【キャロットクラブ】2022年度 追加募集馬7頭+再募集1頭 血統診断
今回は!キャロットクラブで募集される21年産追加募集のお馬さん達を診断していこうと思います‼️
この記事では、その馬の馬場,距離の適正に加えて、活躍馬に見られる傾向を持っているかどうかなどを『テシオ理論』に基づいて診断しております🙇♂️
字面や動画では判断し難いことなどを紹介していますので、是非!ご覧下さい✨
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それでは、どうぞ👇👇
〜再募集〜
34.コナブリュワーズの21 牝
2400万 1口価格 6万円 美浦・宮田敬介厩舎
本馬も母似で、優先祖先は英ダービー馬のBlakeney
同じ形では半兄のサドルロードがいますが、未勝利。
しかし、OP馬のシークレットランも同じ形を持っており、悪い形ではなさそうです。
適性は芝で中距離が合いそうな形ですね。
種付けイベントは△の評価。
繁殖のサイクル上での種付けが出来ていますが、時期がよくありません。
とはいえ、勝ち上がりしているコナブラックと同じ時期なので、そこまでのマイナスではありませんね。
半姉のコナブーストよりは劣る評価ですが、それなりに能力継承はできていると思います。
クロスは2本ですが、SSは母方が、ヌレイエフは父方が薄めなので、弊害が起こる可能性は比較的低そうです!
ミッキーアイルはSSが強すぎるのが欠点でしたが、この配合は全く問題なく相性が良さそうです👍
芝適正 ◎ ダート適正 ✕
距離適正 1600〜2000
《評価》B
恐らく短距離馬を狙っての配合だと思いますが、本馬は短距離要素が全くありませんね。
形も中距離馬ですし、スピードの質も抜けてある訳では無いので、短距離から降ろされた場合は少し勝ち上がりに時間がかかるかもしれませんね。
しかし、中距離を走らせれば1発のあるタイプだと思いますし、テシオ理論の有用性が試される1頭だと思います。
動向には注目しておきたいです。
〜美浦編〜
96.ネオフレグランスの21 牝
4000万 1口価格 10万円 美浦・斎藤誠厩舎
優先祖先はHey Dolly A.
現役時代は米国1勝馬ですが、形を遡ると、米国ダート短距離で活躍した牝馬のGreek Blondへと繋がるボトムラインですので、本馬も似た適正を持ちそうです。
いずれも牝馬から来る形なので、今回牝馬に生まれて来れた事は好材料。
日本において同じ形を持つ活躍馬にも六甲S勝ちのアスガビレンという牝馬がいますし、信頼性はまずまずだと思います。
種付けイベント次第では、エピファネイアのダート馬となるかもしれませんが、悪くない形ですね。
種付けイベントは○の評価。
初回発情時に種付けできていますが、時期はファミリー活躍馬とは逆時期になります。
ただ、形との相性はいいと思います。
ダートでいい所を見せれるイベント持ちですので、上手くハマってくれれば面白そうです。
クロスは3本ですが、シーザリオ系種牡馬はSSクロスを無効化できる効果を持っていますので、SSおよびHail to Reasonは無視することが出来ます。
よって、NDのみのクロス作用となりますが、母方は比較的薄いので、クロス弊害が起こる確率は低そうです。
芝適正 ○〜△ ダート適正 ◎
距離適正 1200〜1800
《評価》B
形や種付けイベントもいい所がありますし、なんと言っても基礎体力の高さが目立つ1頭で、使い枯れしないタフさを兼ね備えているのは魅力的です。
一方で、エピファネイアのダートよりの適正馬という判定で、大物感に欠ける印象があります。
回収率の点から見てもオープン級の能力は欲しいところですので、評価は一つ下げますが十分上のクラスを狙える存在だと思うので、今後の動向には注目しておきたいです!
97.エイコンドライトの21 牡
2000万 1口価格 5万円 美浦・稲垣幸雄厩舎
優先祖先はロードカナロア。
同じ形を持つ活躍馬には、高松宮記念勝ちのファストフォース、阪神C勝ちのダイアトニック、JBCスプリント勝ちのレッドルゼルなど短距離路線で活躍が多く、形の信頼度はかなり高いです。
本馬は他に活性値が高い種牡馬が居ませんので、芝の短距離路線が本質となってきそうです。
種付けイベントは◎の評価。
母が南半球生まれなので、イベントの判定が難しいですが、初仔の牡馬,時期の点からは高い評価点が与えられそうです。
スピードタイプの形を活かすには十分なイベント持ちですし、活躍馬にもよく見られる傾向を持っています!
