【サラブレッドクラブライオン】2022年度 募集馬 全頭 血統診断
今回は!
サラブレッドクラブライオンで募集される21年産のお馬さん達を診断していこうと思います‼️
この記事では、その馬の馬場,距離の適正に加えて、活躍馬に見られる傾向を持っているかどうかなどを『テシオ理論』に基づいて診断しております🙇♂️
字面や動画では判断し難いことなどを紹介していますので、是非!ご覧下さい✨
テシオ理論に関するまとめ記事はこちら👇🏻
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それでは、どうぞ👇👇
募集馬診断
1000口募集
1.レッドリヴェールの21 牡
8800万 1口価格 8.8万円 栗東・松永厩舎
モーリスは劣性期産駒で、本馬は母似となります。
優先祖先はMountain Flower。
日本では芝のマイルから中距離の適正を高める形で、実は本馬の父親であるモーリスもこの形を持っています。
本馬はモーリスの劣性期産駒でありながらこの形を出せるので、面白い配合ですね!
種付けイベントは◎の評価。
繁殖のサイクル上で種付けできていますし、時期もいいです。
活躍馬によく見られるイベント持ちで、期待値は高いです!
形と合っているイベントでもあるので、上手くハマって欲しいですね✨
クロスは3本ですが、NDはほとんど作用していないので、無視して大丈夫です。
他2本ですが、特にSSは強く、ノーザンテーストもそれなりに作用しているので、何かしらの弊害が起こっても不思議でない数値ですね。
気性面だけでなく、内蔵の奇形や脳みそのサイズにも影響を及ぼす可能性があるので、出来ることなら様子見してこの辺のコメントを探っていきたいところですね。
芝適正 ◎ ダート適正 △
距離適正 1400〜2000
《評価》A
形の信頼性や種付けイベントからは大物感を感じます。
一方でクロス弊害の可能性が高い配合でもあるので、今後の成長が悪い方向に向かないように祈るばかりです🙏
それさえ乗り越えれば金額回収、重賞路線をも見えてくると思う1頭です‼️
2.リミニの21 牡
7000万 1口価格 7万円 栗東・橋口厩舎
ドレフォンは優性期で、本馬は父似となります。
優先祖先は父ドレフォン。
ドレフォンは現役時代米国ダート短距離で6勝を挙げましたが、日本では産駒が芝G1を勝つなど意外な適正を見せています。
基本的にこの形を持つ馬は、良馬場の芝,深いダートが得意そうで、本馬も芝ダート兼用馬として頑張ってくれそうです。
マイル辺りが適正になりそうですね。
種付けイベントは◎の評価。
繁殖のサイクル上で種付けできていますし、時期も良いです。
スピードの質はしっかりと継承されているので、形との相性も良さそうですね。
クロスは1本ですが、父,母共に強く作用しているので、クロス弊害の危険が伴います。
7代まで遡ればクロス無効化の効果もありますが、けーばえーくん的には作用していると考えますね
出資検討の際は気性面や体質面に注意しておきたいです。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎
距離適正 1000〜1800
《評価》A
値段の面もあり、かなり難しい評価ですが、BよりのAという位置づけにしました。
大きなマイナス点もありませんし、活躍馬にもよく見られるイベント持ちです。
半兄のマルアドルアティコは種付けイベントは◎の馬で、その他の兄弟は○〜△でした。
マルアドルアティコは地方ダートのみ走りましたが、芝適正の高い形を有していたので、もし芝だったら大成してたかもしれませんね。
母の産駒として2頭目の◎ですし、期待しています。
セレクトセール購買馬なので、高くなるのは仕方ないですが、7000万はかなり頑張らないと回収できないので、今後の動向は楽しみにしておきます、
3.オーロトラジェの21 牡
6400万 6.4万円 美浦・加藤厩舎
優先祖先は母オーロトラジェ。現役時代は未勝利も芝マイル辺りで2着3回と能力の片鱗を見せていました。
さらに遡ってみると、オルフェーヴルからのボトムライン遺伝と分かります。
余談ですが、本馬の栗毛もオルフェーヴルからの遺伝子で間違いないようです。
