基礎 C# 配列変数の基礎をマスターしよう!
C#でプログラムを作るとき、複数のデータをまとめて扱う場面はよくあります。そんな時に便利なのが「配列変数」です。
配列変数とは
配列変数は、同じ型のデータを連続して格納できる変数です。例えば、10人の年齢を格納したい場合、従来の方法では10個の変数を宣言する必要がありました。しかし、配列変数を使えば、1つの変数で10人の年齢をまとめて格納することができます。
配列変数の宣言
配列変数を宣言するには、以下の形式を使用します。
データ型[] 変数名 = new データ型[要素数];
例えば、10個の整数を格納できる配列変数を宣言するには、以下のように記述します。
int[] num = new int[10];
配列変数の要素へのアクセス
配列変数の要素には、添字と呼ばれる番号を使用してアクセスします。添字は0から始まり、要素数-1までの範囲で指定できます。
例えば、num 配列の3番目の要素にアクセスするには、以下のように記述します。0から始まるので2は3番めです。間違いやすい。
int value = num[2];
配列変数の初期化
配列変数を宣言する際に、要素を初期化することもできます。初期化には、以下のような方法があります。
個別に要素を指定する方法
int[] num = new int[10] { 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10 };
配列変数の長さ
配列変数の長さは、Length プロパティを使用して取得できます。
int length = num.Length;
配列の反復処理
配列の要素を反復処理する場合は、forループやforeachループを使用します。
for (int i = 0; i < num.Length; i++)
{
Console.WriteLine(num[i]);
}
foreach (int item in num)
{
Console.WriteLine(item);
}
この記事では、C#でint型の配列変数を宣言して初期化し、配列の要素にアクセスし、値を代入する方法について説明しました。また、配列の要素を反復処理する方法も示しました。これらの基本的な操作をマスターすることで、配列を効果的に使用し、プログラムの機能を拡張することができます。