ロードサラブレッドオーナーズ@浅〜い血統診断②
※50音順
17 デルフィーノの2020 牡
父ロードカナロア
母父ハーツクライ
栗東・中内田厩舎
3500万 1口価格7万
キングマンボ系×Tサンデー系
全兄ロードドレイクは未勝利で中央抹消されたが、最後のダート代わりで片鱗を見せた。今後地方での活躍が期待される。
本馬も芝向きだとは思うが、母方の特徴が引き継がれるなら本質はダートかもしれない。
ロードカナロア×ハーツクライでは、マイラーズカップ勝ち馬のケイデンスコールや京成杯勝ち馬のトロワゼトワルなどがいる為期待値は高い。
ダートならスズカカナロアが2勝クラスで活躍している。
これらを踏まえると芝なら重賞級の血統背景だが、全兄を見るにダート寄りになりそうなので、価格に見合った走りが出来るかは五分五分。
今後の成長と兄の戦績次第といったところ。
評価 B
18 パステラリア 牝
父ロードカナロア
母父エンパイアメーカー
栗東・高野厩舎
2000万 1口価格4万
キングマンボ系×ミスプロ系
半兄にオルフェ産駒がいるが、未出走。
父代わりでミスプロの4×5がはいるし、ダート寄りにはなりそう。
母父エンパイアメーカーの牝馬で近そうなのはトウシンモンブラン(父ルーラーシップ)が紫苑ステークス5着と能力を見せている。
トウシンモンブランよりもスピード能力が高まったタイプだと思うので、ダート寄りの芝ダート短距離が適正か。
牝馬なので芝でもスピードを見せてくれそうだしこの募集額ならお買い得なのでは🤔
評価 A
19 パラダイスリッジの2020 牡
父ロードカナロア
母父ディープインパクト
栗東・辻野厩舎
3500万 1口価格7万
キングマンボ系×ディープ系
全姉のシャスティーナは9戦目で勝ち上がりしており、今後の活躍が期待されている。姉はダートの短距離が適正高そうだが、今回は牡馬で距離の融通は多少効きそう。
ロードカナロア×ディープインパクトの牡馬では京王杯2歳S勝ち馬のファンタジストや地方で億超えのジンギなどがおり、芝ダート両方の適正があるように見える。
動画を見る感じどちらでも行けそうだが、距離はマイル辺りまで。
ハマれば重賞クラスまでいけると思うのでここでの評価はそこそこに
評価 B
20 パーフェクトトリビュートの2020 牡
父ロードカナロア
母父Dubawi
栗東・吉岡厩舎
4500万 1口価格9万
キングマンボ系×ダンチヒ系
兄弟に勝ち上がりは2頭+未勝利のち地方で勝ち上がり、1勝クラスで3着した全姉が1頭。
半兄には京王杯2歳S2着のロードマックス(父ディープインパクト)がいるので、本馬も期待値は高い。
全姉のメリディアンは新馬戦でルフトシュトロームに次いで2着するなど期待されたが未勝利で終え、地方転入のち1勝クラスで復帰している。現在ではダートを主戦にしている点からも姉に近い適正になるのではないか。
牡馬でパワー型だと思うので、ダートの短中距離や重めの芝で活躍が期待される。
馬体もダート向き
兄弟の獲得賞金よりも高い金額で募集された点から陣営が評価してるのも汲み取れるし、出し惜しみしない人にはいいのでは
評価 B
21 ハーフムーンの2020 牡
父シルバーステート
母父Duke of Marmalade
募集取り消し
22 ピエモンテの2020 牡
父マジェスティックウォリアー
母父フジキセキ
美浦・高柳厩舎
1800万 1口価格3.6万
エーピーインディ系×Pサンデー系
半兄に1勝クラスで2着のカンパーニャがいるが、父ジャングルポケットでボールドルーラー系なので本馬と適正は近そう。
兄弟で走ってないのは牝馬なので今回の牡馬で期待値は高い。
適正は芝ダートの短距離。ニジンスキーが入ってるのでタイプによってはマイル辺りまで距離は持ちそう。
マジェスティックウォリアー×フジキセキの配合では地方or中央デビュー済が12頭で7頭が1勝以上している点から相性は悪くないように見える。
中央でも勝ち上がり出来ており、新馬戦から掲示板以上の馬が多いので仕上がりは早いのではないか。
とはいえ大物感はないので、堅実に稼いでくれるという点からもこの評価
評価 B
2頭以上取るなら出資したい対象
23 フェリスの2020 牡
父キンシャサノキセキ
母父ジャングルポケット
