【要約】情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方 を読んで
こんにちは。
私は新卒1年目で、都内でエンジニアとして働いています。
今回下の書籍を読んだので、それについてまとめや感想を述べたいと思います。
【書籍の概要】
この本はざっくりいうと『プログラマーやエンジニアはこーやって生きていこうぜ』というのが書いてある書籍です。
仕事をする中で意識すべきことや、キャリアを積むにあたり大切な考え方が記述されています。
たくさんの項目があり、各トピックについて2~4ページほどでまとめられているのですが、今回はその中でも私の印象に残って実践したいと感じたものについて取り上げたいと思います。
今回取り上げるのは下の3つの項目になります。
一番の下手くそでいよう
あわてるな
視点が違えば認識も異なる
それでは順に説明させていただきます。
【一番の下手くそでいよう】
『バンドに入った途端、楽器の成長速度が早くなる』という話をよく聞きます。
ここで言われているのもそのようなことです。
周囲と比べて自分の脳力が劣っているとき、自分よりも優秀な人が普通の状態になります。
本書にはプログラマーにも同じことが言えると記載されています。
優秀な集団の中にいれば、話す内容や目にするコードの質も必然的に高くなり、周囲に引っ張られる形で自然と自分の力も伸びていきます。
これは私自身も大いに共感できます。
新卒1年目の私はチームの中で1番知識が少なく、能力も低いでしょう。
普段から飛び交う会話は理解できないこともたくさんあります。
ですが『理解できないことがある』ということは、それだけ『新しい知識を得る機会がある』ということだと考えています。
自分と同じレベルの人としかいなければ大体の内容は理解でき、自分で能動的に学ぼうとしないと新たな知識と触れ合う機会は少なくなってしまいます。
もちろん知らない知識に触れたときに、そのことに関して質問したり調べたりする行動力は必要でしょう。
でも周りに成長する機会がたくさん転がっていれば、必然的に知見は広がるはずです。
自分で頑張るのももちろん大切ですが、一人で愚直にやるより周囲の環境にその頑張りをブーストしてもらうほうが賢いですよね。
本書の中では1番の下手くそになる環境に飛び込むため、オープンソースのソフトウェアに関わることがオススメされています。
【あわてるな】
仕事をしていて大きなミスをしてなおかつ時間も限られているとき、多くの人は慌ててしまうと思います。
私もそうなるでしょう。
でも誰だって慌てたくて慌ててるわけじゃない。
本当は冷静でいたほうがいいのはわかっていると思います。
そんな私たちのために、本書では慌てないコツを教えてくれています。
慌てない方法
まず、身近でコンピュータが苦手な人を思い浮かべてみてください。
その人が下のような状況になっている場面を思い浮かべましょう。
PCの画面を操作している
処理が失敗し簡単なエラーが出る
エラーをろくに読まず余計な操作をする
その操作によって新たなエラーを生み出す
より複雑な状況に陥る
『あーーもっと落ち着いてちゃんと読みなよ』
こう思うでしょう笑。
ですが私たちが仕事などで焦っているとき、先輩や上司からすると同じような状況になっているかもしれません。
なのでもし焦ったときには、一度この場面を思い浮かべてそれを自分に当てはめてみてください。
自分を客観的に見るのです。
そうすると意外にも問題点は単純だったりします。
自分で自分を苦しめていることもあるかもしれません。
『大体のことはそれほどまずい状況ではない』と書かれています。
私も心に留めて、冷静に普段の作業を行えるよう努めます…。
【視点が違えば認識も異なる】
世間には『誰かによく思われよう』『媚を売って評価を上げてもらおう』のような考え方を悪とするような風潮があるように感じます。
ですが社会人である以上、多くの場合誰かの評価が重要になるでしょう。
物は言いようです。
媚びを売る
その人が重視していることに注力する
上の2つの言い方は、同じ場面に使えることも多々あるでしょう。
評価を上げるために評価する側は何を重要視しているのか考えることは大切です。
次のような流れでそれを考えてみるとわかりやすいかもしれません。
身近な人を列挙する(仕事であれば上司、同僚、部下、顧客 など)
それぞれの自分に対する認識の決定因子となるものを挙げる(専門知識、チームワーク、コミュニケーション力、指導力 など)
これをもとにその人の前で意識する振る舞いを1つ決める
できるだけ具体的なアクションに起こすのが重要だと考えています。
でも具体的って難しいですよね。
難しいからこそ多くの人ができないから、自分ができれば頭一つ抜けられると捉えることもできますが…。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。
今回は『情熱プログラマー』を読んで私が重要or実行しようと思ったことについてまとめました。
挙げたもの以外にもたくさんのことが書かれているので、興味があれば読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。