C#でオブジェクト指向の数値入力プログラムを作成しよう
はじめに
オブジェクト指向プログラミング(OOP)は、コードの再利用性と保守性を高めるための重要な手法です。C#はOOPをサポートする強力な言語であり、このアプローチを用いて数値入力プログラムを作成することで、プログラムの構造をより理解しやすくなります。本記事では、C#を使った数値入力プログラムの入力画面を作成し、その仕組みを解説します。
プロジェクトの設定
まず、Visual Studioを起動し、新しいC# Windows Formsアプリケーションプロジェクトを作成します。プロジェクト名を「NumericInputApp」とします。
クラスの設計
オブジェクト指向プログラミングでは、関連するデータや機能をクラスとして定義します。ここでは、数値を扱うための「Number」というクラスを作成します。
このクラスは、数値をプロパティとして持ち、その数値が偶数かどうかを判定するメソッドも含んでいます。
フォームのデザイン
次に、Windows Formsデザイナーを使って入力画面を作成します。フォームには以下のコントロールを配置します:
ラベル(Label): "Enter a number:"
テキストボックス(TextBox): txtNumber
ボタン(Button): btnCheck
ラベル(Label): lblResult
フォームのコード
フォームのコードビハインドに、数値入力を処理するためのコードを追加します。
プログラムの実行
プログラムを実行すると、数値を入力し、「Check」ボタンをクリックすることで、その数値が偶数か奇数かを判定して結果を表示します。これにより、簡単な数値入力画面が完成します。
本記事では、C#を使ってオブジェクト指向の数値入力プログラムを作成する方法を紹介しました。クラスの設計からフォームのデザイン、イベントハンドリングまで、基本的な手法を学ぶことができたと思います。これを基に、より複雑なアプリケーションを開発してみてください。