クロスは1本ですが、母母父ネオユニヴァースが活性値1の劣性期ということもあり、SSの血が軽め。
よって、クロス弊害に関してはそこまでの心配はいらないと思います。
とはいえ、注意は必要なので、動画やコメントのチェックはマストでしょう。
それなりには良い配合だと思います。
芝適正 ◎ ダート適正 △〜✕
距離適正 1200〜1600
《評価》A
形,種付けイベント共に高い評価で、価格的にも好印象です。また基礎体力もそれなりにあり、タフさも持っています。
大物によく見られる傾向で素晴らしい馬ですね。
ただ1点、馬体重の面で不安点があり、これがクロス弊害によるものだとしたら少し頼りないものがあります。
短距離を走らせるにはやはり馬格があってこそなので、どこがで成長曲線が上向いてくれればS評価と与えられる1頭、今後の動向には注目しておきます。
98.マルケッサの21 牝
6000万 1口価格 15万円 美浦・田中博康厩舎
優先祖先はオルフェーヴル。
現役時代は芝の中長距離で活躍しましたが、血統をさらに遡るとエレクトロアートから来ていることがわかります。エレクトロアートはLt. Stevensの血を強く継いだ母グランマスティーヴンスから形を受け継いでるので、軽い芝や米国的ダートには適正がありそうな形です。
本馬は他にも米国ダート馬サザンヘイローの活性値が高いので、芝ダート兼用で先行粘り込みを得意とするタイプでしょう。
種付けイベントは△の評価。
母母が南半球産ということもあり時期の判定が微妙ですが、どちらの時期からでも活躍馬を出せている母系ですので、大きなマイナスはありません。
一方で自然の繁殖サイクルからは外れた種付け日で、この点は押し材料薄いです💦
クロスは1本ですが、SS(Haloのゼロ活性産駒)の影響でクロスは無効化できます。
よって実質アウトブリード配合となりますので、頭脳明晰で丈夫な子に生まれていそうです。
父,母を活かす素晴らしい構成ですね。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎
距離適正 1600〜2400
《評価》B
大型の牝馬ということもあり、芝ダートをマルチにこなせるのは強み。配合面でも押し要素ありますし、上手く成長してくれば活躍してもおかしくないと思います。
金額面からB評価に下げましたが、中長距離路線で活躍して欲しい存在ですね。
99.(外)ノイエルの21 牡
8000万 1口価格 20万円 美浦・鹿戸雄一厩舎
母方のDocksider、Rivermanの活性値が共に8。
ここから形を読み取るのは難しいですが、種付け日を考慮すると母父Docksiderを通るボトムラインではないかと推測します。
優先祖先はDoubly Sure。
現役時代は未勝利でしたが、その形は同馬の母であるSoft Angelsから来ているものと分かります。
Soft Angelsは英のGⅡロイヤルロッジC(芝8f)を勝った牝馬で、チャートウィルフィリーズSを勝った半姉Lily's Angelや朝日杯3着の全兄レイベリングはこの形を持っていました。
直接の同じ形ではありませんが、同じ優先経路を持っている本馬の信頼度は高く、全兄レイベリングの活躍も後押ししてくれそうな気がします。
種付けイベントは◎の評価。
2回目の自然繁殖サイクルで種付けできていますし、ファミリーの活躍傾向と同じ時期での種付けになるので、この項目からはかなりの大物感を感じます。
クロスは2本ですが、父方のディンヒルの影響によりNDのクロスを無効化できます。
よってLe Fabuleuxのみの作用となりますが、こちらも母方で完結しているので、クロス弊害の起こる危険性はゼロに等しいでしょう。
父の強みを活かした良い配合ですね✨
芝適正 ◎ ダート適正 ✕
距離適正 1200〜2400(本質2000以下)
《評価》S🔥
出ました!!
久々のS評価🔥🔥🔥
既に実績のある全兄と同じ優先経路であることに加えて、種付けイベントも優秀なので、金額はお高めですが十分狙い目のある1頭だと思います!
2400までは持ちそうな形ですが、本質はマイラー。
兄と同じように朝日杯まで順調に駒を進めて欲しいですね✨
また、本馬は母のMax活性産駒でもあるので、兄をも超える活躍に期待します!