オルフェーヴルの形を持つ馬には大阪杯勝ち馬のラッキーライラックをはじめ活躍馬が多数いるので、形の信頼性は高いですね。
基本的に芝適正が高いですが、ダートでも潰しは効くタイプでしょう。
種付けイベントは△の評価。
初仔の牡馬は評価できますが、時期がよくありません。
ファミリーで言うと桜花賞、オークスを勝ったミッキークイーンやインナーアージと反対の時期なので、この点からはマイナス評価となります。
距離短縮よりは延長の方が向くタイプですね。
クロスは2本ですが、ブリックスアンドモルタルはGiant's Causewayのゼロ活性産駒の為、これら2つは全く作用していません。
よって、「実質アウトブリード配合」
牡馬なのでボス性も産まれる良い配合です。
この母はSSが重たいので、それを回避出来るブリックスとの配合は間違いなくベスト配合です✨
ブリックスアンドモルタル産駒の成功パターンは
まさにこんな配合だと思います。
芝適正 ◎ ダート適正 ○〜△
距離適正 1600〜2400以上
《評価》B
形の信頼性は高いと判断できますし、配合面でもボス性の生まれる良い配合です。
一方で種付けイベントからの後押しが少なく、この金額を回収出来るだけの大物感に掛けますね。
長い距離を得意にしそうで、使いつつ伸ばして上げたいタイプです。
4.ソーメニーウェイズの21 牡
5400万 1口価格 5.4万円 栗東・矢作厩舎
優先祖先は父リアルスティール。
現役時代は中長距離で主に活躍し、今年種牡馬デビューとなる産駒が走っていますが、この形を持つ馬にはしデイリー杯勝ち馬のオールパルフェ、朝日杯出走予定のトーホウガレオンがいますので、信頼性は高いです。
20年産、21年産はリアルスティールの優性期産駒で、父似が出せるのも一旦今年までとなります。
この活躍傾向からも、今は狙っておきたい種牡馬です。
本馬は他に米国ダートG1馬のデヒアなど米国ダート色の強い母がいるので、基本的には芝ですが、ダートも適正がありそう、マルチな活躍に期待したい1頭です。
種付けイベントは△の評価。
大目にみて繁殖のサイクル上ではありますが、時期がよくありません。
芝マイルくらいで走らせる為のイベントが薄いので、もしかすると距離延長やダート代わりでよくなるタイプかもしれませんね。
参考までに、兄弟で、未勝利のキングスウェイと同じ時期。
3勝のダノングロワール、1勝のジェニーアムレット、2歳馬のノットファウンドが本馬と逆時期になるので、この点からも評価をマイナスにしました。
クロスは3本ですが、全て少しずつ作用しています
特別重たい訳では無いのですが、リアルスティールはNDとミスプロが強く作用している種牡馬なので、ここを回避できないのはベスト配合とは言いづらいです。
クロス弊害が起こる可能性もありますので、出資検討の際には気性や体質に注意しておきたいです。
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ◎
距離適正 1600〜2400以上
《評価》C
形の信頼性は高いですが、種付けイベントや配合面はベストと言えません。
基礎体力が低い点は、使い詰めしない矢作厩舎なので問題ないでしょうが、本領発揮は3歳以降。成長を見守りたい1頭です。
400口募集
5.ポリネイターの21 牡
3800万 1口価格 9.5万円 美浦・林厩舎
イスラボニータは劣性期の為本馬は母似となります
優先祖先はMill Reef。
現役時代は凱旋門賞など欧州12勝を挙げた名馬です
同じ形を持つ兄弟には、サンティエが居ますが未勝利です。
日本においてMill Reef産駒やこの形を持つ馬に活躍馬はいませんし、形の信頼性は低いですね。
適正としては洋芝や時計のかかる芝、深い良馬場ダートが合いそうなタイプ。
少し使い方には工夫がいるかもしれません。
種付けイベントは◎の評価。
繁殖のサイクル上での種付けが出来ていますし、時期も良いです。
加えて日にちも発情の質が高い日にちですので、種付けイベントからは最高の評価が出せます。
大物と呼ばれる馬にはよく見られるイベント持ちですので、この点からは期待値高いですね。
クロスは2本ですが、父方のCrafty Prospectorがミスプロのゼロ活性産駒の為1本は無視できます。
