※無料記事【ロードサラブレッドオーナーズ】全頭血統診断②
後編記事おまたせしました!!
前編はこちら👇🏻
前編はS評価が1頭🔥
それでは!後編スタートです‼️
17.ワイルドココの21 牡
6600万 1口価格 13.2万円 栗東・吉岡厩舎
ハーツクライは劣性期で、本馬は母似となります
優先祖先は独芝G1馬のSternkoenig。
主に欧州の芝中長距離で活躍しましたが、その形を持つ本馬も芝適正が高くなると思います。
同じ形を持つのは半兄のロードマンハイム。新馬戦は残念ですが、この馬の動向次第で本馬が狙えるかも変わってきそうです。
形の信頼度としては未知ですが、
優先祖先であるSternkoenigはなんと
伊GⅢ「フェデリコ・テシオ賞」の勝ち馬‼️
これはテシオ理論を勉強してる身として、ロマンを感じました😍
※評価には反映していませんので、ご安心を笑
種付けイベントは◎の評価。
1度目の繁殖のサイクル上で種付け出来ていますし、時期もいいです。加えて日にちも素晴らしいので、
活躍馬によく見られる種付けイベント持ちとなります!
能力継承は満足にいっていると思いますし、面白い存在ですね。
クロスは3本ですが、うち2本は作用していません。
しかし、Kalamounはそれなりに強く作用しているので、精神面に注意は必要です。
NDを受け付けませんし、繁殖として素晴らしい素質を持った母なので、今後いつ活躍馬が出てもおかしくないと思いますね。
芝適正 ◎ ダート適正 △〜✕
距離適正 1800〜2400
《評価》A
S評価にするか迷いましたが、日本においての形の信頼度が未知な点からA評価としました。
しかし、限りなくSに近いAという印象で、マイナス材料はほぼありませんね。
種付けイベントもいいですし、大物感ある配合です。
ハーツクライのラストクロップ。大物になる器を備えているので、頑張って欲しい所です🙏
18.エンジェリックレイの21 牡
3800万 1口価格 7.6万円 栗東・長谷川厩舎
父エピファネイアは劣性期で、本馬は母似の産駒となります。
優先祖先となるのはダイワメジャーを通ってたどり着くConsentida。
現役時代活躍した馬ではありませんが、同様の形を持つ活躍馬に3勝クラス連対馬のバーニングぺスカがいるので、悪くない形と言えそうです。
また、ダイワメジャーの牝系を優先に持つ馬からはオークス3着のナミュールがおり、この形は爆発力を秘めていますね。
遡ると独G1馬のRoyal Chargerから来ている形で、基本的には芝馬で、本馬もダイワメジャー以外活性値が低い構成なので、芝での走りに期待したいです‼️
種付けイベントは◎の評価。
1度目の繁殖サイクル上で種付けできていますし、時期もファミリーのダノンバラード(5勝)やロードアリエス(3勝)などの活躍馬と同じ時期ですので、期待が持てるイベント持ちの産駒ですね!
本馬の特出すべきはクロス面。
4本かかっており、濃く見えますが、父方のスペシャルウィーク(SSゼロ活性)と母方のスカーレットブーケ(NTゼロ活性)の影響によりこれらのクロスが全く作用していません!
