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【MUP WEEK18~財務スキル BS編~】

こんにちは。
最近は引越等でばたばたで投稿ができておりませんでした。
前回は財務のPLについてご紹介させていただきました。

今回はBSについてご紹介いたします。
WEEK17については実践編ですので、割愛しております。

では、さっそくBSについて見ていきましょう!

1.賃借対照表(BS)

👉一時点の財政状態の指標です。

①期末時点で、会社に存在する財産の状態を表す
②会社資金の調達と運用の状況を表す

BSには3つの項目があります。

・資産(運用状況)
・負債(調達状況)
・純資産(調達状況)

ではこの3つに関して細かく説明していきます。

2.資産(運用状況)

資産には大きく2つに分けられます。
流動資産固定資産です。

■流動資産

短期間(1年以内)に現金化できる可能性のある資産のこと
通常の営業サイクルによって生じる資産や1年以内に現金ができる資産が含まれます。
例:売掛、在庫

■固定資産

長期にわたって所有し事業を行うために使用するもので、1年を超えて使用したり、投資目的で長期間保有したりするような資産
例:建物、社用車等

3.負債(調達状況)

負債も大きく2つに分けることができます。

流動負債

会社の負債のうち1年以内に支払いの期限が到来する債務のこと
例:買掛・短期借入

■固定負債

1年を超えた時期に支払うもの
例:社債・長期借入

4.純資産(調達状況)

純資産は「株主資本」と、「評価・換算差額金」「新株予約権」に大別することができます。

株主資本

株主からの出資金である株主資本は、「資本金」「資本剰余金」「利益剰余金」「自己株式」に分かれます。

資本金

会社を運営するために株式と引き換えに集めたお金のことです。
設立や増資の際、事業がスムーズに進むよう株主が出資した金額を、会社法に基づいて「資本金」という項目に組み入れます。

資本剰余金

資本剰余金は、「資本準備金」と「その他資本剰余金」で構成されます。
資本金は株主が払い込んだ金額の2分の1以上で計上され、残りの額は資本準備金に回ります。また、その他資本剰余金は、資本準備金の取り崩し額が計上されるほか、自社株式を譲渡したときの差損益などが計上されます。

利益余剰金

利益剰余金は、「利益準備金」と「その他利益剰余金」で構成されます。利益準備金は、会社が出した利益を、配分に備えて積み立てたお金です。また、その他利益剰余金は、設立以来の利益を繰り越したものや、任意積立金などを指します。

自己株式

自己株式とは、自社で保有している自社の株式のことです。英語で「Treasury stock」になることから、直訳して「金庫株」と呼ばれることもあります。

評価・換算差額金

評価・換算差額金は、株などの有価証券を購入したときの価値と、現時点での価値における差額を示します。

■新株予約権

新株予約権とは、あらかじめ決められた価格で、株式を取得できる権利のことです。新株予約権を行使する際は、会社が新しい株式を発行する、あるいは会社の自己株式を移行することになります。

5.流動比率

会社の短期的な財務の安全性の指標

流動比率=流動資産/流動負債×100
大きい⇒安全性 高い
小さい⇒安全性 低い

流動比率は通常指標で200%が望ましい。
ただし、日本においては信用情報が発達しているので150%程度でも大丈夫。
(売掛金の未回収リスクが低い)

最後に

皆さん、これでPLとBSに関してはご理解いただけましたでしょうか?

今まで触れてきてない部分だったので、自分も最初は敬遠していましたが、実際にやってみると、構造的に理解すれば、とてもわかりやすくシンプルなものです。

次回は『キャッシュフロー』についてアウトプットしていきます!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Ke1ta







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