よって、NDのみの作用ですが、母方完結なので、クロス弊害が起こる可能性は比較的低いです。
母を活かすそれなりにいい配合ですね。
欲を言えばNDを回避してボス性は出したいところでしたが、許容範囲内だと思います。
芝適正 ◎ ダート適正 △
距離適正 1200〜2000
《評価》A
形の信頼性さえ高ければS評価を出せた1頭だけに
少し残念ですが、これだけのイベントを持っていれば活躍する可能性もあると思います。
イメージとしては1発型。
特にマイル以下の距離で大成してくれそうな気がしますね。
このイベントが形の信頼性を吹き飛ばす良いスパイスになってくれることを願います🙏
6.ステラプラドの21 牡
3400万 1口価格 8.5万円 栗東・杉山厩舎
ニューイヤーズデイはミニマム期で、本馬は母似となります。
優先祖先はMountain Flower。
日本においてはアーモンドアイやモーリスなど、成功を収めている形ですので、信頼性は高いです。
本馬はサンデーサイレンスの他に優性種牡馬がいませんので、芝ダートのマイルから中距離辺りが適正となりそうです。
種付けイベントは△の評価。
本当に良い時期ではなあようですが、この時期からでも活躍馬が出ているので、過小評価ではありません。
一方で繁殖のサイクル上で種付け出来ておらず、スピードの質が足りていない印象があります。
ダートや距離延長の方が変わり身あるタイプでしょう。
いずれにしろ大物にはあまり見られないイベント持ちでこの項目からはマイナスとさせていただきます。
クロスは3本ですが、うち2本はゼロ活性絡みと牝馬クロスの為、作用していません。
よって、Raise a Nativeのみとなりますが、
ニューイヤーズデイが劣性期の為そこまで重たくは無いです。
とはいえ弊害の可能性はありますので、出資検討の際には気性面や体質面に注意しておきたいですね
芝適正 ○ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1400〜2000
《評価》B
種付けイベントからの後押しは薄いですが、形の信頼性が非常に高いので、CよりですがB評価とします
個人的には1つ2つは勝てる馬だと思いますが、大物に欠ける部分があるので、回収率100%を目指されてる方にとってはいい馬かもしれませんね。
7.カトマンブルーの21 牝
3200万 1口価格 8万円 栗東・吉岡厩舎
本馬はキタサンブラックのゼロ活性産駒で必然的に母似となります。
優先祖先はHerbager。
現役時代はフランスで5勝を挙げましたが、同じ形を持つファミリーにJRA2勝のカンティプールがいますので、信頼性はそれなりに高い形ですね。
他にも米国ダート馬Buckley Boyの活性値が高いので、芝ダート問わず長めの距離が合いそうです。
種付けイベントは○の評価。
繁殖のサイクル上で種付け出来ていますが、時期がよくありません。
兄弟の勝ち上がり馬達と逆時期になりますので、若干のマイナスとしました。
ただ、形とは相性が良さそうで、長い距離では面白い1頭になるかもしれません。
基礎体力は低いので、本領発揮は3歳から。成長を見守りたいですね。
クロスは2本ですが、キタサンブラックがゼロ活性なので、全く作用していません。
繁殖としても重宝される血統構成ですし、素晴らしい配合だと思います。
自身も頭脳明晰で、1戦ごとに成長できるタイプでしょう。
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1800〜2400
《評価》B
いかにも長い距離が合いそうで、それに見合った種付けイベントも持っています。
懸念点が少ない一方で押しポイントにも欠ける印象
勝ち上がりは出来ると思いますが、大きい舞台での活躍はツキが必要かもしれません。
3歳からは本来の力を出せますし、オークスを狙って欲しいですね。
8.アディクションの21 牡
2800万 1口価格 7万円 美浦・加藤厩舎
父レイデオロは優性期からのスタートで、本馬は父似となります。
優先祖先は父レイデオロ。その形はシンボリクリスエスからの系統なので、日本においては芝向き、ダートもこなせる産駒が多くなるでしょう。
他にもハーツクライの活性値が高い本馬は芝の中長距離での活躍に期待が持てます!