栗東・杉山厩舎
3000万 1口価格6万
Pサンデー系×グレイソヴリン系
兄にはチャレンジカップ勝ち馬のロードマイウェイ(父ジャスタウェイ)がおり、1億超えの賞金を稼いでいる。
今回はキンシャサノキセキでジャスタウェイと似ているので適正も近そう。
キンシャサノキセキ×ジャングルポケットでは、さきたま杯勝ち馬で獲得賞金3億超えのサクセスエナジーもいるので大物感という面では期待値が高い。
価格もべらぼうに高い訳では無いし、杉山厩舎なので最有力候補の1頭
評価 A
24 ブラックナイルの2020 牝
父サトノクラウン
母父ルーラーシップ
栗東・庄野厩舎
1200万 1口価格2.4万
ノーザンダンサー系×キングマンボ系
半姉のナイルプロジェクト(父ジャスタウェイ)は新馬戦を12着と悔しい結果だったが、今回はノーザンダンサー系に父代わり。
ラストタイクーンの3×5が成立するので適正は短距離気質になるだろうか。
母としても父としても産駒実績が少ないので血統点からは判断しづらい。
現時点では個人的にサトノクラウン産駒は様子見しているのでここは評価低めに
評価 C
25 フラーティングアウェイの2020 牝
父ロードカナロア
母父Distorted Humor
栗東・吉岡厩舎
2500万 1口価格5万
キングマンボ系×フォーティーナイナー系
半兄のロードジャスティスは未勝利戦を2着3着と今後に期待がかかる走りを見せている。
今回は父代わりの牝馬ということでダート能力もあるし芝でも走れるタイプなのでは無いだろうか。
母父Distorted Humorはサンデー系との相性が良くキングマンボ系とではまだ活躍馬が出てないので馬体次第といったところ。
評価 B
26 プルームリジェールの2020 牝
父キズナ
母父Diesis
美浦・久保田厩舎
1800万 1口価格3.6万
ディープ系×ノーザンダンサー系
兄弟に勝ち上がりはなし。
8頭兄弟はいるが、デビューできたのが半数と体質に難アリのようだが果たして。
半兄のソラフネ(父ゴールドシップ)は新馬戦で2着と強い競馬を見せたが1戦で引退。
今回はキズナという事で繁殖の質は期待されてることが分かる。
ディープ系× Diesisではダリア賞2着のコムストックロード(父シルバーステート)がいるので、体質さえ問題なければそこそこ走ってもおかしくない。
適正は芝の短中距離
リスクの方が大きいので評価は低め
評価 C
27 ホオポノポノの2020 牡
父グレーターロンドン
母父タニノギムレット
美浦・尾形厩舎
1700万 1口価格3.4万
ディープ系×ロベルト系
兄弟は未デビュー。
父は新種牡馬で現役時代は中京記念勝ち馬のグレーターロンドン。まだ産駒の適正は掴めないが、恐らく父同様マイルで後方からの末脚勝負に強いタイプになるだろう。
6歳時に重賞を勝っている点からも長く活躍できる産駒が出てきそうだし期待値は高い。
サンデー系×タニノギムレットでは日経新春杯勝ち馬のパフォーマプロミス(父ステイゴールド)や、東海S勝ち馬のオーヴェルニュがいる点から相性はいいと言えるだろう。
適正は芝のマイル辺り。
1勝できれば長く活躍できるタイプだし、値段も安いので馬体次第では面白い存在。
評価 B
28 ボヌールバトーの2020 牡
父ヴァンセンヌ
母父ジャングルポケット
美浦・稲垣厩舎
1400万 1口価格2.8万
ディープ系×グレイソヴリン系
兄弟は未デビュー。
母父ジャングルポケットはサンデー系との配合で大物を出しているのでその点で期待ができる。
父ヴァンセンヌは短距離適正の高い産駒が多いので、ナスルーラ系との配合でスピードのある短距離タイプが出来るのではないだろうか。
ディープ系×ジャングルポケットの牡馬で言うとミッキースワロー(父トーセンホマレボシ)が日経賞を勝ち天皇賞春を3着するなどの活躍を見せている。
適正は芝の短距離。
下級クラスならダートでもやれそう。
値段も安いので回収率という面ではコンスタントに稼いでくれそうなので馬体次第では
評価 B
29 ポプラの2020 牡
父ドレフォン
母父Frankel
栗東・森田厩舎
2600万 1口価格5.2万
ストームバード系×サドラーズウェルズ系
母は1戦未勝利。初戦を2ケタ着順したがその後繁殖に上げられた。
