変遷し続ける「無料」の価値
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おはようございます、こんにちは、こんばんは
菅原健吾です🎶
本日は「無料」について僕が日々、感じていることを書きます。
よく巷で「安物買いの銭失い」という言葉を聞きます。
個人的には「あぁ、一定あるなぁそれ」と感じます。
そうだねぇ、安価だからといって買ってみたら粗悪品だったってのはあるよねぇ、うん
だよね😅わかるわかる。
僕は結構スーパーとかで価格よりも価値を重視する人間でして、価値に見合っていない価格のものは例え価値に対して価格が安くても高くても購入は控えます。
この場合の価値を計る際に用いている指標は「相場」。
相場よりも値段が安く提供される場合は大きく分けて2つ。
自分がお得意様や御贔屓様であるか、お店側がお客さんに対して「ごめんなさい、この商品はいつもと品質が劣るものですので商品の代金はこちらが何割か負担します」の場合。
ぶっちゃけ前者はレアケース。なのであまり考える必要はない。
問題は後者のケース。
タイムセールでも在庫を売り切りたいでもないタイミングでの安価には多少の覚悟がいる。
その商品の需要が急増して、供給も安定しているから値段を下げることも確かにある。
ただそれは相場をわかっていればある程度は読めるしわかる。
その相場センサーにひっかからない状態での突然の安売りは経験上ヤバイ。
ごめんなさい率が高い。
そういう時って自分のくじ運のなさを呪うよね〜。けんごくんは高校の修学旅行の時に引いた恋愛おみくじが「凶」だったもんね(笑)。それであまりにショックでご法度なのを知りながらもう一回おみくじやったら、また「凶」だったっていう(笑)
やめて〜(笑)ちなみにたしかにその後の恋愛は散々でした(笑)
話を戻そうか。
それで以前、とある新作ゲームが発売数日にして半額で売られていたので火傷覚悟で購入したんだけど。
結果から言うと火傷した。
まず動作不良のオンパレードでゲームがはじまらない。次に運営がそれに対する修正を全然しないどころか当初よりも発売日を遅らせて発売したのもあってか、ユーザーレビューは低評価の嵐。酷かった。
一方で世の中には無料で評価の高いゲームもいくつかある。
もう3年ほど前にサービスは終わったゲームでドラゴンズドグマオンラインというゲームなんかは個人的には面白くて、周りの友人たちを巻き込んでプレイさせてもらった。
いわゆる「基本プレイ無料」で本格的に味わい尽くそうとしたらどこかで課金がいる仕様のゲームだ。
ちなみになににそんなに感動したかというと
「無料でできることの多さ」
だった。
まずメインストーリーやメインストーリーをクリアする上で必要な武器や装備は無料で遊べる範囲で、しかも他のゲームと比べても良心的な時間労力で手に入る仕様だった。
メインストーリーを無料で最後まで遊べる仕様の基本プレイ無料ゲームは業界にも震撼を与えたのか、今ではソシャゲでもメイン部分は無料で楽しめる仕様になっているものが多い。
ドラゴンズドグマオンラインは面白かったよね😊でも「基本無料サービス」自体はあれが最初じゃないよね?
うん、そうそう。
もっと言ってしまうとゲーム業界にさきがけてこの変化が起きたのは音楽業界
21世紀になって時代が進む反動で徐々にCDが売れなくなってきたアーティスト達は2010年くらいで変容を始めた。
youtubeに新曲のMVをフルで流し始めるようになってきて…
著作権を守るのとはある種、真反対に舵を切ったアーティスト達がいた。
つまり、その方々は無料エリアを拡張して課金エリアとの線引の位置を変えた(マネタイズポイントをずらした)ということになる。
ファンクラブなどのダイレクト課金枠を整備して、ライブやグッズ販売などのサービス内容も更に充実させるという布陣を敷いたアーティストは少なくない。
たしかに2010年以降、大手を抜けて独立していったアーティストさん達は少なくないよね!ファンの人達に楽しみ方の選択肢を与えながら、ダイレクトに課金するサービスはファンのアーティストを支えたい気持ちも満たすし、楽しみ方の選択肢を多様にしてくれたアーティストさんにファンは更に感謝するし、「優れた営業マンはコンテンツのみではなく、人柄を売る」にも通じるね!
そうそう。
しかも凄いのがあの時代にその判断をしたアーティスト達の殆どは今も精力的に活動していること。
それでもう方程式が出来た。
経済では音楽業界で起きたことは他のエンタメシーンにも影響を与えると言われている。案の定、そこから派生してオンラインサロンビジネスやサブスクリプションサービスなどが台頭してきた。
無料の価値は現在進行形でどんどん高まっている。
youtubeにはもう数え切れないくらいに良質な情報を伝えてくれるチャンネルや動画があるし、グーグル検索だって検索ワードを入れたら、それに関連する様々なことを検索結果として表示してくれる素晴らしい集合知だ。
僕は基本的にグーグルにもヤフーにもユーチューブにもお金は払ってない(ユーチューブプレミアムはちょっと興味ある)
なにが言いたいかというと、メインコンテンツに課金するような誘導をするサービスがこれから…というか既に終わっていってるということが言いたい。
このあいだツイッターをみていてあまりにお粗末過ぎて笑ったものがある。
「一ヶ月で必ずフォロワー1000人」みたいな謳い文句の情報商材で、値段は5千円
そういう系は大体、購入後にこうなる
「僕(わたし)の真似をしてください」
そしてその方法はなんてことはない
興味のある方のツイートを片っ端から引用リツイートしていいねをくれた人をフォローしていくのを繰り返すというもの
はっきり言ってそんな程度のことはググったりユーチューブで検索したりすればすぐに出てくるし、より沢山のフォロワーを効率的に集める方法とかも出てきそうではあるなぁと感じる。
無料の価値がどんどん上がると、しょぼいコンテンツを実際の価値以上の価格で売ってることは可視化される。
誤魔化しや嘘は最早、通用しないと見たほうがいい。
実力はどんどん可視化されて、目の肥えたユーザーによって公平に評価される。
それだけ刻一刻と相場そのものと相場を見抜く一般の皆様一人一人の相場感覚が発達してきている。
なにを無料とし、なにを有料とするのか
そこを考慮し、分析していくことがこれから非常に大切になっていく。
コンテンツのみを売ろうとしているのは誰だろうか?
コンテンツ、キャラクター(人柄)、コミュニティ(繋がり)の3Cが豊かな人は誰だろうか?
どちらが信用できる作り手なのか?
真の豊かさとは果たしてなんなのか?
僕らがこれから考えていかないといけないことはそんなことのような気がします。
って感じで本日も最後までご覧いただきありがとうございます😄
それではまた次の記事でお会いしましょう
さよなら〜🙋
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