アルバイトと大学休学【前編】
2回目の投稿となります。
けいです。
今回はアルバイトと大学休学のうちアルバイトについて書こうと思います。
私は今まで3種のアルバイトをしてきました。(多分少ない方だと思いますが……)
1つ目は派遣登録型のアルバイト
2つ目はファミレスのアルバイト
3つ目は警備会社のアルバイト(現在継続中)
です。
まず1つ目の派遣登録型のアルバイトについて書こうと思います。
どんなアルバイトなの?
って人や、
怖い人たくさん来そう
って人も居ると思います。
ぶっちゃけで言うと、私のやってたところは半々でした。
下は高校生から上は定年超えたおじいちゃんまで様々な人達が集まり、その日その日の仕事を一緒にこなして、終わったらさよなら。
翌日の仕事は、全員違う人で、変わらないのは現場監督だけ。そんな感じでした。
もちろん高校生や大学生などは、大型休暇や土日などはたくさん来ますし、平日はおじさんだらけです。
多い月では25日近く入ってたため、何回か顔を合わせる人が居たり、仲良くなると仕事終わりの飲みなど誘ってもらいましたが、基本はそれぞれの事情があるため話もせず黙々と作業していくだけです。
やはり、派遣の作業員は現場によっては奴隷のようにトイレ掃除やら床の雑巾がけやらさせられたり、5次受けで2重派遣ならぬ5重派遣とかもありました。
作業員もみな分かっており、誰も口に出しては言いませんし、その現場の給料でその日暮らしをしてる方も多いので労基に駆け込むなんてもってのほかな空気感もありました。
交通費は自宅から往復の電車賃で1000円超えた分のみ(バス代すら出ない)ので、
例えば
自宅→(バス120円)→最寄り駅→(電車520円)→現場
といった場合、往復電車賃1040円のうち40円しか支給されないわけです。
私が派遣登録型のアルバイトをメインにやってた頃は、時給1000円×8時間=8000円(所得税は抜いて考えてます。)
8000−1000(交通費)−600(バス代)=6400円なので
時給換算で800円みたいなことが起きてました。
その日その日の食費を考えると手取り5500強みたいなことになるので、なかなかお金が貯まらず、1ヶ月頑張って手取り14万行くか行かないかの生活でした。
仕事内容も雑用から、引越しや配送、工場でのライン作業、シール貼りなど様々で、現場によっては前日教えて貰ったことをやると怒られるみたいなこともあり、大変でしたが、初めて会う現場監督の人や、様々な年代の人と話すことで人生経験が積めると思います。
ちなみにこのアルバイトは高校1年から4年間やってました。
派遣登録型のアルバイトやってて
良かったと思うところは、
やりたい仕事をある程度選べること
様々な年代の人と話せること
即金のため、お金が欲しい時に単発で入れること
その日の作業が終われば昼までに帰れる時もある
良くなかったところは、
その日その日で現場が変わるため技術がなかなか身につかない
様々な人が居るのでホームレスの人や何日もお風呂に入ってないで仕事してる人も居ること
現場によってはブラックからホワイトまで様々
残業代は出るものの残業なった場合最悪帰れない
手取りが少ない
交通費が出ないところが多い
挙げていくと沢山で出来ますがこんな感じですね。
次にファミレスのアルバイトです。
このアルバイトは大学休学時期と被ったこともあり、半年足らずで辞めました。
私の働いたアルバイト先は地元の人がよく来るような駅から少し外れた場所だけど、大きな道路に面してる場所でした。
私は週2日平日と休日働いていましたが、平日はほとんど客は来ず、昼すぎから閉店まで誰一人客が来ないといった感じでしたが、休日は厨房に人が5人居てやっと回るという中、3人で何とかするしかないという環境でした。
私はその年で1番最後に入った下っ端だったため、基本皿洗いしかさせて貰えず、平日は客が全く来ないため料理を覚えることができず、逆に休日は忙しすぎて教えてる暇がないレベルで教育体制が不十分でした。
また、私がいつも皿洗いすることをいいことに、先輩たちがスマホでゲームしてる中、1人で皿洗いを20時から閉店の23時までやり続けるといった過酷(?)な状況でした。皿洗い終わったら閉店になり帰る状態なので、全く厨房のことは分からないので、入って4ヶ月たった頃から20時から23時までをワンオペでやることになりました。
しかし、そもそも皿洗いを誰もやってないため皿を洗わないと皿が足りず、料理が来ても作り方をマニュアルを見つつ、ホールの人に手伝ってもらいながら作るような日が毎週毎週のように来ていました。
