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税理士試験理論暗記攻略法 実行編(5)箸休め まるで念仏か(lol)
歩きながら覚える税法理論!暗記マスターへの道
税法の理論暗記ほど、受験生にとって頭を悩ませるものはない。
「じっと座っているだけでは、全然頭に入らない!」
そんな悩みを抱えていた私は、ある日ふと気づいた。
「そうだ!歩きながら覚えればいいんじゃないか?」
これは、スポーツ選手がウォーミングアップをしながら戦略を練るのと同じ発想だ。体を動かしながら勉強すれば、脳も活性化するはずだ。
廊下を往復しながら暗唱開始!
そこで私は、自宅の廊下を何往復もしながら、税法の理論を音読・暗唱することにした。最初は少し違和感があったが、次第にリズムよく進められるようになった。
「法人税法第22条!法人の各事業年度の所得の金額は、益金の額から損金の額を控除した金額とする!」
廊下を歩きながらこれを何度も繰り返す。まるで受験生ではなく、念仏を唱える僧侶のようだ。
ICレコーダーでチェック!倍速で最終確認
ただ、単に暗唱するだけでは不安なので、要所要所でICレコーダーに吹き込んで録音することにした。そして、その音声を倍速で再生し、正しく暗記できているかをチェックする。
「法人税法第22条、法人の各事業年度の…(早口)」
自分の声が機械音のように聞こえるが、これが意外と効果的なのだ。倍速再生により、より集中して聞くことができ、誤りがあればすぐに修正できる。
近所の人の視線が痛い
だが、この勉強法には一つ大きな問題があった。
それは、「周囲の目」だ。
ある日、ふと気づいたのだが、近所の人が私の家の前を通るたびに、妙な顔をしている。
「毎日、ブツブツと何かを唱えている…」
そう、外から聞こえる私の声は、どうやら宗教の修行僧のように聞こえていたらしい。
しかも、ICレコーダーに吹き込むときの声は特に不気味だったのか、ある日、隣人にこう言われた。
「最近、新しい宗教でも始めたんですか?」
いや、違う!税法を覚えているだけなのだ!
だが、この誤解を解くのは難しかった。説明しようとしても、「税法の理論暗記です!」と言ったところで、かえって怪しまれるだけだ。
仕方ないので、「ええ、まあ…」と適当にごまかしておいた。
効果は抜群!
それでも、この歩きながらの暗記法は抜群の効果を発揮した。じっと座って覚えるよりも、圧倒的に記憶の定着がよくなったのだ。
試験本番でも、廊下を歩きながら暗唱したフレーズがそのまま脳内で再生された。
「よし!この方法は正解だった!」
たとえ近所の人に怪しまれようとも、この暗記法は私にとって最高の勉強法だったのだ。
それはまるで修行僧のように (笑)
税法の理論暗記に悩んでいるなら、ぜひ「歩きながら音読・暗唱」を試してみてほしい。
・廊下を往復しながら音読する ・ICレコーダーで録音し、倍速でチェックする ・多少の周囲の誤解は気にしない
これらを実践すれば、あなたも税法暗記マスターになれるはずだ!
ただし、近所の人に怪しまれないよう、適度な音量で行うことをおすすめする(笑)。