になるかと思います。

基本の回し方と盤面の作り方

まず、簡単にですが目標とする最終盤面になります。(理想、状況によりますが)

ヌメルゴンVSTAR2体、かがやくゲッコウガ、キュワワー1体が理想になります。あなぬけのひも→ボスを考えた場合2体欲しいところですが、ボスだけで裏を取られるリスクもありますので、あくまでも目標程度で考えていてください。(ヌメルゴンVSTAR1体のことが多々あります)

かがやくゲッコウガ、キュワワーはヌメルゴンが2体準備が出来た時に、アタッカーの幅が広がりますので、キュワワー1体は必ず立てたいです。
※相手がパルキアの場合パルキアのVSTARパワーを使うまでは、キュワワーは常に1匹でとどめておきましょう。

では、ここから序盤の動き方です。

こちらが理想の盤面になります。ですが、現実はそんなに甘くないのでウッウは攻撃する時に出せればOKという感じです。
優先順位
【先行】
キュワワー>ヌメルゴン>かがやくゲッコウガ>ウッウ
【後攻】
キュワワー>ウッウ>ヌメルゴン>かがやくゲッコウガ
という感じになります。

・序盤
はなえらび、アクロマでロストを4枚→7枚→10枚という増やし方を目標にロストを増やしていきましょう。
・中盤
ヌメルゴンを起動させVSTARパワーなどを使い、耐久の動きを取ります。
そのときに、アクロマでロストを増やすのか、ボスで裏のVポケモンを倒すなどしていきましょう。
・終盤
ツツジ、メリッサを使い耐久したり、ボスで試合を決めれる準備をします。

試合中に意識していること

耐久デッキでは、盤面把握、相手の採用されているカード枚数など相手のデッキを知っているかという点が大きくなります。
回収ネット、いれかえの枚数。ボスの枚数。エネルギー枚数。かがやくゲッコウガにサイドを2枚取らせない動き。ですので結構練習が必要になります。

そして、大きい大会になれば時間切れの両者負けなど、勿体ない試合があったりします。ロスト型、裏工作型、ターボ型と結構、考えてしまうと思いますが、時間は気にしておきましょう。

最後に

ここまで長い記事を読んで頂きましてありがとうございます。

ヌメルゴンVSTARはまだまだ発展途上でありまだ強くなるかと思います。デッキ構築に正解はないと、思っていますので見て頂きました、皆様の少しでも参考になればと思います。

そして、少し告知をさせて下さい。
7月30日(土)13:00よりBee本舗バトルタワー店様にて自主大会をさせて頂きます。
参加費500円(上位3名賞品あり)
もし、よろしければ参加してみて下さい。
カードゲームお茶会(@card_game_otya):大会運営アカウントになります。告知、申し込み、詳細も書いてありますので、よろしければ見てみて下さい。

最後までありがとうございました。投げ銭は強制ではありません、なくてもかまいませんので、コメントやここどうですか?など質問がありましたら。
TwitterのDMを下さればお答えさせて頂きます。
@dream_mogatari

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