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水輪

2008/6/8の初投稿&初作詞品を見つけたので、せっかくだし文字起こしなど・▽・


遠い過去の春の日 きらめく小川の側
小さな水車ゆっくりと 回り続けてた
きれいな水車の側で 君と遊ぶ日々
小川の側で空眺め 共に歌ったね

影が見えた夏の日 静かな小川の側
小さな水車色褪せて セピア色になる
水車を見つめて君は 微笑んで言った
「私もいつか落ち着いた 色になれるかな」

落ち葉積もる秋の日 紅小川の側
君の音と水車の音は 止まりかけていた
沈む僕を見て君は 微笑んで言った
「大丈夫だよまだ私 あなたと歌える」

そして今は冬の日 凍える小川の側
止まった水車ひっそりと 佇んでいたよ
小さな水車と同じ 君はいつまでも
小さいままで僕だけが 年を重ねてく

せめて遠い春の声で 共に歌おうね

「水輪」lyric けみ

改めて見返すと、その後の自作曲の要素が散りばめられていて面白いなあ




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