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さぁレーシングカートに乗ろう!第3回 なんといってもカートはレースやで!!

第2回はコチラ

■レーシングカート

レーシングカートに乗るなら絶対に出てほしいのがレースです!!

だって、”レーシング”カートなんですから!

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走るために必要な部品のみで構成されるレーシングカート、その真価はレースをしてこそだと考えています。確かに、たまの休日に速いカートに乗って爽快感を得るという楽しみ方もあるでしょう。しかし、レースから得られるものには、その比では無いレベルで得るものがあります。

よく、「自分なんか…」「上手くなってから」などと言う方がいますが、、、、そもそもその思考が間違ってます!

上手くなってからっていつですか??

芸能の世界では有名な話があります。
「1年みっちり稽古を積んだ者と、1週間舞台に立った者のどちらに実力が付いているか?」
つまり、失敗の許されない状況に身を置いて、自分の持っている力をすべて出し切るんです。

それでダメだったら反省して、次に活かせば良いんですよ。だから、最低限安全に走れるようになって、停滞や物足りなさを感じたらどんどんレースに出てみて欲しいです。

ちなみに、棒有名プロレーサーなんて、修行時代に年50戦していたなんて逸話もあります。
アレ?
レースって週末しか開催されてなくて、、、365日/7=52!?!?


■入門レースとは?

「レーシングカートには入門用のSLレースがあり、先ずはSLライセンスを取って、、、」って話ばかりじゃないですか?そういう将来プロになっていく人達向けのルートだけではありません。

一般の人がこれからレースを始めるのであれば、例えば
 1、レーシングレンタルレース
 2、コース主催のローカル戦
 3、レース初心者向けイベント

等があります。

「1、レーシングレンタルレース」

マイカートを持っていない人が参加できるレーシングカートを使ったレースであり、よくあるレンタルカートレースの車両が速い版です。参加費用は少し高くなりますが、レーシングカートを持っていなくてもレースができます!!

ただし、デメリットも存在し、参加者皆が同じ境遇だったりするため、クラッシュ等のトラブルで修理費用が発生する可能性があります。私は、レース経験がある状態で参加した、この趣旨のイベントで位置取り、ブレーキもまともにできない車両に突され、修理に8万円払った苦い経験があります。(※サーキットでは全てが自分持ちの原則のため、公道のような過失割合という考えは適用されません)
なので、私はこの趣旨のイベントはあまりオススメしません。


「2、コース主催のローカル戦」

これは各地のコースが主催となり年5回程開催しているレースです。JAFやSLライセンスを取得し、年間のシリーズポイントを争う格式高いクラスと合わせて、コースライセンスがあれば誰でも参加できる条件の緩い入門クラスが設けられていることが多いです。

そして、マイカートが無くてもショップからレーシングカートを借りてレースに出ることも可能です!

私は初めてのレースをショップのレンタル車両で参加しました。実際、今後もレースを続けるか分からないのに、カートを買うのは博打なので、お試しと考えればそれでも十分かと。そして、本物のレースを体験し「また出たい!」「もっと良い成績を出したい」と思い、カートを購入しレースを始めることになりました。

この時の具体的な費用は確か
 ・エントリーフィー:12,000円
 ・車両代(タイヤ、ガソリン込み):60,000円※
  ※前日の練習走行からの合算

合計8万円位でした。

考えようによっては8万円で記念に一度だけ本物のレースを体験することができるともとれます。

そして、ローカル戦ではあっても、ショップ経由で参加する人が多いため、危険なレベルのドライバーがいないこともポイントです。

なので、私はこのコース主催のレースをオススメします!!


3、レース初心者向けイベント

これは1番と2番を合わせたようなイベントです。

例えばAPGでは「KSA」という、カートショップ連合が主催するレーシングカート入門向けイベントがあります。レースの練習をしよう!くらいのノリで行われ、1日に
 ・練習走行 → タイムを見てグループ分け
 ・5周のレースx3回 → 1回毎のレース結果によりクラス調整

というフォーマットで行われ、レースとって大事なポイントである「ローリングスタートの練習」を落ち着いた環境で練習することができます。

もちろんレンタル車両での参加もOKです。

ただ、一つだけ残念なのは年2,3回しか開催されないので、タイミングが悪いと出られない事でしょうか。


■まとめ

今回紹介したように、マイカートを持っていなくても参加可能なレーシングカートのレースはあります。ですので、白熱のローリングスタート、コース上での駆け引きをぜひとも体験して頂きたいです。

さすれば、序章に書いたようにレースを通して成長できると思います!!



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