種付けイベントは△の評価。
初仔の牡馬は良いですが、時期が微妙です。
というのも、母アディクションや叔父のクルーガーは初回発情と繁殖サイクル1回目の間で種付けされており、もしかすると初回発情の遅い祖母だったのかも知れません
その場合ですと、本馬は良い時期になるので、種付けイベントからは「まぁまぁ」という評価にしておきたいと思います。
活躍馬にも稀に見られるイベント持ちです。
クロスは1本ですが、父方完結の為、クロス弊害の心配は比較的低いです。
サンデーが強い母なので、母を活かす良い配合と言えるでしょう。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1600〜2400
《評価》B
レイデオロ産駒の形が未知な点に加えて種付けイベントの判定も難しい馬で、B止まりの評価となります
今後時期が判明すればA以上を与えられる存在だと思いますので、楽しみな1頭。
本馬の成長には目を配っておきたいです。
9.ラビルキンの21 牡
2800万 1口価格 7万円 栗東・松下厩舎
キズナは劣性期で、本馬は母似となります。
優先祖先はアルゼンチンダート馬のLa Loren。
同じ形を持つファミリーには、半兄ユイロンクラウンがいますが未勝利なので、形の信頼性としては低いです。
本馬は他にもRainbow Cornerの活性値が高いので、本質はダートですが、芝でも潰しが聞きそうなタイプです。
種付けイベントは△の評価。
時期は良いのですが、繁殖のサイクルから外れた種付け日となっています。
細かな日にちもよくありませんし、種付けイベントからの後押しはほぼなしですね。
活躍馬にもあまり見られないイベント持ちです。
クロスは3本ですが、NDが強く作用しているので、クロス弊害の可能性は比較的高いです。
父も母もNDがかなり作用した馬ですので、ここを回避できないのは良い配合とは言えません。
出資検討の際には気性面や体質面に注意しておきたいです。
芝適正 ○〜△ ダート適正 ◎
距離適正 1000〜1800
《評価》C
形の信頼性が低いですし、種付けイベント面からの後押しもなく評価しづらい1頭です。
気性面にも不安があるので、ダート短距離など使える箇所は限られてくるかもしれません。
えーくん理論的にはおすすめ出来ない馬となります
10.グランドクララの21 牡
2400万 1口価格 6万円 美浦・伊藤厩舎
エピファネイアは劣性期で、本馬は母似となります
優先祖先は米国ダート3勝のBold Example。
ファミリーに似た形を持つ馬はいませんので、信頼性は未知ですね。
ファミリー以外にもPolish Precedentからのボトムラインで活躍した馬は日本にいませんので、まずは日本での適正がどうかといった所が課題になるかもしれません。
本馬の場合Frankelの活性値も高いので、種付けイベント次第では、芝もこなせるタイプになりそうです
種付けイベントは✕の評価
初仔の牡馬は評価の対象外ですし、種付け時期もよくありません。
エピファネイア産駒ですが、形のこともありダート代わりでよくなるタイプと思います。
大物にはあまり見られないイベントなので、この項目からは残念ながらマイナスとなります。
クロスは3本ですが、母方のPolish PrecedentがDanzigのゼロ活性産駒なので、DanzigのクロスおよびNDのクロスを無効化できます。
よってかかってるのはサドラーズウェルズのみになりますが、エピファネイアはサドラーが強い種牡馬なので、回避できないのは残念です。
とはいえ、サドラーの中のNDは無効化されていますし、弊害に対して、大きな心配は要らなそうな配合です。
芝適正 ○〜△ ダート適正 ◎
距離適正 1400〜2000
《評価》C
形の信頼性は未知な点に加えて、イベントからの後押しが全くなく、活躍するには少し寂しい印象があります。
芝では洋芝や時計のかかる芝、少し渋った馬場が得意でしょう。
個人的にはダート代わり、特にダートの中距離あたりで良くなるのでは無いかと予想しておきます。
11.ティーエスベリーの21 牝
2200万 1口価格 5.5万円 栗東・鈴木厩舎
エピファネイアは劣性期で、本馬は母似となります
優先祖先は米国ダート馬Bold Example。
日本において似た形を持つ馬の活躍馬はいませんし、形の信頼性は低い判定です。