実質アウトブリード配合で牡馬なので、ボス性も引き出される素晴らしい配合です‼️
ちなみに22年産は父リオンディーズですが、同様の効果があり、シーザリオ系の種牡馬とは好相性の母ですよ✨
芝適正 ◎ ダート適正 △〜✕
距離適正 1200〜1800 (本質マイル前後)
《評価》A
形は1発型ですが、種付けイベントやクロス面なので、1発の可能性が高まっている印象が強い産駒です。
エピファネイアの成功例と言える配合ですし、大きいところを走るポテンシャルもあると思います。
兄弟は勝ち上がり率高いですが、値段通りの活躍はできていないので、今回もそこまでの値上がりはしないと予想しています。
回収率的にも面白い1頭になりそうで、おすすめ馬に挙げさせていただきます。
19.グラナダの21 牡
3000万 1口価格 6万円 栗東・辻野厩舎
キズナは劣性期の年で、本馬は母似となります。
優先祖先は米国ダート4戦4勝のRaise a Native。
半兄ロードカテドラルは本馬と同じ優先を持っているので、ここを参考にするといいかもしれませんね。
他にはカデナダムールもいますが、こちらは未勝利。形の信頼性は薄目かもしれません。
しかし、日本においては繁栄している形ではあるので、1発型といった印象です。
適正はやや芝よりで良馬場の方が合うタイプだと思います。
種付けイベントは△の評価。
時期はいいのですが、繁殖のサイクルから外れた日の種付けですので、能力継承は満足に行っていない可能性があります。
大物にはあまり見られない種付けイベントですね💦
クロスは3本ですが、全て作用しています。
※6代まで見ればNDは無効化できますが、ここでは作用しているとして見ておきます。
とはいえ、ミスプロは母方完結ですし、危険度としては「比較的高い」くらいのイメージですね。
弊害がおよぶ可能性もあるので、出資の際は精神面や体質に注意して検討したいです。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1400〜2000
《評価》C
全体的に押し要素が少なく、評価は低めとなりました。
とはいえ、大きなマイナス点もありませんし、成長次第で狙ってみたいですね。
20.ティアーモの21 牡
3000万 1口価格 6万円 美浦・高柳厩舎
優先祖先は米国未出走のリンダスト。
遡るとターントゥ系から来ている形になりますので、日本においては芝向き。ダートもこなせそうですね。
ファミリーで同じ形を持つ馬には地方1勝のヴィーノ、未勝利のバプティシアなどがいますが、全く成績が奮ってない点からも良い形とは言えません。
種付けイベントは◎の評価。
繁殖のサイクル上で種付けできていますし、時期もいいです。
大物にもしばしば見られる種付けイベント持ちてますので、期待できますね🙂
クロスは3本ですが、全て作用しています。
特にNDが強めに作用しているので、クロス弊害が起こるリスクはあります。
この母はキングカメハメハのゼロ活性産駒で、ミスプロ、ヌレイエフ、Raise a Nativeなどを無効化できる強みがあります。
2勝した半姉チャペルレーン(父ヘニーヒューズ)がいるようにここを活かせる配合がベストだと思うので、少し割引きたいです。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1000〜1800
《評価》B
種付けイベントからは推し要素多いですが、形の信頼性が低くB評価となります。
気性面が絡んでくると自ずと距離が短くなってきそうで、その場合3000万の回収はどうか。と言ったところです。
動画が見栄えすれば十分狙える存在だと思います。
21.アドマイヤシャイの21 牝
2200万 1口価格 4.4万円 美浦・和田厩舎
キズナは劣性期の為、本馬は母似。
優先祖先はLyphardとなります。
Lyphardは仏で6勝、短中距離を主に走りましたが、その形は父のNorthern Dancerから来ているので、米国ダート適正もあったと予想できます。
本馬も基本的には芝向きでしょうが、良馬場のダートや地方のダートは合いそう。マルチな活躍が望めますね。
半姉のグラストンベリーは本馬と同じ形を持っており、芝とダートの1200で2勝を挙げています。この点からも近しい適正がありそうですし、信頼性もそれなりにある形でしょう。
種付けイベントは△の評価。
どちらの時期からでも走れる子を出せる母系ですし、2勝の姉と同じ時期なので、この点は評価できます。
一方でギリギリ2度目の繁殖サイクルから外れています。
サイクル間隔の短い母であれば問題ありませんが、曖昧な部分もあるので、評価の対象外とします。