〜栗東編〜
100.カイゼリンの21 牝
2000万 1口価格 5万円 栗東・中村直也厩舎
母父アドマイヤベガの活性値が高く、本馬は母似となります。
優先祖先はベガ。
現役時代は桜花賞とオークスを制覇しました。
兄弟で同じ形を持つ馬には半姉のイイナズケがいますが、笠松3勝止まりでした。
母父アドマイヤベガまで広げても活躍馬にはベガを優先に持つ馬が少ないので、形の信頼度という面からはマイナス評価となります。
適性としては芝中距離がメインとなりそうですが、ダートもこなせるタイプでしょう。
種付けイベントは△の評価。
時期はいいのですが、自然の繁殖サイクルからは外れた種付け日となります。
最大限のスピード質遺伝はできていませんし、20年産の出生から期間が空いているのも少し心配ですね。
クロスは2本ですが、父方のダイナカール(ノーザンテーストのゼロ活性産駒)の影響でNDのクロスは無効化できます。
また、トニービンも薄めな父なのでクロス弊害の確率は低いと思います。父の強みを活かす良い配合ですね。
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ○〜△
距離適正 1400〜2400
《評価》D
形、種付けイベント共に押し要素が薄くこの値段を考えると手が出しづらい印象です。
全兄には3勝を挙げたカイザーヴェッターがいますが本馬に比べて父の活性値が高く、適正が芝よりに出たと思われます。
本馬の形的にはダート代わりの方が良くなると推測しているので、そうなった場合の軽体重がネック。
今後の成長が鍵になってくるでしょう。
101.アドヴェントスの21 牡
5000万 1口価格 12.5万円 栗東・斉藤崇史厩舎
優先祖先は母母のアドマイヤサンデー。
現役時代は阪神牝馬Sを2着などの活躍を見せた牝馬ですが、その形はサンデーサイレンスの母Wishing Wellから来ていました。
この形を持つ日本馬にはアーモンドアイをはじめ
芝のマイル〜中距離で活躍する馬が多数いますので、信頼度としてはかなり高いですね。
同じ形を持つファミリーには名古屋1勝のヴァリアントホークがいるので、イマイチな形に見えますが、似たところまで広げると皐月賞3着のフサイチホウオーがいますので、ファミリーにとっても良い形のようです。
種付けイベントは△の評価。
どちらの時期からでも活躍馬を出せる母系ですが、自然の繁殖サイクルからは外れた種付け日ですので、この項目からはマイナスとなります。
クロスは4本ですが、それぞれそこまで重たくないのでクロス弊害が起こる確率は比較的低いと思います
ベストなのはNDを回避できる父でしたが、悪くない配合だと思います。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1400〜2400
《評価》C
種付けイベントはもう1つ押し要素欲しかったですが形の信頼度が高いこともあり評価的にはBよりのCとなります。
回収率の面でCに下げましたが、上手く噛み合えばいくつか勝てる要素を持っている馬です。
出資検討には血統以外の面での後押しが欲しいところです。
102.(外)ミスベジルの21 牡
7000万 1口価格 17.5万円 栗東・高野友和厩舎
優先祖先は父Into Mischief。
現役時代は米国3勝でしたが、種牡馬入りすると初年度からG1馬を輩出するなどめざましい活躍を見せました。
Into Mischiefが父似を出せるようになったのは19年産から。同じ形を持つ日本馬にはヒヤシンスSにも出走したメタマックスもいますので信頼度としてはまずまず。
日本での信頼度は今後高まっていくでしょう。
適正としてはダート色が強くなりそうです。
本馬は他にも米国ダート4勝のQuiet Americanの活性値も高いのでやはりダートが主体となるでしょう。
種付けイベントは△の評価。
自然の繁殖サイクルで種付けできていますが、時期は活躍しているファミリーと逆ですね。
しかし、日本ではこの時期がいい方向にむく可能性があるので、大きなマイナスではありません。
1点、基礎体力がかなり低いので本格化は3歳以降。使い詰めよりも休み明けで力を発揮できるタイプでしょう。
クロスは1本ですが、母方完結ですしクロスも比較的軽いので、弊害が起こる可能性は低いと思います。
父と喧嘩しない血統構成はすばらしく良い配合ですね。
芝適正 △ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1200〜2000
《評価》C
種付けイベントはやや物足りないですが、今後に期待が高まる形ですし、1発型の印象です。
少し馬場に左右される事もあるタイプだと思うので、上手くハマって欲しいですね。
基礎体力が低いのがかなりネックですが、成長してくれば問題ないと思うので、今後の動向には注目しておきたいです。
【追加募集馬期待値ランキング】
1位.ノイエル
2位.エイコンドライト
3位.ネオフレグランス
4位.コナブリュワーズ(再募集)
【総括】
今回追加募集馬の診断を行っていきましたが、さすがノーザン系、いい馬が多数でてきた印象です。
特に外国産馬2頭は力の入れ方が違うように見えますし、この中から大物が複数頭でてもおかしくないと思います。
個人的には高額ですが、ノイエル'21にかなりの大物感を感じており、特に注力して応援していきます✨
少しでも面白い、参考になったと思った方は
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それでは、また👋