簿記論合格の秘訣:組織再編と総合問題対策
1. 組織再編の勉強はほどほどに
税理士試験の準備期間も終盤に差し掛かるこの時期、多くの予備校では法人税と同様に簿記論でも組織再編のテキストが配布されます。
しかし、実際の本試験において組織再編が出題されることは非常に稀です。そのため、組織再編の学習に過度な時間を費やすことは避けるべきです。
2. 基本知識を抑えることが重要
授業はしっかりと聞いておくことが大切ですが、組織再編についてはテキストの基本例題が解ければ十分です。
私は現在実務でも組織再編絡みの案件を担当していますが、基本知識さえあれば十分理解可能ですので、あまり心配しないでください。
3. 総合問題の反復練習が鍵
この時期に最も重要なのは、総合問題を何度も解くことです。特に、出来なかったり間違った問題の論点をテキストに戻って復習し、弱点をなくすことが合格への鍵となります。ここまで積み上げてきた知識を無駄にしないためにも、総合問題にしっかりと取り組みましょう。
4. 毎週の総合問題解き直し
毎週、数問の総合問題を解き直し、弱点を補強することが大切です。この時期こそ、総合問題を通じて全体の理解を深める大事な時期です。
組織再編の分からなさにギブアップすることなく、しっかりと総合問題に取り組んで自信をつけていきましょう。
簿記論合格のためには、組織再編に時間をかけすぎず、総合問題を中心に勉強することが重要です。基本知識を抑えつつ、総合問題を繰り返し解くことで、確実に合格を目指しましょう。試験直前のこの時期、効率的な勉強法を心がけてください。頑張ってください!