クロスは3本ですが、Secretariat, Lyphardは片親が活性値が低いので、ここは問題視しなくても良いでしょう。
一方でSSが非常に重たい父であり、母もそれなりに作用している産駒だったので、ここでクロス弊害が起きてもおかしくありません。
出資検討の際には十分に注意しておきたいです。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎
距離適正 1200〜2000(本質マイル以下)
《評価》C
コスパから考えると形の信頼性はありますが、その形に見合うだけのイベントを持ち合わせていません
大きなマイナス点は見られませんが、全体的にひと押し足りない印象。
ただ、基礎体力も高い部類ですし、母のMax活性産駒でもあるので、堅実な馬が欲しい人にはいいかもしれません。
22.パステラリアの21 牡
2800万 1口価格 5.6万円 美浦・斎藤厩舎
モーリスは劣性期を迎え、本馬は母似となります。
優先祖先はPriddy Fair。
現役時代は独芝中距離を中心に2勝をあげました。
同じ形を持つファミリーにはレディハピネスやパルテノンがいますが未勝利。
その一方でシンザン記念勝ちのマテンロウオリオンもこの形で、牡馬にとっては良い形のようです。
本馬は他にもエンパイアメーカーやBlushing Groom の影響が強く、芝ダートを問わない走りに期待が持てます。
種付けイベントは○の評価。
繁殖のサイクル上で種付けできていますし、発情の質が高いと言われる時期でもあるので、プラス評価となります。
一方でレディパステルやマテンロウオリオンなどのファミリー活躍馬とは逆の時期で、この時期からは活躍馬を出せておらずマイナス点としました。
この時期では距離延長やダート転向で狙える馬かもしれませんね。
とはいえ、ちらほら活躍馬にも見られるイベント持ちですので、大きなマイナスでは無い印象です。
クロスは1本ですが、モーリスはNDを無効化できる効果を持っている(ND→メジロフランシス3代連続劣性期)ので、実質アウトブリード配合となります。
牡馬ですのでボス性も生まれますし、母を活かす良い配合です✨
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ○〜△
距離適正 1400〜2400
《評価》A
時期さえ良ければS評価を出せましたが、残念ながらA評価となります。
ただ、良いイベント持ちですし活躍できる素質は高いとみています。
場合によってはダートや長距離で良くなる馬かもしれませんが、本格化は2歳末や3歳から。
個人的にはダービーへの路線を描ける1頭になって欲しいと思いますね🙂
動向には注目しておきたいです。
23.ポプラの21 牡
3800万 1口価格 7.6万円 美浦・斎藤厩舎
優先祖先は父レイデオロ。レイデオロはダービーを含む中長距離で活躍しましたが、その形はシンボリクリスエスから受け継いでいます。
シンボリクリスエスは米国系の形を持っていたので、似た形を持つ本馬はダートでも潰しが効く万能型になりそうです。
形からは信頼できそうですし、今後のレイデオロ産駒を占う1頭になりそうです。
種付けイベントは✕の評価。
繁殖のサイクル上での種付けではありませんし、時期もよくありません。
能力継承が上手くいっていないと考えられますし、活躍馬にも見られない傾向なので、この点からは、大きく割引が必要でしょう。
形から見てもダートによる可能性が強まりそうです。
クロスは4本ですが、見た目程は重たくないですね。
しかし、Kingmamboのクロスが強く作用しているので、精神面で何らかの弊害が起きてもおかしくないと思います。
出資検討の際にはコメントや動画に注意したいところです。
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1800〜2400
《評価》C
形の信頼性は高いですが、それを後押しする材料がありません。
種付けイベントもこれではダートや長距離特化になる可能性もありますので、強気には見れない1頭です。
出資検討は血統以外から見てみたいですね。
25.エトワールブリエの21 牡
2800万 1口価格 5.6万円 美浦・和田厩舎
本馬はキタサンブラックのMax活性産駒で父似となります。
優先祖先はキタサンブラックの母シュガーハート。
現役時代は未出走でしたが、その形はサクラバクシンオーから来ています。
同じ形を持つ馬にはJRAダート3勝のオディロン、新馬勝ちのグランヴィノスがいますが、まだまだこれからの形。
信頼度としてもまぁまぁの評価です。
20年産のキタサンブラックはこういうタイプが増えるので、ここの活躍度合いを見てからの検討でも良いと思いますよ👍
種付けイベントは✕の評価。