父もノーザンダンサー系のドレフォンだが、5台までに母方とのクロスがない為実質母のクロスのみとなる。
母がディンヒルの3×3、サドラーズウェルズの3×3という強烈なクロスを持っていた為、4×4として出てくるのはプラスに思える。
重めの芝で距離の融通も効くタイプになるだろう。
適正は芝のマイル〜中距離
早い時期から活躍できそうだが、値段も高いのでそこまでの期待ができないのが本音
評価 B
30 メイズオブオナーの2020 牡
父ロードカナロア
母父ハーツクライ
栗東・安田厩舎
4000万 1口価格8万
キングマンボ系×Tサンデー系
本馬が初仔となるが、母は3勝クラスを勝ちG1にも出た活躍馬。
ロードカナロア×ハーツクライの組み合わせでは、マイラーズカップ勝ち馬のケイデンスコールや京成杯を勝ったトロワゼトワルのいる血統構成なので期待値は高い。
そしてこの2億超えの2頭とも育成してたのが安田厩舎という事で距離へのアプローチや育成方法は合致しそうなので活躍する為のルートは作られてるようなものかもしれない。
適正は芝のマイル辺り。
スピードとタフさを兼ね備えたタイプになりそうなので値段は高いが大物感はある。
評価 A
31 リラコサージュの2020 牡
父ロードカナロア
母父ブライアンズタイム
栗東・安田厩舎
3000万 1口価格6万
キングマンボ系×ロベルト系
半兄のロードサージュは未勝利戦を勝利後1勝クラスで大敗。
全姉であるブーケコサージュは未デビュー。
今回は牡馬となるがキングマンボの3×3と強烈なクロスを持っているので体質には注意しておきたい。
ロードカナロア×ブライアンズタイムの組み合わせでは本馬と同じくキングマンボの3×3を持ったロードラズライトが3勝クラスを勝ちOPにも出走している。ただ、チョキン✂️されてるのでこのクロス故の気性があるのかもしれない。
適正はダートの短距離。
成長次第で芝もこなせる可能性はある。
気性や体質面で心配はあるので評価は薄めに。
上手くハマれば募集額以上は稼いでくれそう。
評価 B
32 ルアンジュの2020 牝
父エピファネイア
母父マンハッタンカフェ
栗東・藤岡厩舎
2000万 1口価格4万
ロベルト系×Tサンデー系
半兄のロードエルピスは新馬戦を勝利後、掲示板からは遠のいているが今後活躍してくれそうな走りは見せている。
エピファネイア×マンハッタンカフェでは1勝クラス勝ち馬のルトロヴァイユやアラビアンナイトがいるので今後に期待が持てる血統背景と言える。
現時点で活躍しているこの血統は牝馬が多いので相性は良さそうだ。
エピファネイア産駒でこの値段は少し驚いたが、値段以上に活躍してくれる可能性は高いと思うので評価は高めに
適正は芝の中距離
評価 A
33 レジデンスの2020 牝
父ジャスタウェイ
母父ケープブランコ
栗東・安田厩舎
2000万 1口価格4万
Pサンデー系×サドラーズウェルズ系
兄弟に活躍馬はなし。
半姉2頭はロードカナロアを付けられていたが今回はサンデー系に父代わり。
母父ケープブランコはまだ実績がないし、ジャスタウェイ×サドラーズウェルズ系の相性があまり良くないので特別映えては見えない。
適正は芝の短距離〜マイル辺りだろう。
値段は安いので回収という面ではいい馬かもしれないが個人的には評価低め
評価 C
34 ワイルドココの2020 牡
父ロードカナロア
母父Shirocco
栗東・友道厩舎
5800万 1口価格11.6万
キングマンボ系×スターリング系
兄弟は全頭勝ち上がり。全姉も走ってる。待望の牡馬という事で5800万での募集に。
兄弟は上のクラスでも好走しているし、ロードカナロアと母系の相性はたしかだろう。
今回は牡馬になるのでパワーが強化され距離の融通も効きそう。
適正はマイル〜中距離だろうか。
友道厩舎で金額も高いので簡単には手が出ないが堅実に勝ち上がれそうな気配はある。
評価 B
以上です!!
こう見てるとやはりケイアイファームは繁殖の質が高いですね😅
評価もB以上が多いので参考になるか分かりませんが、少しでも多くの方に見ていただけると嬉しいです!
いつもご覧頂きありがとうございます😊
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