【キャロットクラブ】2022年度募集 ピックアップ馬血統診断 〜栗東編〜
今回は!キャロットクラブで募集される21年産のお馬さん達の栗東編を診断していこうと思います‼️
この記事では、その馬の馬場,距離の適正に加えて、活躍馬に見られる傾向を持っているかどうかなどを『テシオ理論』に基づいて診断しております🙇♂️
字面や動画では判断し難いことなどを紹介していますので、是非!ご覧下さい✨
⚠️記事を読む前にこちらを必読ください🙇♂️
今回のピックアップ記事は個人的に気になった馬、人気している馬、美浦編ご購入者からのリクエスト馬を中心に載せています。
この記事は完成次第、随時更新して行くので、更新情報についてはTwitterにて宣伝させて頂きます。
Twitter → @ke_bae_kun
それでは!どぞ‼️
栗東編
55.リリサイドの21 牡
10000万円 1口価格 25万円 藤原英昭厩舎
優先祖先となるのはNorthern Dancer。
GⅠ4勝の全姉リスグラシューも実は同じ形を持っており、信頼性は非常に高いです。
他にも3勝のプルメリアスター、2勝のレイリオンが同じ形を持っているので、期待値は上がりますね。
懸念点はこの形が牡馬に変わりどう出るかというところですが、日本実績も高い形ですし、そこまで気にしなくても良いと思います。
種付けイベントは✕の評価。
繁殖のサイクルからは大きく外れていますし、時期もあまり良くありません。
兄弟では2勝馬のレイリオンが同じ時期ですが、リスグラシューを含む3勝以上の活躍馬が逆の時期になるのでマイナス点となります。
クロスは2本ですが、どちらも強く作用しています。
何かしらの弊害が起きても不思議でない数値ですし、出資検討の際には注意しておきたいです。
芝適正 ◎ ダート適正 ○〜△
距離適正 1200〜2000
《評価》B
形の信頼性は非常に高いのですが、それに伴う種付けイベントの評価が良くない為、この評価となりました。
イメージとしては2勝のレイリオンが1番近いと思いますので、いくつか勝ってもおかしくないですが、大物感と言われると疑問符がつきます。
あくまで、牝馬のデータのみなので、牡馬に変わり大爆発の可能性もありますが、動画の気配次第といったところです。
57.サトノオニキスの21 牡
5000万 1口価格 12.5万円 池江泰寿厩舎
エピファネイアは劣性期の為、本馬は母似。
優先祖先は米国ダートGⅠ2勝のMaster Derbyとなります。
ファミリーでは同じ形を持つ馬が居ませんので、信頼性は未知な形です。
近い所では、シンザン記念勝ちのガルボがいるので、日本においては芝もこなせる形だと思いますが、ダートでも潰しは効くタイプですね。
種付けイベントは◎の評価。
初回発情時の産駒ですし、時期も悪くありません。
よく大物に見られる種付けイベント持ちですし、能力継承も満足に行っていると予想できるので、プラスに捉えたいです。
クロスは2本ですが、エピファネイアはシーザリオ系種牡馬なので、SSの作用を全く受けておりません。よってクロス弊害も起こりませんし、ボス性も出てくるので、考えられた良い配合だと思います。
芝適正 ◎〜○ ダート適正 ○
距離適正 1200〜2400(本質 マイル)
《評価》A
形は未知ですが、ダートでも潰しが効くと思いますし、何より種付けイベントからの後押しが豊富なので、オススメ出来る1頭です。
短距離からマイルが得意だとは思いますが、長距離まで対応出来るマルチな形ですので、成長によって伸ばしていくのが理想だと思います。
人気が出そうですが、活躍できる見込みがあるので、期待したいです。
79.ヒストリックスターの21 牡
8000万 1口価格 20万円 友道康夫厩舎
優先祖先となるのは母ヒストリックスター。
母は未出走ですが、同じ形を持つ兄弟に、2勝のピュアソウルがいるので、悪い形では無さそうです。
ヒストリックスターの形を形成しているのはファルブラヴとなりますが、日本実績もそれなりにある形ですので、期待したいです。
他にもレイデオロ、トニービン辺りの活性値が高いので芝中長距離はこなしそう。場合によっては米国的ダートも走れると思います。
