slay the spireはじめてみた
デススト、AC6と骨太な大作が続いてるからちょっと軽くできる系のやつ、ヴァンパイアサバイバー的なイメージで……と言ってたら友達からオススメされたからはじめてみたslay the spire。
こーれ沼です。デスストとかAC6とかよりよっぽど。
ほんとに合法?中毒性強すぎて裏でアンパンとか呼ばれてない?
そんな感じで2日くらいどっぷり浸かりまして。なんとかアイアンクラッドで50階クリアしたくらいです。
ヴァンパイアサバイバーの1回30分というのは制作者側の慈悲だったというのが今やっと分かった。
プレイしてる側としては一回のリトライなんてホント替え玉一杯くらいの感覚なんだけど、時計を見ると何故か45分くらい経ってるんすよね。こいつら何?時間泥棒通り越して時間闇バイトよ?コレ
あんまり戦略とかを考えられないタイプなので、正直この手のカードゲームは得意では無いんだけど、脳筋には脳筋にあったプレイスタイルがある。
ただ、毎回一つの正解だけを狙う事も難しいから獲得するレリックに合わせて段々補正していく。それが身についてくると、どんな事故があってもある程度は進めるようになって……そうなると手ごたえが良い回もでてきて……最高記録が段々伸びてきて……とそのプロセスが、クゥ〜たまらないんですわ。
まだまだゲームとしては序盤くらいだろうから分からないけど、あんまり初期バフとかAC6で言うところのOSみたいなのは無ければいいな〜。あの手のがあると自分の成長なのかシステムの中で強さを得たからなのかが分からんくなってしまうからあんまり好きでは無い。
いわゆるローグライクって言われるジャンルの一つだけど、個人的にはここにこそe-sportsの未来を感じている。
そのゲームが好きな人達で集まるイベントならいいんだけど、近年の誰でも参加できるようなタイプのeスポーツイベントでよくあるタイトルが「太鼓の達人」「ぷよテト」「スト6」などなど。
会場に試遊台なんかを置いて参加可能ですよーとはしてるんだけど、やっぱりただの触りだけというか。競技としてのものとはまた全然違うし、ゲームの持つ奥行きまでたどり着けてない気がするよねぇ。
そういう意味では、ヴァンパイアサバイバーとかこのslay the spireとかって、初心者は初心者なりの100%の思考があって、上級者は上級者なりの100%の思考を持って「その回」のゲームに取り組んでいけるんじゃないかと思うんですよ。
例えば、完全初心者の人にいきなりハイってコントローラー渡してダークソウルのボス戦やられても、何が起きてるか分からない間に死ぬだろうし、そこでくそ〜もう一回!とはならないじゃないですか。
でもローグライクのいいところって誰でもスタートは一緒で、上級者はある種の機械的な作業でサクサク進めてしまう序盤が初心者にとってはエキサイティングな難易度だったりする。
このゲームを完全初見の人にハイッて渡したとしたら、まずはルールの理解に努めつつ、初心者は初心者なりの「真剣さ」を持って取り組むんじゃないかと。
スマブラの桜井さんもやってたように例えば友達と一緒なら、どこまで進められたか勝負だったり、こっちが終わって覗きに行ったら友達が上振れして凄いとこまで進んじゃったり。そういうのが意外とゲームの沼の入り口だったりするんですよね。
さらにイベントのメイン企画としてプロの方が来ちゃったりなんかして(ローグライク系にいるのかはさておき)最初の条件は同じはずなのに、自分達が苦労していた部分をサクサク超えたりするのを見ると、自分達のプレイの延長線上のものとしてオオーッと感じられたりする。
ゲームの観戦ってその感覚があるかないかで全然楽しさが変わってくるんじゃないかと思う。
そういう意味ではRTAとかもね、タイトルによっては向いてるのもありそうとは思うんだけど何せみんながクリアしたことのあるゲームというのが無いからなぁ。惜しいなぁ。
大幅に脱線してしまったけどslay the spireは飽きがくるまで進める予定です。みんなも一緒に合法的にトボう。