しかし、本馬の場合はNew Approachの影響も強いので、種付けイベント次第では芝もこなせるタイプ。New Approachの良さが出ていればそれなりにいい形かもしれません。
種付けイベントは△の評価。
繁殖のサイクル上で種付けできていますが、時期はよくありません。
ただ、母のイベントは良さそうで、スピードの質はそれなりにありそう、芝もこなせるタイプでしょう。
とはいえ、あまり大物には見られないイベント持ちですし、押し材料としては薄い印象です。
クロスは2本ですが、母母父Polish PrecedentがDanzigのゼロ活性産駒の為、NDのクロスを回避できます。
よって実質作用しているのはサドラーのクロスのみとなりますが、こちらは少し重ため。
とはいえ、サドラーの中のNDは無効化されてますし、弊害リスクとしては大幅には高くない印象です
もちろん、出資検討の際は注意が必要ですが、許容範囲の配合です。
芝適正 ○ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1200〜1800
《評価》C
全体的に活躍傾向のない血統構成ですが、1発型に思える形なので、今後の動向には注目しておきたい存在です。
位置づけとしてはBよりのC。
使い方の難しい形だと思うので、早めに勝ち上がって適正を探せるかどうかが活躍への鍵となりそうです。
12.ゴールウェイの21 牝
2200万 1口価格 5.5万円 美浦・田島厩舎
優先祖先は愛2戦2勝のFairy Bridge。
さらに遡るとBold Reasonからのボトムライン遺伝であることが分かります。
この形はシーザリオ系活躍馬のサートゥルナーリアやリオンディーズと同じ形ですので、形の信頼度としてはかなり高いです。
イメージとしてパワー型の形で、先行粘り込みが得意なタイプでしょう。
また、種付けイベントによっては、ダートに適正がよる可能性も高いと予想できます。
兄弟に同じ形を持つ馬はいません。
全兄のインサラーは優先祖先がキンシャサの父似産駒なので、本馬とは違った適正になりそうです。
意外にも中距離に本適正がありそうな気もしますね
種付けイベントは○の評価。
どちらの時期からもそれなりに活躍馬を出せる母ですし、その中でもいい方の時期だと思います。
加えて繁殖のサイクル上である点も評価できます。
牝馬に重要な「母のイベント」は残念ですが、活躍馬にもちらほら見られるイベント持ちです。
特出すべきは基礎体力の高さ。これだけあれば使い枯れしませんし、タフさを持った子に生まれていると思います。
クロスは1本ですが、父も母もそれなりに作用しているので、気性面や体質面で少し怖さはあります。
ただ、そこまで大きなマイナスではありません。
出資検討の際には動画やコメントでのチェックはマストでしょう。
芝適正 ◎ ダート適正 ○
距離適正 1600〜2400
《評価》A
種付けイベントは普通ですが、形の信頼性が非常に高く、1発はあるタイプに見えます。
加えて基礎体力値もトップクラスに高いですし、この募集額から見れば相当いい馬だと思います。
懸念点として種付け時期の判定が曖昧なので、以外にダート適正を見せたりするかもしれませんが、どちらによっても活躍の匂いはする配合ですね。
重賞級とまではいいませんが、回収率でみればオススメしたい1頭です!
13.ブライトガーランドの21 牡
2000万 1口価格 5万円 美浦・嘉藤厩舎
エピファネイアは劣性期で本馬は母似となります。
優先祖先はRobertoを通ってHail to Reasonへと繋がります。
形としては米国ダートや欧州芝が得意そうです。
同じ形を持つ兄弟にはブライトゴッデスが居ますが未勝利。ファミリーを見ると牝馬3冠のスティルインラブ、フローラルレディ(JRA2勝)が同じ形を持っており、1発味はある形のようです。
どちらかと言えば牝馬の方が活躍傾向にあるようですね。
種付けイベントは○の評価。
繁殖のサイクル上での種付けですし、発情の質が高い日にちなのも好材料です。
一方で、時期がよくありませんが、この時期から3勝のカナリキケンも輩出していますし、大きなマイナスではありません。
もしかするとダート転向や距離延長でハマるタイプかもしれません。
クロスは4本で一見重ために見えますが、うち3本はゼロ活性が絡んで無効化できます。
作用しているのはRobertoのみとなりますが、父劣性期という事もあり、そこまで強く作用していませんね。
