
Core i5 13400Fはコスパ抜群でゲームもヌルヌルだった
5年近く使用した自作PCのCPUをIntel Core i5 13400Fに変更しました。
これまで使用していたのは第8世代のIntel Core i7 8700。
そしてグラフィックボードにRTX3070というなんともチグハグな組み合わせ。
そのためゲームを4Kでやろうとすると、グラボの稼動はほとんどしていないのに、CUP使用率は常にフル稼動状態。
当然のことながら、動作も安定感に欠けるという状態でした。
最新のCore i5 13400Fを購入
結論から言うとCore i5 13400Fを新しく購入しました。Core i5 13400Fは、ゲーム(MHR)も快適に動くし、動画編集作業も快適です。
なのに価格30,000円以下というコスパに優れた優秀なCPUでした。
Core i5というと、ミドルレンジの性能でゲームとか動画編集とか大丈夫なの?って思っていましたが、Intelの13世代CPUの性能向上が著しく、むしろCore i5で十分でした。
Core i5でこれだけの性能を持っているのに、i7はどんな人が使うんだろう?って思うレベル。
ガチのゲーマーとか、仕事で4K動画のバリバリ編集するとかじゃないとそこまで必要ないんじゃないでしょうか。
Core i5 13400Fを選んだ際のポイント
まずは3つの候補をリストアップ
CPUを新しいものに変えよう!といっても、ここ数年のCPU事情をまったく理解していなかった私。
なので、まずはCPUのベンチマーク比較サイトをいくつか利用して現行品の性能と価格をリサーチしました。
基準としては以下の3点。
ベンチマークスコアが15,000以上
価格はできるだけ安く
最新Ryzenは除外(DDR5メモリが必要なため)
その結果として絞られたのがこの3つ。
Core i5 13600KF(i5なのに12世代のi7に匹敵する高性能)
Core i5 13400F(30,000円を切る価格でスコアも良好)
Ryzen7 5700X(30,000円以下でコスパよし)
1のCore i5 13600KF、Core i5で前世代のi7と同等の性能がすごく魅力的。
2のCore i5 13400F、ライトゲーマーの私には性能的には必要十分。
そしてなんといっても30,000円以下で変えるというコスパの高さが魅力。
3のRyzen7 5700Xも同様。そしてマザーボードもIntel用よりも安そう。
トータルで考えるとこれがもっともコスパがいいかも。
ベンチスコアは2,3ともに15,000程度で基準をクリア。
ちなみにベンチマークのスコア基準については、今まで使っていたCore i7 8700のスコアが8,700程度だったので、倍以上のスコアをということで15,000前後を基準にしています。
倍くらいのスコアでないと、体感できないかなと考えました。
コストを抑えるためにマザーボード込の価格で考える
Core i5 13600KFの高性能にも惹かれましたが、コストを考えて候補からは脱落。
ということで候補に残ったのは、Core i5 13400FとRyzen7 5700X。
CPU単体の価格はどちらも大きな差はなく、性能もほとんど同じ。
おそらく実使用時の体感は感じることはできないレベルの性能差。
そこで、今度はマザーボード込みのコスト総額を考えてみることに。
まず考えたのがRyzen7 5700X。
マザーボードはAM4ソケットのもの。
いろいろ調べてみたところ、CPUとマザーボードのセットで42,500円で購入できそう。
かたやCore i5 13400F。
こちらはマザーボードがAMDよりも若干高額で合計45,000円程度。
ただしこっちのマザーボードは、Z690シリーズ。
金額だけで考えるとRyzen7 5700Xが若干安かったのですが、諸々の拡張性を考慮した結果、Core i3 13400Fに決めました。
Z690シリーズマザーボードにもかかわらず価格差はごくわずかというのと、もしも今回購入するCPUにパワー不足を感じたときに、Intelのほうが少ない出費でアップグレードが可能。
この2点が決め手となり、Core i5 13400Fを購入することに決まりました。
Core i5 13400Fレビュー
4Kゲームもラグなしでヌルヌル快適に
CPUを13400Fに変更してからは、とりわけゲーム性能の面で性能アップを体感することができました。
今までは4Kモニターでゲームをすると、ところどころFPSが落ちたりラグが出たりとなかなか安定せず、高画質な4Kモニターでゲームをするのを諦めていました。
それがCPUを変えたことで、4Kモニターでも安定して60FPSが出るようになり高画質で快適なプレイが可能になりました。
RTX3070の性能では4Kはキツい?と考えていたのですが、どうやらCPUがボトルネックとなっていたみたいです。
使用時のファン音も静かになって満足
CPUの性能が上がって諸々の処理にも余裕が出たために、ファンからの騒音レベルも体感でかなり小さくなったように感じています。
以前なら、スピーカーの音量を上げないとファンの音が気になるレベルだったのですが、それがはっきりと体感できるレベルで静かになりました。
30,000円以下で性能大幅アップでコスパ最高
まとめると
Ryzen7 5700XとCore i5 13400Fの性能差はほぼない(スコアのうえでは)
マザーボード込みのコスト総額はRyzenの方が安い
Core i5 13400Fで4K60FPSで安定稼働は可能(タイトルによる)
思っていた以上にCPUがボトルネックになっていた
今回わたしはCore i5 13400Fを購入しましたが、その最たる理由はZ690マザーボードがたまたま格安で販売されていたから。
もしもこのマザーボードがなかったら、きっとRyzen7 5700Xを購入していたと思います。その方がコストも安く抑えることができますから。
性能的にはどちらを使ったとしても大きな違いは出ないと思いますので、入手性や再現性の容易さを考えるとRyzen7 5700Xという選択肢になるのかなと思います。
なにはともあれCore i5 13400Fは、30,000円以下という価格にかかわらず4K60FPSが可能という優れたCPUだということが体感できていい買いものでした。