デアリングタクトと全妹の適正比較【ノルマンディーOC】
こんにちは!
ノルマンディー会員の主にとってはようやく一口馬主の季節がやってきました!
さっそく募集馬一覧を確認、、ん?、、なんと!!
デ ア リ ン グ バ ー ド
あのノルマンの、日高の、星!デアリングタクトの妹がいるではありませんか!
なかなかノルマンも粋なことをしてくれるようになりましたねぇ😏💕
というわけで、今回は募集馬診断より一足先に
「デアリングタクトと全妹の適正比較」をしていきたいと思います!
全兄弟でも姉とはどんな違いがあるのか。適正はどこになるのか。似てるのか。などその辺をテシオ理論で解き明かして行ければと思います‼️
それでは、どうぞ👇🏻
デアリングタクト、全妹の適正比較
○血統構成(形相)
まずは血統構成から比較していきたいと思います。
エピファネイア×デアリングバードではサンデーサイレンス(以下SSと称す)、Hail to Reason、Northern Dancer(以下ND)のクロスが発生します。
比較的見た目上は重たそうですが、テシオ理論的に見るとエピファネイアはSSのゼロ活性を持っているので、クロス弊害が起こる心配はありませんね。
NDは少しうるさめですが許容範囲内。配合としては良い組み合わせでしょう。
・デアリングタクト
デアリングタクトは父が活性値6(優性期)での種付けで生まれた馬ですが、母方の血も強かった影響で形は母似でした。
優先祖先になるのは母デアリングバード。
現役時代は1戦未勝利でしたが、
その形はサンデーサイレンスを通り、米国ダート87戦7勝のUnderstandingへと繋がります。
これから読み取れるのは本質としては米国的なパワー型ながらもエピファネイアの活性期で欧州的な瞬発力も兼ね備えているということです。
特にデアリングタクトが牝馬だったこその良質なスピード遺伝だと思いますので、ベストの血量でマッチしたと言えるでしょう。
・デアリングバード'22
ではデアリングバード'22を見ていきましょう。
全妹の方は父エピファネイアの劣性期という事で
母方の血が姉よりも強く出た産駒となります。
優先祖先はサンデーサイレンスの母Wishing Well。
現役時代は米国の芝ダートで12勝を挙げた名牝で
日本の芝でサンデーサイレンスの血が飛躍したのもひとえにこの母の影響が強いと考えています。
優先祖先にWishing Wellを持つ馬にはディープインパクトをはじめ日本での活躍馬が多数いるので
形だけで見ると姉よりも活躍する確率は高いです。
姉との大きな違いはエピファネイアの特徴でもある豊富な筋肉量が形として出てこないところですね。
パワーよりも素軽さ、平坦コースの方がより実力を発揮できるでしょう。
○能力面(質料)
続いて馬の中身、能力面から適正の違いを見ていきましょう。
えーくん流テシオ理論では「種付けイベント」と称していますが基本的にこのイベントを多く持つ馬ほど活躍傾向が高まります。
これを踏まえた上でそれぞれのイベントを見ていきましょう。
・デアリングタクトの持ちイベント
①サイクル…1度目の自然的な発情サイクル上で種付けできている。良質なスピード遺伝をするのに
月のサイクル裏…純粋なスピード能力というよりもパワーやスタミナが強化されやすい。ダート代わりや距離延長で良くなる馬によく見られる。
デアリングタクトのイベントから見るに純粋なスピード勝負よりもオークスやJCのようなスタミナパワー勝負の方が本質的には合っていたと思います。
・デアリングバード'22の持ちイベント
空胎明け…前年不受胎で母胎の状態が良く、産駒も健康で丈夫な子に産まれることが多い。
月のサイクル裏…上記載
牝馬のスピード遺伝は自然サイクルの方が高まる傾向にある為、イベントを見るに全妹の方はデアリングタクトほどスピード遺伝は高くないと予想しています。
形との相性を考えても長めの距離が本質。ダートでもそこそここなせるタイプでしょう。
まとめ
形,能力面を見ていきましたが結論として
「どちらも母似で形の軸は似ているが、
パワー型のデアリングタクト。
スタミナ型のデアリングバード'22。」
という印象です。
全妹の募集で盛り上がってますが、
特に大きなマイナス点はないので
個人的にも出資候補として見ています。
イメージとしては姉よりも成長曲線が遅めで
3歳以降の長距離路線で稼いでくれそうです。
久々の適正比較記事
いかがでしたでしょうか☺️
少しでも出資検討の材料になればと思います!
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それでは!また次の記事で🙇♂️
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