初仔の牡馬は評価に加味しませんし、時期もよくありません。
活躍馬によく見られるイベントを保有してないのは残念です。
スピードの質という部分では欠ける印象があるため、距離延長やダート代わりで狙いたい馬ですね。
この時期から活躍馬が出ていない母系を見ると、大きなマイナス材料となってしまいます。
クロスは3本ですが、どれもそこまで強くありません
この中ではノーザンテーストが若干重ためですが、クロス弊害が起こる可能性としては比較的低めです
とはいえ、注意は必要なので、コメントや動画で気性面,体質面のチェックはマストです。
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ◎
距離適正 1400〜2400
《評価》C
形の信頼性はそれなりにありますが、それを後押しするイベントが薄いです。
距離延長やダート代わりで狙える馬で、勝ち上がることが出来れば回収も見えてくると思います。
えーくん的にはC評価。様子見とさせてください。
26.パノラマウェイの21 牝
1600万 1口価格 3.2万円 栗東・松下厩舎
オルフェーヴルは中性期で、本馬は母似となります
優先祖先は母父を通り、マンファスへと繋がります
現役時代は未勝利の馬でしたが、日本において、同じ形を持つ活躍馬にはドバイターフ勝ち馬のパンサラッサやマイラーズC2着のカイザーミノルがいるので、1発はある形ですね✨
基本的には芝のマイル〜中距離。ダートでも潰しが効くタイプで万能型ですね。
種付けイベントは△の評価。
初仔の牝馬は評価できませんし、時期も良くないですね。しかし母のイベントはいいので、この点で若干のプラスとしました。
種付けイベントからは能力継承が満足にいっているとは思えませんし、何より基礎体力の低さが目立ちます。。
使い詰めは厳禁、休み明けで良くなるタイプです。
本領発揮は古馬になってからでしょうか。
クロスは1本ですが、父方で完結の為、比較的クロス弊害は低いと思います。
母とは喧嘩しませんし、良い配合ですね。
芝適正 ◎ ダート適正 ○
距離適正 1400〜2000
《評価》C
形の信頼度は高いのですが、種付けイベントからの後押しがなく、C評価となります。
時期が良くないので、ダートよりになったり、短距離のスピードに乗れなくなる心配があります。
いいものは持ってるので、そこが上手く成長してくれることを祈ります。
27.レディルージュの21 牡
3000万 1口価格 6万円 栗東・奥村豊厩舎
父リアルスティールはMax活性の時期で、本馬も父似となります。
優先祖先はMr. Prospector。
本人はダートで走りましたが、リアルスティールやラヴズオンリーユーなど、日本においては芝適正が高まる形ですね。
活躍馬もコンスタントに出せますし、中長距離路線で期待が持てる形と言えます。
種付けイベントは△の評価。
時期は良いですが、繁殖のサイクル上ではなくマイナスとなります。
活躍馬の多くはこの繁殖サイクルを守れているので、押し材料としては薄いですね。
クロスは3本ですが、内2本は影響を受けていません。よって全兄弟クロスのみの作用となりますが、見た目ほど重たくは無いですね。
もちろん無効には出来ないので、出資検討の際には多少の注意は必要でしょう。
芝適正 ◎ ダート適正 ○
距離適正 1400〜2000
《評価》C
形は1発がありそうですが、それを後押し出来るだけの材料がなく、BよりのCといった評価となります。
この中に入ると安い部類ですが、価格帯を考えると回収はどうかなという判断になりますね。
28.ソルファの21 牝
1800万 1口価格 3.6万円 栗東・中村厩舎
ジャスタウェイは劣性期で、本馬は母似となります
優先祖先はキングカメハメハ。
同じ形を持つ馬には京王杯勝ちのファンダジストやJRA3勝のサンキューユウガがいますので、以外に短距離の適正を高める形のようです。
ただ、爆発力としてはロードカナロアの形か、マンファス以前の形の方が魅力的に映るのでこの辺は若干のマイナスです。
しかし、それなりに活躍馬も多い形ですし、信頼度は中の上くらいの印象です。
種付けイベントは△の評価。
初仔の牝馬は評価できませんが、時期は良い方の認定となります。加えて母のイベントもいいですし、最低限よいイベントは保有していますね。
本馬は2代母の種付け日が不明で、ここがゼロ活性の可能性もある為、種付けイベントの評価としては
△止まりとなります。
クロスは2本ですが、Haloは父方が、ミスプロは母方が全く影響しておりませんので、クロス弊害が起こる可能性は限りなく低いと思われます。
牝馬なのでボス性こそ出ませんが、丈夫で賢い馬になりそうです。
母と父を活かす良い配合だと思います!