クロス候補の多い母ですが、それを最大限回避できる良い配合ではないでしょうか。
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ○〜△
距離適正 1400〜2400
《評価》A
形は1発型のように感じますが、それを後押しする種付けイベントが素晴らしいです。
欲を言うと、もうひとつ時期がハマっていればS評価を出せた1頭ですので、少し残念です。
しかし、配合面も押せますし、金額以上の大物感はあります。
回収も可能だと思いますし、オススメしたい1頭です
14.キョウエイカプリスの21 牝
2000万 1口価格 5万円 栗東・田中厩舎
優先祖先は米国芝馬のLassie Dear
現役時代は5勝を挙げましたが、マジェスティックウォリアーからこの形を引き継ぐ馬は国内だけでなく、米国にもいませんので、信頼性は未知です。
ただ、日本では母父A.P. Indyの形に近くなると思うので、ダートが主体となりそうです。
マジェスティックウォリアー産駒は日本、米国に活躍馬を出していますがそのほとんどが母似。
逆に父似が多くなる2013年、2014年産からは重賞レベルの馬が出てないのは気がかりです。
2020年から再び優性期を迎える種牡馬ですので、20年産の活躍次第と言ったところに落ち着きそうです。
種付けイベントは◎の評価。
空胎明けはプラス評価ですし、時期もよく申し分ないイベント持ちです。
活躍馬にもちらほら見られますし、良いスピードの質を継承できています。
一方で基礎体力が低めに映るので、本格化は3歳以降。じっくり成長を待ちたいタイプでしょう。
クロスは一見重たそうに見えますが、父方のSpinning Round はDixieland Band のゼロ活性産駒の為、NDのクロスを無効化する効果を持っています。
他3本も母と干渉するのは実質Raise a Nativeだけですし、クロス弊害が起こる可能性は比較的低い判定です。
芝適正 △ ダート適正 ◎
距離適正 1200〜1800
《評価》B
形に見合ったイベントを持ち合わせていますが、その形の信頼性が曖昧で、評価が難しい馬です。
上手く行けばコツコツ稼いでくれそうですし、今後母父マジェスティックウォリアーの産駒はこういうタイプが増えそうなので、期待しておきたい存在です。
15.ポケットチャーリーの21 牡
1800万 1口価格 4.5万円 栗東・辻野厩舎
リオンディーズは優性期での種付けで、本馬は父似となります。
優先祖先は父リオンディーズ。
現役時代は朝日杯を勝ちましたが、早い時期の引退だったので、父似産駒は19年産から輩出出来るようになりました。
同じ形を持つ活躍馬には京都2歳S勝ちのジャスティンロック、フィリーズレビュー6着のブッシュガーデンがいるので、信頼性は高いですね。
ひとつ気になるのは更に父似を出せるようになった20年産で未だ3勝しか挙げれていない所ですね。
劣性期の方が良い馬を出せる可能性を秘めた種牡馬かもしれないので、今後の活躍には注目しておきたいです。
種付けイベントは✕の評価。
繁殖のサイクル上ではありませんし、時期もよくありません。
加えて母のイベントも良くないので、質の後押しは全くありませんね。
大物には見られない傾向ですし、この面からは大きなマイナス評価となります。
クロスは3本ですが、スペシャルウィークはSSのゼロ活性産駒の為、SSのクロスは無効化できます。
よって残り2本の作用ですが、どちらもそれなりに効いてますね。
特にヌレイエフは重たく作用していますし、何かしらの弊害を与えてもおかしくない配合です。
出資検討の際には気性面や体質面に十分注意しておきたいです。
芝適正 ◎ ダート適正 ○
距離適正 1600〜2400以上
《評価》C
形の信頼性は高いですが、クロスも少し重ためですし、種付けイベントからの後押しが全くないので、評価は低めです。
しかし1点、基礎体力はかなり高い数値ですので、成長は早いでしょうし、使い枯れしないタフな馬ですね。
そのアドバンテージを活かしてどこまでやれるか。といったタイプに写ります。
種付けイベントの時期から見てもダート代わりや距離延長で狙いたいタイプなので、今後の動向には注目しておきたいです。
16.ハルマッタンの21 牡
1800万 1口価格 4.5万円 栗東・渡辺厩舎
ロゴタイプは劣性期で、本馬は母似となります。
優先祖先はクリアアンバー。
現役時代は米国3勝を挙げましたが、その形は父のAmbiopoiseから来ています。