種付けイベントは△の評価。
空胎明けはプラスですが、時期がよくありません。
GⅠ馬の姉ハープスターとも逆の時期ですし、ここはマイナス材料になります。
しかし、母の活性期産駒ではあるので、大幅なマイナスはいらないと思います。
ただ、時期が反対なのでダートに寄る可能性は無くありませんね。
クロスは2本ですが、どちらも父,母片方で完結している為、クロス弊害が起こる可能性は低いです。
父と母で喧嘩しない良い配合ですね。
芝適正 ◎ ダート適正 ◎〜○
距離適正 1600〜2400
《評価》B
形を後押しする絶対的なスピード値はありませんが、もともと長い距離に対応出来る形なので、1発の可能性はあると思います。
ダートに向いた場合、回収率に不安は残りますのでAよりのBという評価にさせていただきます。
54.トータルヒートの21 牡
7000万 1口価格 17.5万円 藤原英昭厩舎
優先祖先は米国ダートで活躍したSynastry。
同じ形を持つファミリーはいませんが、芝とダートで1勝ずつ挙げたリーサルストライクは近い適正を持っていたので、本馬もマルチにこなしてほしいところです。
優先経路上のリーサルハートは芝マイルで活躍したUnusual Heat からの適正も継いでいた為、芝ダートどちらでも走れる子を出せているようですね。
本馬もハーツクライの劣性期産駒なので、同じ傾向と捉えてよさそうです。
種付けイベントは✕の評価。
繁殖のサイクル上での種付けではありませんし、時期もよくありません。
加えて基礎体力も低いので、能力継承は満足にできていないと予想できます。
同じ評価の兄弟も走ってませんし、この項目からはマイナスとなります。
クロスは2本ですが、SSの影響により、NDのみしか作用していません。
しかし、父も母もNDが濃く作用しているので、喧嘩する可能性はありますね。
ベストな配合とは言えませんし、精神面での弊害が起こりかねないので、出資検討の際には注意が必要です。
動画でのチェックはマストです👍
芝適正 ◎ ダート適正 ◎
距離適正 1400〜2000
《評価》C
形の信頼性は未知ですが、種付けイベントからの後押しがなく、えーくん理論的には評価低めとなります。
時期がよくないので、スピードよりもパワーより。ダートが主戦になる可能性も十分有り得ると思います。そうなるとこの金額は、、と思ってしまう部分もあるので、回収率を重視する本記事ではC評価とさせていただきます。
76.レイリオンの21 牝
2800万 1口価格 7万円 安田翔伍厩舎
父ハービンジャーは21年産から父似が増えますが、本馬も父似となり、優先祖先はハービンジャーとなる配合です。
ハービンジャーを優先に持つ馬には、ブラストワンピースやペルシアンナイトなど活躍馬が多数いる為、期待が持てますね。
ハービンジャーは欧州味が強い形なので、札幌函館などの洋芝や時計のかかる馬場は大得意にしそうなタイプです!
本馬は仏2000ギニー勝ち馬のアメリカンポストや英1勝馬のミラーズメイトの活性値が高いので、欧州味はかなり強いと思います👍
種付けイベントは△の評価。
繁殖のサイクル上で種付け出来ていますが、時期はよくありません。
詳しく見るとリスグラシューやプルメリアスター、アラスカなど、本馬と逆の時期の馬が活躍傾向にあるので、この点はマイナスです。
クロスは3本ですが、NDはほとんど作用しておらず、2本のみが有効となります。
リファールは少し重ためですが、クロス弊害が起こる可能性は比較的低そうです。
ベストな組み合わせではありませんが、NDのクロスを無効化できる母の強みを活かせているので、悪くないと思います。
ただ、出資検討の際には多少の注意が必要です。
芝適正 ◎ ダート適正 ✕
距離適正 1400〜2400
《評価》B
形の心配性は高いのですが、種付けイベント面での後押しが足りない現状。しかし、母の優性期産駒ですし、牝馬にとって重要な繁殖のサイクル上種付けではあるので、スピードの質自体はそれなりにありそう。
イメージとしては1発型という判断になります。
ハービンジャー産駒の牝馬は活躍してますし、動画さえ見栄えすれば狙えそうな1頭です。