
Photo by
narukuni
税理士試験理論暗記攻略法 開拓編
理論暗記を始める前に行うべき"開拓"のステップ
理論を暗記する前に、まずは"開拓"の作業を行うことが重要です。開拓とは、これから覚える理論を整理し、効率よく暗記できるように準備するプロセスです。この作業を丁寧に行うことで、記憶の定着がスムーズになります。今回は、効果的な開拓の手順を紹介します。
1. 理論の解説を読み、重要な箇所をマークする
まずは、これから暗記する理論の解説をじっくりと読みます。その際に、以下のポイントを意識しましょう。
キーワードや重要なポイントをマークする
分かりにくい単語の意味や読み方を書き込む
特に覚えるべき部分には強調を加える(アンダーラインや色分けなど)
この作業を通じて、理論の構造を理解し、暗記しやすい形に整理していきます。
2. "一回で覚える単位"ごとに文章を区切る
次に、暗記しやすいように文章を区切ります。ここが開拓の最も重要なポイントです。
一回で覚える単位とは?
数回音読すれば、目を離しても暗唱できる量のこと
個人の勉強レベルによって異なる
初心者の場合:単語や短いフレーズごと
上級者の場合:2〜3行の文章をまとめて
一回で覚える単位を意識しながら、文章に区切り線を入れていきます。
3. 区切りごとに番号を付ける
覚えやすいように、区切った部分ごとに番号を振ります。これにより、
暗記の反復するための一つの単位になります。
どこまで覚えたかが一目で分かる
反復学習しやすくなる
例:

このように番号を付けながら、整理していきましょう。③はカッコの中です。
4. 開拓作業の完了
以上の手順を終えたら、開拓は完了です。この段階で理論の構造が明確になり、暗記作業が効率的に進められるようになります。
まとめ
理論の解説を読み、重要な箇所をマークする
一回で覚える単位ごとに文章を区切る
区切った箇所に番号を付ける
この"開拓"の作業をしっかり行うことが、これから行う理論暗記の基礎になります。