Ambiopoiseは芝ダートのマイル〜中距離で活躍した馬で、本馬もどちらの適正も望める形です。
同じ形を持つファミリーには、JRA3勝のウォーターピオニー。
活躍馬では、リステッド勝ちのエントシャイデンがいるので、形の信頼性は高いです。
似ている所まで広げるとキタサンブラックやキタサンミカヅキも該当するので、1発もあるタイプですね
種付けイベントは△の評価。
時期は良い方ですがどちらの時期からも活躍馬を出せる母なので、大きなプラスはありません。
加えて、繁殖のサイクル上からも外れた種付け日ですし、種付けイベントの評価は△となりました。
マイルの適正が高そうなので、スピードの質が影響する種付けイベントの後押しがないのは全体的に大きなマイナスでしょう。
クロスは2本ですが、Haloのクロスは無効化できます。
よって、SSのみの作用ですが、重たいですね。
特に父方のSSは強く作用しているので、ここを回避出来ないのは良い配合とは言えません。
精神面や体質面に何かしらの影響を及ぼしかねないので、出資検討の際には動画やコメントで注意はしておきたいです。
芝適正 ◎ ダート適正 ○〜△
距離適正 1400〜2000
《評価》B
形の信頼性は非常に高く期待できますが、種付けイベントからの後押しが薄く評価を下げました。
形の他にもうひとつ押せる点としては、母のMax活性産駒であることです。
そのおかげで基礎体力も高いですし、タフな子が生まれていると思います。
どんどん使える馬は理想的ですし、自ずと回収も見えてくるかもしれませんね。
現状ではB止まり。成長を見守りたい1頭です。
17.ブルーロータスの21 牡
1760万 1口価格 4.4万円 美浦・栗田厩舎
優先祖先はMountain Flower。
この形は日本において実績があり、有名なところではモーリスがいます。
芝のマイルから中距離の適正を持つ形で、ダートにも対応出来るイメージです。
しかし、兄弟では半姉のモンタナサファイア、フルーヴが同じ形ですが、未勝利に甘んじていますので、ファミリーとしての信頼度は低めです。
本馬は他にもシルバーホークの活性値が高いので、種付けイベント次第ではダート向きかもしれません
種付けイベントは△の評価。
2回目の繁殖サイクル上で種付けできていますが、時期がよくありません。
加えて基礎体力値も低いので、本格化には時間がかかりそうな気がします。
スピード値は物足りないので、ダートの中距離辺りが本適正のような気がします。
クロスは2本ですが、全て父方完結の為クロス弊害が起こる可能性は比較的低いです。
父劣性期ということもありますが、母と喧嘩しない構成は魅力的で、配合的にも良い評価ができます。
芝適正 ○〜△ ダート適正 ◎
距離適正 1600〜2000
《評価》C
形の信頼性は非常に高いのですが、それを後押しする種付けイベントが評価低めで全体的な評価もマイナスとしました。
また、ファミリーとしての形も優秀さに欠けており押しづらい印象があります。
ただ、ダート中距離路線は比較的手薄ですし、勝ち上がることが出来れば長く楽しめる馬かもしれませんね。
18.アブソルートリーの21 牝
1760万 1口価格 4.4万円 美浦・堀内厩舎
スワーヴリチャードは優性期ですが母方の影響が強い為、本馬は母似となります。
優先祖先は母アブソルートリー。
現役時代はAJCオークスを勝ちましたが、その形はリファールから来ています。
基本的には芝に適正がある形で、切れ味ありそうですね。
兄弟では2勝のメルヴィル、OP2着のフミサウンドが本馬に近しい形を持っており信頼性は高いと言えそうです。
本馬はスワーヴリチャードが加わり、形的には短距離から中距離などマルチな適正を見せてくれそうです。
種付けイベントは◎の評価。
繁殖のサイクル上で種付けできていますし、どちらの時期からでも活躍できる馬が出せる母系で評価は高いです。
加えて発情の質が上がる日にちの種付けでもあるので、「よく大物に見られるイベント」持ちです。
基礎体力も高いので、スピードの絶対値はありそう
形との相性もいいので、押し材料としては十分なものがあります。
クロスは2本ですが、うちリファールは強く作用しており、危険が伴います。
場合によっては精神面や体質面になんらかの影響を及ぼす可能性もありますので、出資検討の際はコメントや動画でチェックしておきたいですね。