また、大学を家庭環境と学費を払えないために休学することになり、ちょうど半年の契約更新の時に辞めました。
ここまで辛かったことを書いてきましたが、良かったところもあります。
良かったところは、
廃棄食材を持ち帰れる(お店としてはダメ)
まかないが出る(勝手にうな丼作って、帳簿をちょろまかして先輩が作ってくれた)
残業代が分単位で出るため、お給料としては良かった。
良くなかったところ
人手が足りない
無理なシフトを提示される
作業がずっと単調
みたいなところですかね。なんか色々酷いことがありすぎてなんかもう途中からよく分からなくなってましたね。店長から出されるシフトと店側のシフトの食い違いで無断欠勤になってたり、出勤日じゃないのに働いてたり等
3つ目は警備会社のアルバイトです。
とはいっても、駐車場とかに立ってるおっちゃんみたいなことです。
やることも単調で、基本立ってるだけ。
1日中、炎天下だろうが土砂降りだろうが立ってるだけの仕事内容でした。
私の警備会社は大きくわけて、
・交通誘導
・施設警備
・駐車場の警備
に分かれてました。
交通誘導は、ケーブルテレビや、電柱の工事、道路の補修工事のために車の往来をスムーズにできるようにしていくことや、歩行者への注意喚起などでした。
場所によっては立ってるだけで済むため、人と話すことも無く、なにか考え事を8時間してるだけのような感じでした。
特に天候に左右されやすく、炎天下の中で立ってるだけの日もあれば、土砂降りの日もあるため、体調を崩しやすく、また、トイレにも行くことが困難なため、中々厳しい仕事内容でした。
特に道路での交通誘導の場合、左右から車が来るためなかなか飲み物を買いに行くこともトイレに行くことも出来ないため、歩道などでやってるよりは過酷と言えると思います。
休憩も車の中ですることが多いためなかなか休むことも出来ません。
次に施設警備ですが、
場所によって様々です。
イベントなどの警備や、デパートの警備、マンションの警備など様々でしたが、それぞれに共通していることは、天候に左右されない点です。
基本屋内なので、雨が降ろうが炎天下だろうが関係なくかなり快適に仕事にも取り組めますし、トイレや水分補給なども行きやすいです。また、休憩室もあるところが多いため、休憩中も過ごしやすいところが多い印象でした。(現場によっては、無線の音で起きれれば寝ててもいいなど)
ただ、やはりこの施設警備の全てにおいてお客さんと接するところが大きく、また立ち姿なども細かく注意されるため、立ち居振る舞いが重要になってくる仕事内容と言えます。
なので、ほとんど接客業と変わらず、愛想良く、困ってる人が居たら瞬時に助けられることが求められていた気がします。
最後に、駐車場の警備員についてです。
基本的には、駐車場の入口に立っており、駐車場とその周りの歩道の安全を確認するのが主な仕事となってきます。
現場によって屋内だったり、屋外だったりまちまちなのでなんとも言えない仕事がこれです。
確かにやってる事としては楽なんですけど、とにかく
「暇」の一言で、車が来ない限りすることも全く無いし、かといって入ってくる車があるかもしれないので常に目を配ってないと行けないといった仕事です。
なんの代わり映えのしない道路を見ながら8時間も過ごすって考えると気が遠くなるような仕事ですね。
交通誘導と施設警備は人と関わったり、車の誘導をしたりとやる内容によっては一瞬で終わるんですが、これは車が入る時と出る時以外仕事が無いので、基本立ってるだけです。
もちろんスマホをいじることや、座ることは許されないので、きちんと立った状態で過ごすことになるので、とにかく暇です。
休憩に関しては、正直立ってる必要性もあまり無いので好きな時にトイレに行って好きな時にご飯食べに行くことは出来ますが、何かあった時に会社にクレームが入る可能性があるので、トイレでずっとスマホをいじるとかは出来ません。
ここまで、警備会社について書いてきましたが、
良かったところ
時給が高く楽な仕事が多い(時給1250円~1400円がほとんど)
待遇が良い
好きな時に休みが取れる
交通費全額支給
良くなかったところ
とにかく暇
現場によっては過酷
業法スレスレの仕事もある
と言った感じです。
私的におすすめなのは警備のアルバイトですね。
待遇良くて時給も高く、日払いもできるため、派遣登録型のアルバイトの上位互換的な感じでした。
多い月ではアルバイトで手取り30万弱の月もあるなど、仕事内容と給料で言ったらダントツだと思います。
次回は、後編ということで大学休学について書きたいと思います。
少しでもこれからアルバイトをする人の参考になれば嬉しいです。
では、また。