佐々岡政権の良かったところと悪かったところをまとめてみた
こんにちは、けしです。
今回は3年間の佐々岡政権で良かったところと悪かったところを振り返っていきたいと思います。
目次
佐々岡政権の良かったところ
佐々岡政権の悪かったところ
全体的な感想
最後に
1.佐々岡政権の良かったところ
投手陣の育成
ドラフト戦略
まずは投手陣の育成だ。緒方監督時代に活躍した投手陣(中崎、一岡あたり)が故障や勤続疲労によるコンディション不良などで離脱することが多くなっていた。そんな中で先発、リリーフともに新たな選手が台頭し、飛躍しつつあるように思える。先発陣では床田や森下が柱になり、遠藤、玉村といった若手が飛躍した。リリーフ陣も栗林が絶対的守護神として君臨。矢崎がリリーフとして柱となった。さらに森浦、松本、ケムナといった若手とターリーがブルペンを支えた。安定感はあまりないなかったものの来季は更なる飛躍を期待したい。他にも藤井、小林、島内、高橋昂也、塹江、黒原、森といった若手の台頭や中崎、一岡、フランスアの復活があれば投手陣はより強固なものとなる。
次にドラフト戦略だ。佐々岡政権3年間のドラフトで森下、栗林をドラフト1位で指名し今や投手陣の大黒柱となった。他にも森浦と松本はカープのブルペンを支え、他にも黒原、森といった期待したい選手たちがいる。野手陣では宇草や中村健人、末包など大卒や社会人が多かったが、1軍定着は勿論スタメンとして活躍してもらいたい選手たちである。西川、野間のFA次第では穴を埋めてもらわなければならない。
2.佐々岡政権の悪かったところ
ベテランの起用法
投手起用
まずはベテランの起用法だ。かつての主力の起用にこだわり勝ちきれない試合が多かった。特に交流戦でのDH起用と中崎の起用法には疑問であった。DHに松山や長野が起用されることが多かったが、あまり成績は残せなかった。一方で、代打では一定の成績は残していたので勝負所での起用がもっと早ければよかったのかもしれない。中崎の起用法に関しては次の投手起用のテーマで述べていく。
次に投手起用だ。特に中崎の起用法には疑問に感じた。春先は調子良かったもののシーズン通してセットアッパーとしては物足りないと感じた。やはり、これまでの蓄積疲労や故障の影響が大きく全盛期の力は発揮できていたとは言い難い。それなのにセットアッパーで起用され、
春先は防御率が8点台まで炎上した。もう少し楽な場面で投げさせることができれば良かったのかもしれない。他にも大瀬良など3連覇時の主力の実績を重視して重要な試合で投げさせ、試合を落とすことが多かった。これは野手にも同じことがいえるだろう。
3.全体的な感想
僕自身、佐々岡監督は成績は残せなかったもののよく頑張ったと感じている。理由は投手野手共に有望な若手が飛躍しつつあるからだ。會澤の後継者問題や右の長距離砲問題といった課題は解決してないが、投手陣はセリーグ屈指になりつつある。野手陣は3連覇したときの迫力を取り戻すのは難しいが、小園や坂倉を中心とした若手が引っ張って行けばあの頃の破壊力を取り戻せるかもしれない。来季から新井さんが監督になるが、佐々岡政権時に飛躍した選手たちをさらに成長させるためにどう指導していくのか見守っていきたい。
4.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。これからもこのような記事を作成していくのでよろしくお願いします。
改めて
佐々岡監督、3年間お疲れ様でした。