ただ、母はディンヒル系なのでNDの影響は免れています。6代まで見ればリファールも回避出来ますし、悪くは無い配合です。
芝適正 ◎ ダート適正 ○〜△
距離適正 1200〜2000(本質 マイル)
《評価》A
Sを出そうか迷いましたが、牝馬に必要な母のイベントが不明の為、Aとさせて頂きました。
まだサイズは小さいようですが、4月生まれですし、この基礎体力を考えれば2歳戦からいいところを見せてくれそうな気がします。
イベントも大物の持つそれですし、桜花賞をめざして欲しい存在です❣️
19.クイーンキセキの21 牡
920万 1口価格 2.3万円 美浦・石毛厩舎
ドリームバレンチノは優性期ですが、母方の血が強いので、本馬は母似となります。
優先祖先は米国2勝のミルレーサー。
実はフジキセキも同じ形を持っており、芝の短中距離に適正がある形のようです。
本馬は他にもダンシングブレーヴの活性値が高いので、基本的には芝向き。ダートでもつぶしが効く万能タイプでしょう。
爆発力のある形でもありますし、信頼性の部分からは楽しみな存在です。
種付けイベントは△の評価。
繁殖のサイクル上で種付けできていますが、時期は曖昧です。
スピードというよりもパワー型で、ダート代わりや距離延長で狙えるタイプになりそうです。
クロスは1本ですが、
サンデーサイレンスがHaloのゼロ活性産駒の為
本馬は「実質アウトブリード」配合となります。
牡馬なので、ボス性も生まれますし、1戦ごとに成長出来る頭脳明晰な子になりそうです。
NDが強めに働く母なので、ここが絡まないのは素晴らしい配合ですね!
芝適正 ○〜△ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1200〜2000
《評価》B
1発はありそうな形ですし、ボス性が芽生える配合であることも大きな押し材料です。
一方で活躍馬によく見られるイベントが欠けており
この点からは大物感を感じません。
ただ、金額を考えれば十分回収可能な金額ですし、爆発力に賭けるなら良い馬だと思います。
20.グランドサッチャーの21 牡
720万 1口価格 1.9万円 栗東・新規開業
優先祖先は2代母バラシング。
現役時代は名古屋で8勝を挙げましたが、その形は米国芝ダートで16勝を挙げたNavajo Princessから来ています。
姉2頭はどちらとも優先祖先にNavajo Princessで、本馬と適正は近そうですね。
他には叔母クイーンダンスは本馬と同じ優先祖先ですが、これらは全て中央未勝利なので、形の信頼性は残念ながら低いです。
もちろん牝馬と牡馬で適正の違いは出てきますが、活躍馬の多い母父ダンシングブレーヴに広げても同じ形の活躍馬は、ほぼ見つけられなかったので、信頼性は低い判定にします。
本馬の場合は、全姉と違いフサイチセブンが優性期なので、ダート適正が強化された形。
これがいい方向に向いてくれるといいですね。
種付けイベントは✕の評価。
ぎりぎり繁殖のサイクル上から外れていますし、
時期もよくありません。
種付けイベントがほぼ無い馬で、活躍馬にはあまり見られない傾向です。
ただ1点基礎体力は高いので、この辺がいい影響を及ぼしてくれると少し見方が変わってくる可能性はあります。
クロスは2本ですが、どちらもゼロ活性が絡んでおり、「実質アウトブリード配合」となります。
牡馬ですのでボス性も出ますし、母を活かす素晴らしい配合だと思います。
芝適正 △ ダート適正 ◎
距離適正 1400〜2000
《評価》C
形の信頼性、種付けイベントの評価が低く、全体的にも押しづらいですね。
母はダンシングブレーヴの影響が強くそれは産駒にも影響します。
この信頼性の低い形から逃れることが出来なければ、活躍馬を出すのは厳しい母かもしれません。
Max活性の父、もしくはゼロ活性の父なんかをつけてあげたいですね。
【ライオン期待値ランキング】
1位.リミニ
2位.ブライトガーランド
3位.ポリネイター
4位.アブソルートリー
5位.レッドリヴェール
総括
全体的にもう一押し足りない印象が強い募集馬ラインナップでしたが、平均的にはいい馬が揃っていると思います。
B評価にした馬でも成長次第で面白そうなのがいますし、ライオンさん面白いですね✨
最後までご覧くださりありがとうございました🙇♂️
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よろしくお願いします‼️