基礎 C# ジャグ配列:多様なデータ構造を扱う便利ツール
ジャグ配列とは
ジャグ配列(Jagged Array)は、要素の配列を要素とする配列のことを指します。つまり、配列内の各要素が配列であるという構造を持っています。C#では、2次元のジャグ配列をよく使用します。
int[][] a = new int[][]
{
new int[] {0, 1},
new int[] {2},
new int[] {3, 4, 5, 6}
};
for (int m = 0; m < a.Length; m++) // 要素数の数 つまり3
{
for (int n = 0; n < a[m].Length; n++) // 配列の箱の数 各行で異なる
{
Console.Write(a[m][n] + " ");
}
Console.WriteLine();
}
コードの動作
aという名前の2次元のジャグ配列が定義されます。各要素は1次元のint型配列です。
ネストされた2つのforループが使用され、配列の各要素が出力されます。
外側のループはジャグ配列の要素にアクセスし、内側のループは各要素の値を出力します。
実行結果
0 1
2
3 4 5 6
ジャグ配列は、配列の配列として考えられる便利な構造です。それぞれの要素のサイズが異なる場合でも対応できます。提供されたコードは、ジャグ配列の要素を効率的に出力する方法を示しています。