芝適正 ◎ ダート適正 ○〜△
距離適正 1200〜2000
《評価》C
全体的にマイナス要素は少ない馬ですが、反対にプラスとなるようなものも少なく、印象は薄いです。
スピード型の形とも相性は微妙なイベントですし、あくまで成長次第の1頭だと思います。
もしも丈夫な馬に生まれていれば2代母が3代母のMax活性産駒である可能性も出てくるので、この場合は面白い一頭になると思いますよ。
29.リラコサージュの21 牡
2800万 1口価格 5.6万円 栗東・四位厩舎
リオンディーズは優性期ですが、本馬は母方の影響が強い為、母似となります。
優先祖先は秋華賞3着の母リラコサージュ。
兄弟に同じ形を持つ馬はいませんが、リラコサージュを遡ると米国8勝のBramaleaから来たボトムラインであることが分かります。
Bramaleaは現役時代ダート短中距離を中心に活躍した牝馬で、その形を持つリラコサージュも芝だけでなく、良馬場のダートで適正を見せていました。
本馬もダートでの潰しが効くと思いますし、リオンディーズの影響で距離が伸びてもこなせる万能型になってほしいですね。
種付けイベントは△の評価。
初回発情時に種付けできていますが、時期がよくありません。
あまり活躍馬に必要なイベントを持ち合わせていませんし、形からもダートによる可能性があるかもしれません。
とはいえ、逆時期からでも活躍馬はでているファミリーなので、大きなマイナスは必要ないと思いますよ👍
基礎体力値が低く、使い詰めはできませんので、
本領発揮は3歳以降。勝ち上がれれば長く楽しめる1頭だと思います!
クロスは3本で一見重ために見えますが、作用しているのはKingmamboのみ。
加えて母方のKingmamboは影響が薄いので、クロス危険度としては低い判定になります。
ベストではありませんが十分母を活かせる配合です
芝適正 ◎ ダート適正 ◎
距離適正 1400〜2000
《評価》B
形の信頼性は未知ですし、イベント面も不明な部分があるので、評価としてはB止まりとなります。
上手く行けば母のような活躍が望める1頭ですし、見栄えすれば狙える1頭かもしれませんね。
あくまで血統からは値段ほどのインパクトは感じないのが現在の評価となります。
30.アルセナーレの21 牝
1600万 1口価格 3.2万円 美浦・新開厩舎
マジェスティックウォリアーは優性期で本馬は父似となります。
優先祖先は父マジェスティックウォリアー
現役時代はホープフルS勝ちなど米国ダートで活躍しました。
マジェスティックウォリアーは19年産から父似を出せるようになった馬で、今後に注目の種牡馬ですが、現時点で同じ形を持つ馬にはダートの新馬戦を勝ち朝日杯FSで5着の実績があるバグラダスがいるので、形の信頼性としては高いと思われます。
本馬はクロフネやStorm Catの影響で、米国指向が強い馬になります。
適正は良馬場のダートや地方ダート、芝なら渋った馬場など、この辺にありそうです。
種付けイベントは○の評価。
初回発情で種付けできていますが、時期は逆位置となります。
ただ、この母系は逆位置でもダートや距離延長で活躍している馬が見られるので大きなマイナスでれありません。
基礎体力も基準値は超えていますし、牝馬に必要な母のイベントもいいので◎に近い評価となります。
形的にもダートが合いそうですし、面白そうな1頭です。
クロスは2本ですが、どちらも父方完結ですし、活性値も低いので、クロス弊害が起こる確率としては低いと思われます。
母アルセナーレはNDを4代までに持っておらず、スペシャルウィーク(SSのゼロ活性産駒)の影響でSSクロスも回避できます。
活躍馬を出せる母によく見られる血統構成ですので産駒への期待は非常に高いです。
今回も母と喧嘩しない構成の父との配合、良い配合だと思います✨
芝適正 ○〜△ ダート適正 ◎
距離適正 1200〜2000
《評価》B
値段から見れば全体的に申し分ないですが、種付けイベントがもう少し良ければ芝での活躍も見れただけに少し残念です。
大物感は感じませんが、回収率という面では良い馬に見えますね。
【ロードTO期待値ランキング】
1位.フライングティパット
2位.ワイルドココ
3位.キープセイク
4位.オーシュペール
5位.エンジェリックレイ
6位.パステラリア
【総括】
配合が凝った産駒が多い中、芝ダートなどバランスのとれたラインナップだと感じました。
その中でも重賞級を狙って欲しい存在もちらほら見受けられたので、A評価を与えた馬たちは特に頑張って欲しいと思います🙂
S評価として1頭挙げさせて頂いたので、この馬の動向には注目しておきたいですね✨
最後までご覧頂きありがとうございました🙏
少しでも参考になったと思った方は
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