【自己紹介その1】成増塾門脇がnoteから発信したいこと

本日の誕生日をもって40歳を迎えました、門脇と申します。成増塾という東京にある小さな塾で、英語講師をしています。

これまで秘密結社的な少人数制の塾で、限られた数の生徒に向けて大学受験指導を行ってきました。愉快な指導環境に恵まれ、毎年、東大や医学部、早慶など、堅調な難関大合格実績を輩出してきたこともあり、充実した日々を過ごしてきましたが・・・
人生もおそらくは半分を過ぎて、閉ざされた指導環境にとどまるのではなく、いままでに蓄積してきた指導経験値を活かして、もっと広く世間に貢献すべきではないか、という気持ちが沸き上がってきました。また、昨今のコロナ禍にあって、多くの教育関係者が発信力を強める中、忙しさにかまけて情報発信を怠るのはいかがなものかと猛省した、そんな2020年度前半でありました。

そこで、一念発起、より多くの人(主に大学受験生でしょうが)に何らかの形で貢献を行っていきたいと思い立ち、noteとtwitterを同時に立ち上げることとしました。
全国の大学受験生に対して、微力ながら、何かしらお力添えできればと思っています。まだまだ不慣れですが、どうぞよろしくお願いいたします。

で、何を発信していこうか、緊急事態宣言中(=オンライン授業移行中)に考えまして・・・
世の中には英語学習にまつわる情報があふれています。英語学習をめぐって喧伝される玉石混交の情報を見るにつけ、もはや閉口してしまうほどです。ですから、今さらながら、多くの場所で目にするような情報発信に追随する気はありません。むしろ、自分のアドバンテージを活かすことができて、従来にない、受験生にとって真に有用な情報発信とは何かを考えました。

そこで、以下の2点を主に発信していくこととしました。

1.大学入試英語過去問の解説・分析
2.成増塾での近況

まず、1「大学入試英語過去問の解説・分析」についてです。大学入試英語過去問について、自分なりの解説・分析を積極的に公表していきたいと考えています。
大学入試過去問といえば、多くの受験生は、教学社の赤本を手に取ることでしょう。そのほかに、主要国立大学や早慶主要学部については駿台文庫の青本、私大有名学部についてはKADOKAWAの黄本も参考にされるでしょうが、やはり赤本が圧倒的なシェアを占めています。もはや赤本の解説が受験生の大半にとっての「聖典」と化しつつあるのが現状でしょう。ただし、それに満足のいっていない、合点のいかない受験生も現にいるのではないでしょうか。もっと違う角度からの解説・分析があってもよいのではないか。過去問へのアプローチについて赤本のみに依存する他ないという現状を改め、赤本以外から情報を多分に得られることは、受験生にとって決して悪いことではないと思います。そういうチャンネルを設けることが、私の願いです。つまりは、過去問解説についての「セカンド・オピニオン」を提供していきたい、というのが狙いとなります。
ただし、私の時間と能力には限界があるので、残念ながら自分のやれる範囲に限られます。ですので、どれほどのことができるかはわかりませんが、ひとまずは試しに動き出したいと考えています。

次に、2「成増塾での近況」についてです。
単刀直入に言えば、成増塾は情報発信に長けていません。実に「情弱」を極めています、苦笑。さらに言えば、情報発信については「怠慢」の一言に尽きます(そう、怠慢ですよ、怠慢!←これは、自戒の念も込めています)
私が少人数制の塾にこだわりを感じているのは、自分が理想とする教育環境に少しでも近づけるのではないかと考えているからです。私教育においては、指導の多様性があってしかるべきです。ですから、大手予備校のような指導環境とは異なるアンチ・テーゼである教育環境とは何かを、多くの人に知ってほしいと願っています。なのに、それをわかってもらうためのチャンネルがないに等しい、というのが現状です。そこで、「成増塾ではこんなことをしているよ!」という内容を、世間の方々にもっと情報公開していきたいと思います。

この情報発信が、受験生や保護者の方はもちろん、未来の指導者たちにわずかであっても伝わっていけば、きっと何かの知見を与えるきっかけくらいにはなるのではないかと信じています。

まだまだ言い足りないので、思いの丈は、今後の投稿にて吐き出していく予定です。

ちなみに、以下は、私がnoteを通じての情報発信を見送った内容です(笑)

1.英語の勉強法全般に関するブログ
TOEICやTOEFL、IELTSなどの高得点ホルダーの方、帰国子女で海外経験が豊富な方、留学経験を活かして英語指導をされている方などが、近頃では盛んに情報発信されています。そのような自分より英語力に秀でた方は世の中に大勢いらっしゃるため、その足元にも及ばない自分が、英語の勉強法についてあれこれと語るのはおこがましいと考えています。
※ただし、大学入試指導や過去問分析に限っていえば、(少なくとも私から見て)まともな情報はあまり流通していないのが実情です。そもそも、出題者と受験生の目線に立って過去問と対峙しまっとうに分析できる指導者は、案外少ないようにも感じています。ですから、「過去問を徹底分析し、スマートに大学合格を叶える」という点にかけては、一切劣らない指導力を自負しています(←これでも謙遜しています)。

2.YouTubeで授業配信
いかんせん、少人数指導の理想形を極めるがために、20年近く少人数の現場で理論と実践を重ねてきた人間ですので、一般受けするような授業は到底できやしません。そもそも地味メンな私には、映像向けの派手目な授業は毛頭無理です。映像に映えないのは重々承知しています(笑)ですので、教育系YouTuberというステージには立つことは今後もないでしょう。
※少人数指導でしかなしえない「隠微な魅力をもった授業」(笑)の本質は、どうしてもYouTubeなどの映像では再現できません。正直に言ってしまうと、現状の映像授業のレベルを見るにつけ、少人数指導の理想形を突き詰めていけば、大学入試においてはこのままでも当分安泰とすら思っています(もちろん、塾の授業料は映像よりも高額なわけですから、これは当然の対価であることはわきまえているつもりです)。
※ただし、Zoomによる双方向配信については、相応の可能性を感じています。実は当方、Zoomによる指導歴は今年で3年目になります(意外に経験値アリ、笑)。

以上2点は、不肖門脇があえて出しゃばる必要のないフィールドですので、手を突っ込むことは今後もないでしょう(多分)。

それに比べれば、「大学入試英語過去問の解説・分析」は、ネット上でもまだまだ十分な情報が出回っていませんし、まさに私の真骨頂ですから、この観点から皆さんに貢献できれば、と考えています。

「成増塾の近況」は、興味のある人は少なかろうと思いますが、とりあえずご笑覧ください、といった程度で発信していくつもりです。

具体的なリリース予定については、続報をお待ちください。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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